フォトレポート:2011夏ツーリング初日

TOP > サイクルツーリングレポート > 2011夏ツーリング:高峰高原〜青木村 > フォトレポート:2011夏ツーリング初日

 

初日:道の駅雷電くるみの里〜車坂峠〜コマクサ峠〜地蔵峠〜道の駅雷電くるみの里

 当日朝は自宅を5時過ぎに出発。関越道・上信越道と高速を走って、小諸インターで高速を降り、道の駅雷電くるみの里には8時半過ぎに到着した。

 初日はこの道の駅をベースに、高峰高原〜湯ノ丸高原の左回りの周回で、車坂峠、コマクサ峠、地蔵峠の3つの峠を越える。もっとも、最後の地蔵峠はコマクサ峠から下っての到着なので、越えるという表現は合っていないが。

 ゆっくり準備して道の駅を9時20分に出発。まずは車坂峠を目指して県道130号線を登り始める。しかし、33度近い気温と強い日差しで、体にはかなり厳しい走行となり、標高1000mを過ぎたあたりで気分が悪くなってきた。もしかしたら熱中症の一歩手前かなとも考えられ、思わず木陰で座り込んでしまったのだった ・・・


今回の相棒は11速仕様スポルティーフ。 試行錯誤の結果、チェーンホイールは11速専用でなくても支障無い事がわかったので、手持ちのリッチーロジッククランクとTAネリウスアウター、PMPインナーの組み合わせに換装してみた。今回のプランの標高差と登る距離を考えて、フロント48×33T、リヤ12-29Tという、もはやスポルティーフなどと書くのが恥ずかしいワイドレシオである。


みちの駅雷電くるみの里に到着。

自転車をクルマから降ろして準備完了。

焼け付くような暑さの中を出発。

ここから左折して菱野温泉方向に向かう。

奥に見えるのは全国棚田百選にも選ばれている宇坪入の棚田である。

絶好の晴天だが、暑過ぎて全く力が入らないばかりか、気分が悪くなってきた。

菱野温泉の庭園の日蔭でおもわずへたり込む。

何か体温も上昇している感じで、結局この庭園の日蔭で座り込んで様子を見ることにした。

しばらく様子を見ていると、なんとか落ち着いてきたので、再びサドルにまたがって出発した。

この看板、シクロツーリスト誌にも掲載されていましたね。

それにしても全くペースが上がらず、今回はきついきつい。それでも後4キロ。

お約束のカーブミラー自画像(笑)

行き交うクルマやバイクも少なく、ほとんど一人で道を占有している感じ。

後2キロ。

標高1800メートルあたりで、やや霧が出てきた。気温もだいぶ下がってきて、少し楽になってきたのが嬉しい。

それでも時折このような急勾配が現れる。

そろそろ車坂峠に近づいてきたようだ。

レストハウスが見えてきた。

12時ジャスト、ようやく車坂峠に到着した。

こちらのカップルは途中で軽々と私を追い越して行ったマラソンの女性と普通のミニサイクルで後から追いかけてきた伴走の男性。こういう峠道を走るのが趣味の市民ランナーとのこと。

さきほどまでの霧が消えて、浅間山方面の見事な絶景が目の前に広がった。いやあ、頑張って登ってきて良かった(苦笑)

レストハウスのテラスで昼食とする。

先ほどのカップルが軽快な足取りで下って行った。

この時期、湯の丸高峰林道は土日祝日はマイカー規制となっている。

昼食後は、湯の丸高峰林道をコマクサ峠に向かう。


湯の丸高峰林道はマイカーで訪れる人も多いためか、ダートではあるが、勾配も緩く、とても走りやすく気持ちの良い道が続く。

そして標高2,040メートルのコマクサ峠に到着。久し振りの2,000メートル超の峠である。

コマクサ峠の一帯は池の平湿原という高山植物の宝庫である。

コマクサ峠からは下りとなり、約4キロほどで湯の丸高原に到着。

湯の丸高原からは快適な舗装路の下り。

そして地蔵峠に到着した。

ロッジの屋根には日本海と太平洋の中央分水嶺とあった。

さあ、ここからみちの駅までは標高差1,000メートルのダウンヒルである。

地蔵峠からの下りはカーブも緩く、ハイスピードで一気に駆け下りた。

別府交差点から左折すれば、みちの駅はすぐである。

15時過ぎに無事みちの駅に到着し、洗面所で汗を洗い流し、しばし休んでから、今日の投宿先の鹿教湯温泉に向かった。

今日はこの宿でのんびり温泉に浸かり、疲れを癒すことにしよう。

初日はなんとか予定のコースを完走したものの、あまりの暑さに登り始めでかなり体力を消耗した。明日もさらに暑いという予報であり、保福寺峠の登りもきつい思いをしそうだ。


−−−< 2日目フォトレポートに続く  >−−−

 

TOP > サイクルツーリングレポート > 2011夏ツーリング:高峰高原〜青木村 > フォトレポート:2011夏ツーリング初日

 

inserted by FC2 system