峠越えを中心としたサイクルツーリングの記録、ちょっと懐かしい峠みちやカタログ、70年代〜80年代のヨーロッパのロードレース、プラモデル製作などについてご紹介しています。
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Part101:1989年 日東ハンドル
Part101は1989年の日東ハンドルです。
現在の社名は「株式会社 日 東」ですが、当時の社名は「日東ハンドル製作所」です。企業規模は小さいものの、ハンドルバーやステムを中心とした専業メーカーとして頑張っています。
古くからのサイクリストであれば、ユニバーシアード105やMod55、パールステムなどは一度ならずとも使った方が多いですし、シートピラー、各種キャリヤ、ボトルケージなども定評があります。
今回の掲載にあたっては、保管してある28年前のカタログをスキャンし直して全ページ掲載いたしました。
なお、現在の公式サイトは下記のURLです。
http://nitto-tokyo.sakura.ne.jp/index.html
カタログのご紹介
表1:デザインは1966年に発行されて以来、現在(2017年)に至るまで同一です。3本の線はハンドル形状を模しています。
P01:コラムと突き出し部の角度が90度のステムが紹介されています。
P02:90度のステムの紹介と目次です。MTBやエアロ、BMX対応の製品もラインナップされています。
P03:MTB用の前上がり形状のステムです。Fブレーキワイヤーを通せるようになっています。
P04:こちらもMTB用ステムで、MT-2はアヘッド兼用タイプでしょうか。
P05:MTB用ハンドルバーです。ドロップバーもラインナップされています。
P06:いわゆるTT用ファニーバイクのハンドルです。
P07:NJS公認の競輪用ハンドルバーです。
P08:こちらも競輪用のステムとハンドルバーです。
P09:ロード用ドロップバー。私達ホビーサイクリストにもなじみ深い製品群で、私は今もMod.55を使っています。
P10:こちらもロード用ドロップバーです。私自身も105は何本も使いました。
P11:ロード用ステムです。パールはNP、テクノミック-AはNTC-Aに製品名が変わりましたが、定番の現行品です。
P12:テクノミックとヤングは普及価格帯の製品で、マスプロ車にも多く採用されていました。
P13:各種オールランダーバー。
P14:プロムナードバー。B602/B602Hはフルオーダーで製作される高級散歩車にはよく使われていました。
P15:ポステムはスチール製の一般用ステムです。
P16:この頃はまだタンデム用リヤステムも紹介されています。
P17:1本締め仕様のシートピラー、軽合斜ウス仕様の引き上げ棒セット、ステムにハンドルバーを通しやすくする工具。
P18:BMX用ステム/ハンドルバー。
P19:トライアスロン用ハンドルバー、前乗り姿勢用シートピラー。
P20:トライアスロン用ハンドルバーとステムはマークが刻印されています。ランドナーバーは今も定番です。
P21:パールステムに取り付け可能なキャリアとバッグのセットです。最近、キャリアのみ復刻されました。
P22:サイクルスタンドと、今でも愛用者が多いキャンピングキャリア。
表4:裏表紙。当時の所在地は荒川区でした。