新緑の甲州峠路No.1:甲斐大和駅〜旧笹子隧道〜 追分〜黒野田林道起点
No.1:甲斐大和駅〜旧笹子隧道〜追分〜黒野田林道起点
京王線と中央線普通列車を乗り継ぎ、出発地点の甲斐大和駅に降り立ったのは8時36分。快晴で雲一つ無く、今日はいい汗をたっぷりかきそうだ。今日はこれから旧笹子隧道〜黒野田林道〜雛鶴トンネルと辿って相模湖に出て、最後に大垂水峠を越えて高尾まで走る予定だ。9時過ぎ、まずは旧笹子隧道に向けて、ペダルを踏み込んだ。
出発地のJR甲斐大和駅。
駅から国道20号に出て大和橋を渡ると、すぐ旧道入口。
初めは中央高速の下をUターンカーブで3回くぐり、そのあとは一気に登って行く。
上の写真の旧道入り口を上から見ると、こんな感じである。
新緑の中を上っていく。
木漏れ日が心地よい。
甲州道中の往来が盛んであった頃の桃の木茶屋跡
ヘアピンカーブの繰り返しで、ひたすら高度を上げて行く。
上るにつれて展望が広がってくる。
やがて旧笹子隧道に到着。
洋風ファザード建築的な外観の趣きあるトンネルポータルは、文化庁の特別有形文化財に指定されている。
昭和13年に完成した旧笹子隧道は、昭和33年の新笹子トンネル完成まで、甲州街道の要所であった。
余談だが、最近は新トンネル開通とともに旧トンネルを通行止めにしてしまう場合もあるが、笹子隧道は文化財指定を受けている事もあり、このままの形で維持して欲しいものである。
笹子隧道を後にして、一気に下っていく。
向かって左の道を下ってきて、国道20号線に合流、東京方向に進む。
※コース全体図の黒野田林道拡大図@国道20号線に合流してファミリーマートの横を通過すると、三叉路があるので、そこを右折する。
※コース全体図の黒野田林道拡大図A右折して300mほどで、追分トンネル。
トンネルを抜けてから約2kmは、一気に標高差200mをかせぐ急な道である。
今回はこの区間で、数百メートルを放し飼いの大型の猟犬に追走されて、咬みつかれやしないかと冷や汗をかいた(^_^;汗びっしょりになって頑張って上ると、この分岐点に到着する。
黒野田林道起点は左折して回り込むとすぐである。
※コース全体図の黒野田林道拡大図B黒野田林道起点。
起点から100mほどでゲートが現れる。ゲートを過ぎてまもなく、一気に視界が広がり、このあとは甲斐の山々と谷筋の展望を楽しみながらの走行となる。
−−−< No.2に続く >−−−