東海道の難所から海の難所遠州灘へ:2

  前ページに 戻ります  東海道の難所から海の難所遠州灘へ 先頭ページに戻ります

2月6日(日):割烹民宿「聖火」〜相良海岸〜榛原海岸〜大井川〜蓬莱橋〜新金谷駅

< 海岸線沿いの自転車道、 廃鉄跡、美味いウナギ弁当、越すに越されぬ大井川 >

 2日目は風も穏やかで気温も高く、絶好のサイクリング日和である。本日のコースは、しばらく海岸線を北上してから、旧静岡鉄道駿遠線廃線跡の自転車道を走り、小山城公園での昼食ののち、大井川を遡って新金谷駅に戻るルートである。厳しい勾配も無く、ハンドルを並べてのんびり会話しながら走ることが出来そうだ・・・・。

(07:51)

首都圏組はいつも朝食が早い。
夕べ皆さんから散々いたぶられていたM裏さんも元気である(笑)


(07:51)

朝食。


(09:08)

くりくりさんは10時過ぎの出発を覚悟していたようだったが、9時過ぎには皆さん出発の準備が整っている。基本的にサイクリストは時間にはきちんとしている感じがする。


(09:16)

お世話になった宿の皆さんに挨拶して、いよいよ出発。今朝は風もおだやかで暖かく、のんびり楽しめそうだ。


(09:31)

ヤシの木通りは道も広く、とても走りやすい。


(09:37)

一列縦隊で進む参加メンバー皆さんも穏やかな天気の中、楽しそうだ。


(09:51)

地頭方手前で、静岡鉄道駿遠線廃線跡を利用した自転車道に入る。地頭方駅の跡は比較的よく残されている。


(09:54)

駿遠線は藤枝から榛原〜相良を経由して袋井駅を結んでいた日本最長の軽便鉄道で、全長は約65kmに及んでいた。
しかしバスやトラックマイカーの普及につれて、輸送量が少ない軽便鉄道としての弱点により、順次廃止され、昭和45年、大井川〜新藤枝間の廃止により、その歴史を閉じたのである。


(10:07)

小堤山トンネルは駿遠線唯一のトンネルで、煉瓦が美しい。


(10:11)

しばし小休止。


(10:22)

小堤山トンネルを抜けてしばらく走ると相良の町に入る。ここは塩の道の起点の碑。


(10:30)

塩の道の起点の近くには根上り松がある。地元では地震の大津波で根が洗われたとの言い伝えがあるが、実際には風で根元の砂が飛んだ結果との事らしい。少し調べてみたら、根上り松は日本中に点在しているようである。


(10:38)

市内から再び海岸に出た。


(10:39)

広い砂浜が続く相良サンビーチ。


(10:51)

ここは海水から塩を作る製塩の体験が出来る施設。


(10:55)

大根の出荷準備中(?)


(11:07)

グリーンのTOEI号のお2人が仲良く並んで。


(11:21)

榛原海岸にてトイレタイム。


(11:44)

勝間田川を渡る。川岸ではたくさんの鴨がひなたぼっこ中である。


(11:46)

小山城公園での昼食めざして、県道34号線に沿って走っていく。


(11:54)

お腹をすかせた集団が小山城公園に吸い込まれていく。なにしろ美味いウナギが待っているのだから。


(12:10)

駐車場は月1回(?)の楽市、まあフリーマーケットに近い感じの催しが開催中であった。


(12:14)

(12:15)

待っていたウナギ弁当が届いた。くりくりさんが加工場に頼んで家内工業で作ってもらったウナギ弁当である。本当は駐車場の方で食べるはずだったが、場所がないので、1つのグループは公園入り口前で食べ始めた。


(12:16)

で、あぶれたグループは、小学生の遠足よろしくきちんと一列に整列して、道路脇で食べる。
う〜ん、なんか異様な光景と思ったのは私だけ?
とても自転車乗りとは思えない人もいるけど(笑)、食べる姿が相似形の2人+上半身相似の1人、どんな時もカメラを向けるとカメラ目線になる人・・・・等々、今時ニッカー姿がこんなに多いグループだって異様なのに(苦笑)


(12:37)

愛子のパパさんがコしヤマさんのリカを試乗。一発で乗れるところはさすが。


(12:45)

さて昼食も済んで、小山城公園をあとにする。


(13:00)

大井川を渡り対岸に向かう。それにしても巾広い。


(13:14)

対岸には広くて走りやすい自転車道が続いている。道幅一杯に広がった堂々の行進は、まるでGメン75のオープニングみたい(笑)


(13:30)

蓬莱橋は世界最長の木造歩道橋だそうだ。下の由来を見て初めて知った(笑)
ギネスによれば、以下のように記載されている。
"Longest Wooden Toll Footbridge A wooden toll bridge across the Oi River in the middle of Shizuoka Prefecture, Japan, measures 897.422 m (2,944 ft). Called the Horai Bridge, it was first built in 1867, and was rebuilt in the 1960s because of flooding."

 


(13:37)

蓬莱橋のたもとで見掛けたサイクリング中ファミリーの自転車。ラン補をよく見ているというお父さんはCINELLIだった。誰だい、「CHEUBI」って言ったのは。あっ、岩田さんか(笑)


(13:41)

のんびり走っていた参加者も、続々蓬莱橋に到着。最後にゴールして拍手を浴びたのは・・・・。


(13:54)

蓬莱橋を歩く参加者達。


(13:59)

約600m進んだところで工事のため通行止め。お互いに撮影しあっているのもなんか可笑しいですね。


(14:01)

滔々とながれる大井川の川面に陽差しが反射して、美しい。「GAMIさん、絶対撮影すると思った」と言われてしまった(^_^;


(14:06)

のんびり帰ってきた参加者達。


(14:16)

くりくりさんが、とりあえず解散を宣言。拍手して、さてゴールに向けて走り出した途端、「パンクですぅ〜」という誰かの声が響いた。


(14:18)

パンクの主はまる むさんであった。さすがに手つきも鮮やかで、みんなが取り囲んで見守る中、涼しい顔でチューブを交換(笑)


(14:30)

無事修理も終わり、再び走り始める。JRの鉄橋が見えて来ると、ゴールはまもなくである。


(14:42)

島田宿大井川川越遺跡に到着。
ここで本当の解散となり、最寄り駅の島田駅、スタート地点の新金谷駅、それぞれの駅に向かうことになった。


(15:02)

新金谷駅組は3時ジャストに到着。
お互いの健脚振りを讃え合う(?)、イヤスコ犬さんとまる むさん。このお二人は本当に速かったです。


(15:16)

帰り支度をしながらも、相変わらず自転車談義を続ける懲りない面々。


(15:18)

自転車を積み込む面々。ひでさんのクルマには4台を分解して詰め込んでいる。ゆうまちんの自転車はサドルポジションが変化しているような(笑)

  という事で楽しかった2日間も終わり、参加者はそれぞれ帰宅の途についたのである。大きなトラブルもケガもなく終わって何よりである。主催者のくりくりさんをはじめ、皆様ありがとうございました。7月にまた予定するという事で、今から楽しみです。



−−−< 東海道の難所から海の難所遠州灘へ フォトレポート完
 >−−−


  前ページに 戻ります  東海道の難所から海の難所遠州灘へ 先頭ページに戻ります

inserted by FC2 system