ツーリングレポート:猿橋〜松姫峠〜今川峠〜のめこい湯〜奥多摩湖

  ツーリングレポートトップページに戻ります  松姫峠・今川峠越え先頭ページに戻ります


猿橋駅〜ふかしろ湖〜松姫峠〜小菅村〜今川峠〜丹波山村のめこい湯〜奥多摩駅

  各地の紅葉のニュースを目にしていたので、輪行が楽で軽量なバッタリンで久し振りに松姫の紅葉を楽しもうと思い、晴の天気予報の本日決行。過去10数回、松姫は奥多摩側から走っているが、今回は広い空と紅葉の遠望を期待して猿橋から登る事にした。


JR中央本線猿橋駅。

駅を出発してコンビニ角を左折、中央道の下をくぐる。

道筋の家の庭先には柿がたわわに実っていた。

緩やかな登り勾配の道を直進する。


このあたりはまだ標高も低く、紅葉はちらほらあるのみ。

道は少しずつ標高をかせいでいく。クルマも少なく、快適にペダルを回しながら、まずはふかしろ湖を目指していった。

やがて前方にアーチ橋が見えてくると、まもなくふかしろ湖である。そろそろ紅葉の木々が増えてきた。

ふかしろ湖のダムを過ぎて、林道真木小金沢線の起点でもある公園に到着する。

この案内図を見る限り、真木小金沢線は通行可能に見える。

しかし、起点のトンネルはこのように通行止めである。

トイレのある休憩ポイントで小休止。

休憩ポイントとした公園の遠景。紅葉と緑のコントラストが美しい。

休憩ポイントを出発すると、内部でカーブしている2つのトンネルを経て、道は一気に標高をかせいでいくようになる。

はるか前方の山の稜線近くに、これから登っていく道が続いているのが見えてきた。

じょじょに紅葉が目立ってくる中を、ペダルをくるくる回して、のんびりと登って行く。

開放的な空の下を等高線に沿って少しずつ高度をかせいでいくこの道は、ふと気づくと、登ってきた道が下に見えて、なかなか楽しい登りである。今日は寒くもなく暑くもなく、ヒルクライムにはちょうど良い感じである。


時々やや勾配がきつくなる箇所もあるが、遠くの山々の眺望を楽しみながら標高をかせいでいくので、それほど疲れも感じる事なく、実に心地よい。


 

 


九十九折りの登り勾配を上っていくごとに、色づいた木々が増えていく。

今までの松姫峠越えでは、この景色をダウンヒル開始直後に見下ろしていたが、今回は初めて登り途中で見ることになった。いつ訪れても、この景色には圧倒される。

ここまで来れば、もうまもなく峠である。

そして見慣れた峠のピークが見えてきた。


 

松姫峠に到着。
このアングルから見ると、舗装こそされているものの、31年前の11月に初めて訪れた時と変わらない雰囲気である。

この時期限定運行のバス。鶴峠、小菅の湯を経由している。

熟年夫婦が乗ってきた本格的なトライク。ヘッドホンを通じて会話出来るようになっており、コンポやナビも装備していた。ご主人はクルマより楽だとおっしゃっていた。

小菅方向に一気に下る。こちら側はあまり眺望は得られず、ひたすら下るのみである。

あっという間に小永田まで下り、そのまま直進して小菅に向かった。

写真では再現出来ないが、非常にキレイに色づいていた。

小菅から今川峠を越えて丹波山村に向かう。それにしても前方の勾配が気になる。


今川峠みちは距離は短いが、けっこうな勾配であり、連続するヘアピンカーブで一気に登り詰める感じである。

 

全く眺望は得られず、ただひたすらペダルを踏んでいく。けっこうしんどい登りである。

今川峠頂上は切り通しとなっていた。

下り始めると、ようやく視界が開けてきた。

峠道を下りきって村役場前を通過し、青梅街道に突き当たる。そこから右折してすぐのところに、日帰り温泉『のめこい湯』がある。この温泉も今日の目的の一つだったので、ゆっくりとお湯に浸かり、休憩室でのんびり横になった。

温泉でのんびりした後は、青梅街道を奥多摩方向に下り、途中で美味しいと評判の『のんきや』のラーメンで小腹を満たし、奥多摩湖に立ち寄った。

奥多摩湖は意外に行楽客が多く、結構な賑わいだった。


その後、奥多摩湖から奥多摩駅まで来たところで、そろそろ日没も近くなってきたので、ここで輪行することにした。今回は天気もまあまあで、久し振りの松姫峠の登りと眺望を楽しんだ。秋の奥多摩を味わう事が出来て、まずは良かったというところである。

 

−−−< 松姫峠・今川峠越え フォトレポート 完 >−−−
 

  ツーリングレポートトップページに戻ります  松姫峠・今川峠越え先頭ページに戻ります

inserted by FC2 system