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カタログはB5サイズに折りたたまれているもので、この画像は表紙と裏表紙です。
表紙のフレームは今でも生産されているロードフレームの"R-2"です。 |
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"R-2"完成車サンプルです。
当時のシマノデュラエースEXがアッセンブルされています。 |
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ここから3ページは、当時製作されていたフレームの説明となります。
1枚目は"ツーリング"と"V"です。
"ツーリング"は、ハイテンラグレス、クロモリラグレス、ラグ付き・ブレーキケーブル内蔵のスーパーツーリング、そしてナベックスラグ使用のスーパーツーリングの4種類、"V"は、サイドプル仕様とMAFACセンタープル仕様の2種類です。 |
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2枚目は"R-2"ロードフレーム、レディースツーリングフレーム、トラックレーサー、そしてジュニア用ロードです。
"R-2"はモデルチェンジを繰り返しながら、現在も製作されているモデルです。 |
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3枚目は各種工作の説明とカラー見本です。
あらゆるディレイラーが使用可能なストレートドロップエンド、生産性が高いBB下変速ワイヤーリード、クロモリ製オリジナルロストクラウン、アウターがトップチューブに密着するアウタートンネルガイドなど、オリジナル設計の小物が特徴的でした。 |
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こちらはオーダーシートです。
私がケルビムに強い興味を持ったのは70年代でしたが、その頃はフレームフルオーダーは公式には宣伝されておらず、フレームサイズが私の体格に合わなかったため、購入には至りませんでした。 |
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ここから4ページは、オーダーの手引き書で、上のオーダーシートの記入に関する詳しい説明書となっています。 |
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裏表紙にはヘッドマークが描かれていますが、ベテランサイクリストには、シンプルな"C"のマークが懐かしいかもしれません。 |
当時のニューサイクリング誌などのビルダー座談会などでは、今野氏は常連の一人で、フレーム製作を理論的に解説していたり、手作りの必然性や良さを語りつつも常に生産性を考えていたのが、印象的でした。
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