2005今井彬彦メモリアルランNo.2:杖突峠〜金沢峠〜町道高嶺線〜小豆坂トンネル〜高遠〜JR伊那市駅
No.2:杖突峠〜金沢峠〜町道高嶺線〜小豆坂トンネル〜高遠〜JR伊那市駅
これから走る町道高嶺線は、千代田湖の先で町道入笠線と分岐する延長約15kmにわたるロングダートの道である。このような長いダートはここしばらく走っていないので、とても楽しみだが、起点まではまだまだ厳しい登りが続くのであった・・・・。
ここがゴルフ場脇の一つ目のピークである。
少ししてNさんも上がってきた。
結局総勢4人が途中まで同一コースである。
ピークから一度下り、再び登り返す。
もう一度下ると、そこが千代田湖である。
静かなただすまいの千代田湖畔はキャンプ場も併設されている。千代田湖で休んでいると、Mさんも到着。芝平峠から青柳に下るとの事。
千代田湖を出発すると、すぐに金沢峠の分岐である。
金沢峠分岐から芝平峠に続く道は意外に勾配があって、なかなか踏み応えのある道である。
せとものさん(?)は、ここから金沢峠旧道に入っていかれた。
我々は芝平峠方面へ。
この道は日陰がほとんどなく、たっぷり汗がかける登りである(苦笑)
ようやく芝平峠手前の分岐地点に到着。
Nさんは一休みしてから、芝平峠方面に登っていかれた。
まもなくMさんも到着。
これからの町道高嶺線に備えて、エネルギー補給のウイダーを出そうとしている私。
※Sさん撮影
Mさんにここからのコースを説明中の私。
※Sさん撮影
私とSさんは、いよいよ町道高嶺線に入る。起点からしばらくはよく締まったフラットダートが続くのだが、ところどころガレているところもある。やがて何かが自転車から離れてすっ飛んでいった気がして停車すると・・・・
なんと、お手製LED式ソービッツのヘッドレンズ・反射鏡・リチウムバッテリー1個が無くなっていた。しばし探したが潔くあきらめ、とりあえず前面をビニールテープで塞いで先を急ぐことにした。
※Sさん撮影
この道は全体的には下り基調であり、こうして快適に下る箇所もあれば、
このような平坦な部分もあり、
そして疲れた脚にはややしんどい上りも出現する。
それでも更に進んで行くと、やがて明確なダウンヒルとなり、荒れた路面からフロントフォークに伝わる激しい振動に耐えながら、ひたすら下るだけとなった。
更に下り勾配が急になってきて、このようなヘアピンカーブの下りが連続する。
まもなく分岐地点に到着。
我々は左の道を取り、更に下って行く。
そして起点から15.4km。ついに舗装路面となった。いやあ、久しぶりに荒れた林道走りを堪能した気分である。
もっともSさんはちょっと飽きたらしい(笑)集落の間を一気に駆け下り、町道に出て右折すると小豆坂トンネルである。トンネルを抜けると国道152号線に合流、あとは一気に高遠方面に下るだけである。
ちょっと風情のある高遠市街を、ややペースを落として走っていく。伊那市街まで、あと9km。
伊那市への道をせっせとペダルを踏んで快走するSさん。
そして16時55分、JR飯田線伊那市駅に到着した。そう言えば1981年8月の夏ツーリングは、この駅が起点だった。その時は女沢峠〜駒ヶ根高原〜分杭峠と登り、秋葉街道から当時の国鉄二俣線に抜けたのだった。
それにしても「TSUTAYA」の看板が見えるところに、つくづく25年近くの月日の経過を感じる。今回はここから輪行。※Sさん撮影
という事で、無事予定のコースを走破し、伊那市駅で列車に乗り込んで、今回のメモリアルランが終わった。
今回も天気に恵まれ、多くの自転車愛好者諸兄との歓談、諏訪湖やアルプスの展望、そしてロングダートコースの走行と、盛り沢山の内容を存分に楽しめた1日だった。
杖突峠でご一緒した皆さん、そして高嶺線をご同行いただいたSさん、どうもありがとうございました。
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