新緑の甲州峠路No.2: 林道起点〜ピーク〜展望台〜古川渡〜雛鶴トンネル〜上野原〜大垂水峠
No.2:林道起点〜ピーク〜展望台〜古川渡〜雛鶴トンネル〜上野原〜大垂水峠
黒野田林道は道の左側がずっと谷側となっており、左側の谷筋と山々の眺望が素晴らしい道である。ただし明確な峠と呼べる部分はなく、標高約1110mあたりをピークとして、細かいアップダウンが続く箇所もある。鶴ヶ鳥屋山を巻いて都留側に入ると、道は下り部分が増えてきて、展望台付近からははっきりとしたダウンヒルとなる。今回は林道終点から更に大幡川に沿って下って行き、都留市内から雛鶴トンネルを越えて上野原に出た。上野原からは国道20号線で大垂水峠を経由して高尾まで戻り、京王線高尾山口駅から輪行で帰宅したのである。
起点から少し走ると、このような眺望が広がってくる。
左側に眺望を楽しみながらの心地よいヒルクライムが続く。
振り返って見ても、ご覧の通り。
途中でお会いした地元のWさん。某相模原のブルトレ軍団のお仲間である。Wさんも、この道がお気に入りだそうだ。
お約束のカーブミラー撮影(笑)
ピーク地点のアップダウンを過ぎると、道はじょじょに下り基調となってくる。
※コース全体図の黒野田林道拡大図C眼下に中央自動車道(?)と初狩町付近が見えてきた。
鶴ヶ鳥屋山を巻いて都留側に入ると、ゴルフ場(中央都留カントリー倶楽部)が見えてくる。
更に下ると、展望台に到着する。
※コース全体図の黒野田林道拡大図D展望台から、御坂山地から丹沢山地にかけてのすばらしい眺望が望める。
右端の三ツ峠山の背後には富士山が見えている。時間もちょうどランチタイムであり、展望を楽しみながらの昼食とした。
黒野田林道は平成6年11月2日開通、延長14,578mとあった。昼食を終えてダウンヒル。時々道を横切る側溝の隙間に注意。
林道から県道705号線に入り、更に下って行く。
都留市内に入り、中央高速をくぐり、富士急の踏切を渡ると、国道139号線との交差点。ここから左折する。
前方の古川渡の信号を右折して、次に県道35号線の雛鶴トンネルに向かう。
このあたりでちょっとバテてきて、ペースが落ち気味。
リニアモーター実験線の脇を更に上る。
新雛鶴トンネルに到着。
トンネルを抜けて秋山村に入った。
ここから右の道に入り、旧雛鶴隧道の探索に向かうことにした。
旧雛鶴隧道は通行止めである。
木々に覆われた狭い道を上っていく。
旧雛鶴隧道。簡単な作りのゲートで塞がれており、照明はないものの、充分通り抜けられそうだ。今回はこのまま引き返した。
県道35号線に戻り、緩やかな下り基調の道を坦々と走り、桜井から秋山トンネルを抜けて、上野原に向かった。
この桂川橋を渡れば、JR上野原駅に突き当たり、一気に坂を上れば国道20号線であるが・・・・
橋を渡ってから右折して町道に入り、国道20号への近道をとったのだが、これが短いながらも急坂のアップダウンで、いささかまいった。
ヘロヘロになって坂を登って、ようやく国道20号線に合流し、渋滞の中を東京方面に向かった。
最後は大垂水峠である。
大垂水峠。
そして、大垂水峠を一気に下って、今日のゴールである京王線高尾山口駅に到着した。
という事で予定のコースを走破し、京王線高尾山口駅から輪行で帰宅した。今回は天気も良く、展望のよいコースを走る事が出来て、なかなかよいツーリングであった。
−−−< 新緑の甲州峠路 フォトレポート完 >−−−