フォトレポート:2012今井彬彦メモリアルラン

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諏訪湖〜安国寺〜杖突峠〜松尾峠〜後山〜有賀峠〜諏訪湖

 今回で11回目となった今井彬彦メモリアルラン開催日当日の朝5時過ぎ、クルマに相棒を積んで出発。 これくらい早い時間帯だと中央道の渋滞もなく、7時ちょっと前に諏訪中央公園の駐車場に到着した。 杖突峠に正午集合なので、かなり余裕のある時間であるが、早めに杖突峠に行ってのんびり休もうと、7時半過ぎに出発したのだった。

 今回の相棒はアテナ11速仕様の700×26Cスポルティーフ。 スポルティーフと称しているものの、コンパクトドライブ+R12-29Tというワイドレシオは、体力低下気味の持ち主には頼もしい相棒である。


7時半過ぎ、駐車場を後にして、杖突峠に向かって出発。

諏訪湖畔から県道16号線に入る。

県道沿いに洗い場があった。

諏訪大社上社本宮に立ち寄る。まだ朝早いため、参拝客もいない。

さらに進むと、諏訪大社上社前宮。

安国寺手前のいつも立ち寄るコンビニ で軽い朝食。ここでいわきのKさん、奈良のIさんと合流。昔ユーラシアに乗っていたという地元のロードバイク乗りも加わって、しばし自転車談義。

コンビニを出発して、安国寺交差点から旧道に入った。

まだ雲が厚くて、八ヶ岳も見えないのが残念。

もはや通い慣れた旧道だが、変わらない佇まいが気に入っている。

旧道はここで終わり。ここから杖突茶屋までは約6km、平均勾配6%の登りである。

少しずつではあるが、雲の切れ間から青空が見えるようになってきた。

コンビニで自転車談義したロード乗りの方は、このあたりからあっという間に姿が見えなくなった。萱野高原のジャージはさすがに伊達ではありません。

登るにつれて、ヒメハルゼミの合唱もにぎやかになってくる。

皆さんと走る時に休む休憩ポイント。Kさん、Iさんはゆっくり登っているはず。

右側に諏訪の街並みや霧ヶ峰方面の展望が広がってくる。

いつものビューポイントだが、まだちょっと雲が厚くて遠望は望めなかった。

ビューポイントを後にすると、茶屋はもうまもなくである。

9時50分、杖突茶屋に到着。さすがにまだ誰も来ていなかった。

遠望は雲に隠れているが、さわやかな青空が広がってきた。


そして、一人また一人と、今日の参加者の皆さんが到着し始める。

同じイタリアントリコロールカラーのDUCATI 750 F1との2ショット。このバイクのオーナーさんは、DUCATIだけで4台所有しており、イタリアのバイクが大好きとのことであった。

そうこうする内に、参加者が続々集まってきた。

と思ったら、写真撮影も待たずに次なるコースに向かうお二方。今回は49Dクランクの抜き締め工具も持参とのことでした(笑)

そして、トリを飾るのはいつものように埼玉の皆さん。あのぅ、まだ11時55分ですが。

よく顔を合わす方も、1年に1回この日にしかお会いしない方も、楽しく歓談。

正午過ぎ、恒例の集合写真。写っているのは22人だが、すでに峠をあとにした2人、撮影後に到着したのが2人で、今年は合計26人となった。皆勤賞は何人かな?

集合写真撮影後は、歓談する人、出発する人、茶屋で食事する人と、人それぞれだが、それが毎年6月の第2日曜日に杖突峠集合で後は自由というこのランの面白いところである。


 

 

そして、12時半過ぎにこちらも出発。愛知のAさんと2人で茶屋を後にして、高遠方面へ。

杖突峠のピークから約3kmほど下って、ここから林道日影入線に入った。ここからピークの松尾峠までは平均勾配9%近い登り。


松尾峠まで結構な登りが続くが、Aさんと2人で自転車の話をしながら、頑張ってペダルを回していった。

松尾峠に到着して、小休止。

松尾峠を約1.8km下って、ここから林道日向入山線に入る。

林道に入ってすぐに、浮き砂利のダートに。2人とも潔く降りてしまった。

このあたりは茸を栽培しており、部外者の入山禁止の看板が。

多少の上り下りをこなすと、後山集落に向かう下り勾配となる。

私は、人の手は入っているが人の姿はないという感じのこのあたりの風景がお気に入り。

Aさんにも気に入っていただけたようで、「いや〜、いいところですね」と。

そして後山集落に入った。

我々は左側の奥から辿ってきた。 そのまま直進すると昨年走った南峠方面。今回はここで左に登り返して有賀峠に向かう。


有賀峠に向かうこの道は、昔ながらのやや荒れた舗装の箇所、舗装が改修されて広くなっている箇所が交互に現れた。
 

 

 

14時55分、有賀峠に到着。

峠の諏訪湖側は平均9%ほどの勾配で一気に下る。

あっという間に下り切って豊田有賀の交差点に到着。左折すれば諏訪湖はもうすぐである。

そして15時過ぎに、クルマをデポしている中央公園駐車場に到着した。Aさんもここにデポしており、ここでお別れである。

ということで、今年も、一日のんびり峠越えを楽しめた。かつてのニューサイクリング編集長今井彬彦氏の追悼から始まったこのメモリアルランはこれからも続いていくが、 若かりし頃にニューサイクリングでサイクリングと自転車の面白さ、奥深さを学んだ身として、今後も毎年参加出来ればと思う。


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