郡上八幡〜木曽〜南信:bR

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8月12日(木):中津川〜馬籠峠〜馬籠宿〜大平峠〜飯田峠〜飯田〜駒ヶ根

−−−< 旧中山道馬籠から大平街道を飯田へ、三州街道で駒ヶ根へ >−−−

 今日は中津川から旧中山道馬籠峠を越えてから、大平街道を辿って飯田に抜け、三州街道を駒ヶ根まで向かうコースである。距離は100km弱であるが、3つの峠越えが含まれているし、三州街道も細かな上り下りが予想された。実際いずれの峠もなかなかハードで、今日もたっぷり足を使ったのだった。

中津川から国道19号を一気に下り、沖田から馬籠宿、馬籠峠への道に入る。

一気に高度を稼いで行く道。

今日も快晴で暑くなりそうだ。
 

ここが岐阜県と長野県の県境。
左側に登って行くのがバイパスだが、奥の旧中山道を行くことにした。
 

ここから数百m石畳の道があるが、時間の関係で入口だけ見学。

民宿が点在する旧馬籠宿に至る道をのんびり登って行く。

登り切ったところが馬籠宿。すでに朝から観光客も多かった。

それにしても暑くて、立て続けにスポーツドリンクを飲んで水分補給。

馬籠峠まで平均勾配6%の道を登る。それにしても暑い!

ようやく標高801mの馬籠峠に到着した。茶屋はやっていなかった。

馬籠峠を一気に下り切ったT字路を右折すると、いよいよ大平街道に向かうヒルクライムとなる。

走り始めて3日目ということもあり、登り始めから意外に急勾配に感じて、ペースは全然上がらない。

下から見えていた時は宗教施設か何かと思っていたら、なんと温泉リゾートが出現。思わずここで大休止してしまった。それにしても山の中に忽然と姿を現したという感じである。

国道256号線の清内路峠方面との分岐。県道8号線、すなわちここからが大平街道となる。大平峠まで、約8km弱、標高差480mである。

始めはこのように深い緑の中を登って行く。

やがて遠望が開けてくる中、引き続きじっくりとペダルを踏んで行く。

ひとしきり頑張ると、大平峠の茶店に到着した。ただしここは本当の峠ではない。
まあ景色もいいので、クルマやバイクの人達はさすがに立ち止まるようだ。

たしかに眺望はいい。

本当の大平峠はこのように古い隧道である。さすがに趣きがある。標高は1358m。

峠を下ると、雰囲気がなんとなく明るくなってくる。

そして廃村の保存で有名になった大平宿に入る。

廃村とは言え、このように明るい雰囲気である。

現在は飯田市の有志団体により、保存活動が推進されており、生活体験の場として利用されている。

大平宿から少し登ると、そこが飯田峠。

飯田峠は標高1235m。

さて、ここからは一気に下って、ひたすら飯田市を目指して疾走していった。4WDのSUVのグループが道を譲ってくれたくらいである。

飯田市内に入る。

飯田からは国道153号は通らず、中央自動車道に並行する三州街道を駒ヶ根目指して進んで行った。交通量も少なく立派な門構えの農家が多い。

飯田から約35km走って、駒ヶ根に到着。
駅前のビジネスホテルに投宿した。


3日間連続で走って、さすがに足も疲れてきたが、このようなツーリングは本当に久し振りなので、毎日がとても楽しく感じる。さあ明日はいよいよ最終日、権兵衛峠である。


−−−< 8月13日(金)
に続く >−−−


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