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2020年走り初め和田峠<2020年1月2日走行>

和田峠手前から見る富士山  1月2日の水曜日、毎年恒例の走り初めとして和田峠を越えてきました。走り始め和田峠は今回で10年連続10回目で、毎年1月2日の正午前後に和田峠に集合という形式です。
 今回はここ1年半ほどサイクリングに使っていなかった電動アシストクロスで走ろうと思い、国道20号と陣馬街道の分岐地点である追分交差点近くにあるコインパーキングにクルマを停め、昨年同様、追分〜大垂水峠〜和田峠〜醍醐峠〜追分の周回コースとしました。

 当日朝、クルマに自転車を積み込んで自宅を7時35分に出発。コインパーキングには8時25分に到着して、自転車を降ろして8時45分過ぎに出発しました。

 気温は低いものの空は真っ青な晴天の下、電動アシスト特有の後ろから押される感じで軽快に進んで行きます。初詣の参拝客で駐車場が既に満車となっている高尾山口駅前を過ぎて、大垂水峠への約6km弱の登りにかかります。
 のんびりとペダルを回しながらも20分ほどで大垂水峠に到着し、相模湖側に下ります。この自転車は最近メカニカルディスクからオイルディスクブレーキに換装しましたが、引きが軽くて制動力の微妙な増減も容易で、ダウンヒルの安心感が増しています。

 下り切って相模湖駅前を通過し、いつものように吉野郵便局手前のコンビニで食料を調達がてら小休止。再びサドルに跨がり、吉野郵便局の交差点を10時10分に右折して和田峠に向かいます。

 初めて和田峠を越えた1974年1月2日以来、何度となく走っているお気に入りの道を進み、中央本線の踏切を渡ります。しばらく走ると、県道521号線となっている和田林道に合流します。このあたりから勾配が徐々に増してきますが、今日は電動アシストパワーの威力でぐんぐん登って行き、和田峠まで残り3km弱の和田浄水場前にはいつもの半分の時間で到着しました。

 ここから和田峠までは12%以上の勾配が連続し、いつもなら脚力の無い私にはきつい道程となりますが、今日は息を切らすことも心拍数が上昇することもなく、富士山眺望ポイントに到着。今日は青空の下の雄大な富士山を眺めることが出来ました。しばし眺望を堪能してから、和田峠には11時07分に到着しました。昨年に比べて45分以上の早着です(笑)

 さすがにまだ参加者は到着していませんから、一人早めの昼食を摂りながら待つことにしました。やがて正午近くに常連メンバーとして参加して下さっているTさんが醍醐林道経由で到着。Tさんも日常用のアップハンドル・フロントシングルの自転車に乗ってこられました。

 Tさんと二人、街の自転車店の内輪ネタで歓談しながら後続を待ちましたが、どうやら今回は2名のみのようで、13時少し前に林道開通記念碑の前で集合写真(笑)を撮って解散としました。Tさんは和田林道を、私は醍醐林道経由でそれぞれ八王子側に下ります。醍醐林道は昨年の台風の影響でかなり荒れている箇所もありましたが、無事下り切って、陣馬街道を進みます。

 その後、追分交差点のコインパーキングには14時12分に到着、自転車を積み込んで自宅には16時前に帰宅しました。終日気持ち良い晴天が続き、電動アシストの威力で全く疲労感も無く、今年の初走りも楽しい一日でした。
 参加していただいたTさん、ありがとうございました。


走行データ

 ※ツーリングレポートトップページの一覧表から行程表のMS-EXCEL版ファイルがダウンロード可能です。

 1.走行記録 走行記録  2.プロフィールマップ プロフィールマップ  3.コース図 コース全体図


フォトレポート

追分交差点近くのコインパーキングに到着して、自転車を降ろす。
穏やかな晴天の下を8時過ぎに出発。京王線高尾山口駅の駐車場は初詣客で大賑わい。
高尾山口駅前を過ぎ、大垂水峠に向かう。
大垂水峠への登り。空気が冷たい。
9時半過ぎ、大垂水峠に到着。電動アシストパワーで、ほとんど足は使わない登りだった。
相模湖への下りも、最近換装したオイルディスクブレーキの威力で安心感が増していた。
いつものように、吉野郵便局手前のコンビニで食料を調達してから、和田峠方面に進む。
吉野からの佇まいがお気に入りの道。
中央本線沢井沢踏切を渡る。
県道521号線となっている和田林道に合流。ここから本格的な峠路となる。
峠手前の最後の集落に入る。
今から45年近く前、1975年4月に撮影した左の写真とほぼ同位置の写真。当時の和田林道は文字通りの林道だった。
和田浄水場前で軽く一休み。和田峠までは残り3km弱。
この辺りからは12%以上の勾配箇所もあるが、今日は軽やかなペースで登って行く。
法面崩落により2017年10月頃から通行止めとなっていた区間の迂回路。
尾根筋に近くなって、視界が開けてきた。
富士山ビューポイントで小休止。
今回は気持ち良く晴れて、富士山頂付近も素晴らしい眺めだった。
ビューポイントを後にして少し走ると和田峠である。
和田峠到着は11時7分。昨年よりも45分以上の早着だった。もちろんまだどなたも来ていない。
林道醍醐線は昨秋の台風の影響で、かなりひどい状態らしく、クルマは通行止め。
正午近くに常連参加者のお一人のTさんが到着。Tさんも日常用のアップハンドル・フロントシングルの自転車で、この2台は峠に来ていたロードバイクの対極にある感じ(笑)
参加していただいたTさん、お疲れ様でした。ということで、今回は2名での集合写真。

解散後、林道醍醐線を登って来たTさんはいつものように和田林道を下って行った。
こちらは林道醍醐線に入る。
醍醐峠に到着。開放感があって気持ち良い峠で、私の好きな峠の一つ。

醍醐峠を下り始めると、路面は荒れてきた。
しばらく下ると、台風の爪痕が。
倒木が完全に道を塞いでいる。
舗装もかなりやられていた。
林道醍醐線もここで終わり。
あとは陣馬街道を走ってスタート地点に戻るだけである。
ということで、10年連続10回目の走り初め和田峠ランも無事終了した。
参加していただいたTさん、ありがとうございました。



−−< 2020年走り初め和田峠 フォトレポート 完 >−−

 

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