HOME > ツーリングレポート > ランドナー補完計画御前崎オフ2020

ランドナー補完計画御前崎オフ2020<2020年2月1日〜2日走行>

静岡県最南端の碑 静岡のくりくりさんが幹事となって、毎年この時期に開催されているランドナー補完計画御前崎オフ2020に参加してきました。今回が17回目の開催となるこのオフ、私はその2回目以降で14回目の参加です。(今の勤務先は小売業のため土日は忙しいのですが、2月の御前崎と6月のメモリアルランは休みをいただいています。)

 今回は宿泊58人、日帰り2人の計60人(内、初参加8人)の参加があり、毎年相変わらずの盛況です。数日前まであまり天気は良くありませんでしたが、今回は初日はほぼ快晴、2日目はやや雲は多かったものの、両日とも気温は高めで風も弱く、昨年に続いて気持ち良いランとなりました。

 走るコースは、初日の牧ノ原台地のお茶畑、小夜の中山の檄坂と峠の茶屋での昼食、菊川と太平洋沿いの自転車道、割烹民宿聖火さんの美味しい料理と楽しい宴会、翌日の御前崎灯台の素晴らしい日の出ポタ、しらす屋ヤマカさんのしらす、相良物産さんの美味しいお茶、うおともさんの豪華ランチ、広々とした大井川リバティーなど、毎年ほぼ同じにも関わらず、何故か飽きることがありませんし、終わった途端、翌年の開催が楽しみになります。

 このオフ会は、用意周到な準備と気配りの幹事くりくりさんならではの素晴らしいものですが、コースリーダーの三パパさん、放送係&宴会仕切り役の十速会会長をはじめ、当たり前のように有形無形のサポートをかって出る参加者の皆様の尽力の賜物でもあります。このオフ会が今後とも長く続くことを願ってやみません。

走行データ

 ※ツーリングレポートトップページの一覧表から行程表のMS-EXCEL版ファイルがダウンロード可能です。

 1.行程表・プロフィールマップ 行程表  2.コース全体図 - Uploaded by XOSS to STRAVA 2020御前崎オフ

レポート要約 - 1日目:2月1日(土)

小夜の中山一里塚 土曜日の朝、自転車をインプレッサに積み込んで自宅を6時10分に出発。今回は日頃通勤や買い物に使っている軽量シティサイクルでの参加である。この自転車は丸石製で、アルミフレームに比較的軽量な部品を採用しており、シティサイクルとしてはかなり軽量な部類に入る。もっとも、ほとんどの部品は私の使い方と趣味的な考えで交換してあるが。
 いつものように東名川崎ICから高速に乗る。朝早いため、全く渋滞も無く、第二東名の島田金谷ICで高速を降りて、集合地点の新金谷駅には8時40分に到着した。

 クルマを停めて自転車を降ろしながら、すでに到着している参加者の皆さんと挨拶。何人かの方から「また、そんな自転車持ってきて」と呆れられたのは想定済みである。

 自転車の準備を終えて、いつものようにトーマス弁当で軽く腹ごしらえしながら、参加者の皆さんの到着を待ち、全員揃ったところでくりくりさんお手製地図と大井川リバティ通行許可証が配られて、ブリーフィングと初参加の皆さんの自己紹介。今回の初参加は8人で、今回は小6の男の子がお母さんと参加してきた。

 ブリーフィングが終わると、C12形164号機をバックに全員で記念撮影を行い、10時10分に駅前をスタート、今回のランが始まった。

 今日は晴天で気温も高く、風も弱いので、気持ち良くペダルが回せる。広大な茶畑の間を登っていき、「ふじのくに茶の都ミュージアム」(旧お茶の郷博物館)〜展望に優れた牧ノ原公園と辿って、菊川坂に到着。まずは一気に急勾配を下るが、やや心配だった共和の27×1・3/8タイヤのグリップとローラーブレーキの効きにも問題無く、ホッと一安心である。下り切ると、このランの最初にして最後の難関、小夜の中山の劇坂の急登となる。今回の自転車はフロント41Tシングル、リヤ14〜34T7スピードのギヤ構成で、初めからF41T×R34Tで登り始めたものの、完登常連の皆さんのような脚力は持ち合わせておらず、最初の右カーブでさっさとあきらめてしまった。そこからの急勾配は押して登ったが、その後の緩斜面からは頑張ってペダルを踏んで、小夜の中山の扇屋さんに到着。いつもの染飯(そめいい)と扇屋さん心づくしの豚汁・お汁粉の昼食とする。

 昼食後の集合写真を撮影すると午後の部がスタート。一気に下った後は、菊川沿いの田園風景の中をのんびりとペダルを回していく。毎年全く同じ道程ではあるけれど、「ああ、今年も走りに来られた」と感じるほど楽しいのが不思議だ。代官屋敷を経由して巨大な風力発電の風車の列の下、太平洋自転車道手前に到着したが、事前の予告の通り、しばらくは迂回路を進んで行く。浜岡砂丘の休憩ポイントでしばし休憩すれば、後は宿までのファーストランである。ここからは各自の脚力に応じて自然にグループが分かれ、宿には16時に到着した。

 風呂で汗を流してサッパリした後は、例年以上に豪華で新鮮な海の幸と金目鯛の煮付けなどを堪能。その後の宴会も『自転車少年』の皆さんとの歓談やじゃんけん大会、品評会などを楽しんで、床についたのだった。


レポート要約 - 2日目:2月2日(日)

参加者の皆さんの愛車の壮観な眺め 2日目の朝は朝6時に起きられる一部のメンバーで御前崎灯台から日の出を拝むことが恒例となっている。私は5時半近くに目が覚めてしまい、そのまま起きてしまった。参加メンバーが揃ったところで、灯台に向かい、しばし日の出を待つ。残念ながら雲に遮られた日の出だったが、雲の上に太陽が顔を出す直前の光景が実に綺麗だったのは収穫だった。

 宿に戻って朝食をいただく。野菜を食さない某氏からは、いつものようにサラダが差し入れられた(笑)朝食後、身支度を済ませて外に出てみると、やや雲は多いものの、風もそれほどでもなく、絶好のサイクリング日和というところ。

 宿をバックに集合写真を撮影し、9時5分に出発。例年同様、まずは御前崎灯台に登り、その後は静岡鉄道駿遠線廃線跡を利用した太平洋岸自転車道を進む。
 小堤山トンネルで小休止してから、これも数年前から恒例となっている、しらす屋ヤマカさんとお茶の相良物産さんでのおみやげ爆買いを楽しむ。
 しらす屋ヤマカさんには、昨年に続いて地元の女性サイクリストが待ち受けていた。彼女はプロのイラストレータで、彼女の著作である、静岡県内のサイクリングスポットを走り見どころを描いたイラストエッセイ「自転車でめぐる静岡スケッチ帖」やオリジナルマグカップ、サコッシュなどを持ってきており、多くの参加者の皆さんが買い求めていた。

 爆買いが終わって相良物産さんを後にすると、8キロ弱で静波海岸の広い駐車場に着く。昼食は毎度お楽しみのうおともさんの豪華ケータリングサービスである。今回もそれほど風も強くなく、砂のふりかけがかかることもなく美味しいお弁当を堪能することが出来た。

 昼食後は小山城公園でのトイレ休憩を挟んで大井川リバティに入る。リバティもそれほど風は吹いておらず、皆さんと歓談しながら走り、蓬莱橋には14時50分に到着し。全員揃ったところで蓬莱橋を背景に集合写真を撮影して、島田駅からの輪行組の皆さんとはここでお別れ。残ったメンバーは新金谷駅には15時20分に到着した。

 参加者の皆さんが相次いで帰路に着く中、私も15時45分過ぎに出発、海老名付近でいつもの休日渋滞はあったが、19時少し前に無事帰宅した。

 ということで、天候に恵まれて例年同様実に楽しい2日間のランが終わった。前カゴ付きのフルアルミ軽量シティサイクルにもトラブルは無く、充分な働きをしてくれた。御前崎オフは終わった途端に来年の2月が待ち遠しくなる、そんな素晴らしいランで、今後も可能な限り参加したいと思う。




−−< ランドナー補完計画御前崎オフ2020 フォトレポート >−−

 

inserted by FC2 system