追憶のカタログ展Part68:1950年代 サンスター自転車

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追憶のカタログ展


− Part68:1950
年代 サンスター自転車 −

 Part68は1950年代、おそらく55〜57年あたりと思われるサンスター自転車のカタログです。この頃はちょうど第一次サイクリングブームで、大手メーカーが外装変速機付きのツアー車を続々と発売し始めた時代です。もっとも当時のツアー車は一般庶民にとってはまだまだ高嶺の花でしたから、メーカーが供給した貸し自転車(1日400円が相場)に乗って、サイクリングを楽しんだようです。その様子はこちらの映像「朝日ニュースNo.611」(1957年4月)をご覧下さい。

 注.上記リンク先の朝日ニュースのサイトの画像の商用的2次利用には株式会社日本映画新社の許諾が必要となっていますので、ご注意下さい。詳細はリンク先をご覧下さい。

 以下の2つめの画像からがサンスター自転車のカタログで、見開き2ページを広げてスキャンしてあります。内容的にはカタログというよりはサイクリングとツアー車全般の格好の入門書となっており、私自身とても興味深く読みました。
 今回は、あえて私のコメントは載せていません。じっくりとお読みいただければ幸いです。

 なお約50年前のカタログで紙質も劣化しているため、スキャン後に出来る限り修正はしたものの、やや見づらい点はご勘弁下さい。それでも、この時代のカタログの実物がこのように大切に保管されている事自体、とても貴重な事だと思います。

本カタログは大阪のN・M様のご協力により掲載致しました。この場を借りて御礼申し上げます。

 注.下記の画像は著作権保護対象と思われますが、本ホームページではあくまで趣味の範囲での使用に限定するものとし、特に著作者には届出しておりません。著作権保持者や関係者の方は、何かございましたら、即刻削除等の処置を致しますのでご連絡下さい。


この画像は私が持っている一番古いサイクル誌の1957年4月号の表紙と、その中のサンスター自転車の広告です。サイクル誌は現在のニューサイクリング誌の前に発行されていたサイクリング専門誌で、ニューサイクリング誌の編集長だった故今井彬彦氏も編集スタッフとして在籍されていました。
 ちなみに広告で紹介されている「980M型」は、以下のカタログの巻末のほうで、「特別製マニヤ型」と記載されている車種です。海野D2×D2(デイ・バイ・デイと呼んでいました)クロームモリブテン鋼チューブを採用したラグレスフレーム、外装3段変速、重量12.4kgという仕様で、当時の最高級車種です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


さて、いかがだったでしょうか。現代のサイクリングにも通用する記述も多く、参考になる点も多々あるのではないでしょうか。

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