7時前、朝のポタリングに参加する皆さんが部屋から出てきた。夕べは遅くまで起きていただろうに、元気な人達である。
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S氏のクラブモデル。実に凝った自転車でスペシャル工作が随所に施されている。
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さて、そろそろ出発である。
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宿舎から少し下り、蓼科湖への道を辿る。
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なんだかんだと半数以上の皆さんが参加しているようである。
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風も無く爽やかに晴れた朝の蓼科湖。
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湖畔をノンビリとポタリング。
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湖畔で一休み。早速始まる自転車談義。
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静かな湖面が景色を映している。
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蓼科湖から再び宿舎に戻る。朝食前のちょっとした運動で、皆さんうっすらと汗をかきながら登ってくる。
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朝食は新鮮な野菜が美味しく、トーストは食べ放題、コーヒーや牛乳も飲み放題である。
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朝食が終わり、皆さんそろそろ帰り仕度であるが、その間にも自転車談義(笑)
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私も準備が終わり、談笑が続く皆さんに挨拶を済ませて、宿舎を後にした。また来年も会いましょう。
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・・・・という事で、ここからはソロツーリングの開始である。まずは麦草峠を越えて小海線側に下らなければならないので、メルヘン街道に向かった。
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ここからメルヘン街道方面に分岐する。
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途中から別荘地に入り、静かなたたずまいの別荘地をのんびりと進んで行く。
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さて、いよいよ麦草峠に向かう。ここは標高1400mであるから、標高差約700mのヒルクライムである。
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標高が100m上がる毎に現れる標識を励みに、のんびりとペダルを回して行く。TOM参加者の皆さんのクルマが数台追い越して行った。
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標高2000mを越えると勾配はごく緩やかになるが、かなり霧が出てきた。
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出発して約2時間で麦草ヒュッテに到着。
ヒュッテでカレーライスとホットコーヒーの軽いランチを済ませた。
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麦草峠頂上から松原湖までは標高差約1000mの快適なダウンヒルとなる。
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八千穂高原との分岐を右に入り、松原湖を目指して更に下っていく。
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下るにつれて少しずつ青空が広がって来て、遠望が見渡せるようになってきた。
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下り始めて約35分であっという間に松原湖に到着し、ここで小休止。
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小海線佐久の海口駅。本屋は典型的な国鉄標準型のありふれたローカル駅である。
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野辺山までは緩い登り勾配が続く。すっかり晴れ上がってきて、かなり暑い中をひたすら上っていく。
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残暑を思わせる空の下に広大な野菜畑が続き、いかにも高原地帯の雰囲気。
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野辺山高原に入った。
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この直線道路の奥まで進むと・・・・
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野辺山駅を少し過ぎたところに鉄道最高地点に到着する。標高は1375mである。
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鉄道最高地点を過ぎてまもなく、長野と山梨の県境を越える。
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清里を過ぎ、快適な下り基調の道を飛ばして行く。八ヶ岳はいつの間にか北西方面になっている。
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この辺り、非常に雄大な風景で、実に気持ちよい走りが楽しめる。
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前方に見えるのは平成10年に竣工した八ヶ岳高原大橋。日本有数の高橋脚(最大74m)、長大スパンのトラス橋で、回りの雄大な風景とうまくマッチしている。当初は有料道路だったが、赤字続きで2005年から無料開放されたとのこと。
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これが橋の上から写した南東方向の遠望。富士山が綺麗なシルエットで浮かび上がっている。
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ちなみに歩道は片側にしか設置されていないので、撮影時はクルマに要注意である。
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大橋を渡って約1kmで甲斐大泉駅方面との分岐である。駅までの登り勾配をヘロヘロと登って、駅前の観光案内所で本日の宿を確保した。線路を挟んだ反対側のペンションである。
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宿に到着したのは午後4時過ぎであったが、隣の甲斐小泉に昔の同級生が住んでいるので連絡してみると、早速クルマで迎えに来てくれた。夕食までと夕食後に、その同級生と楽しい一時を過ごして、2日目が終わった。
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