追憶のカタログ展Part7:1975BSグランヴェロト

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追憶のカタログ展

− Part7:1975BSグランヴェロ −

 グランヴェロはブリヂストンサイクルが1975年5月から発売を開始しました。当時の国産マスプロメーカー車としては、最高級車と言ってよいでしょう。車種としてはロードレーサー’GV−RR’とトラックレーサー’GV−TR’の2種類で、いずれもレイノルズ531にチネリのラグ、カンパニョーロのエンドでまとめたフレームで、いわゆる『オールカンパ』のレーサーです。
 ロードは3種類のフレームサイズからの選択、トラックはフルオーダーです。パーツはいずれも一部選択方式ですが、当時のイタリア定番パーツが基本です。チネリ・ユニカ・ニジー・クレメンと言えば、イメージが浮かぶと思います。
 標準構成の価格はロードが¥245,000、トラックが¥198,000で、納期は三ヶ月となっていました。
 
なお、この本カタログは本ホームページをご覧になって、わざわざスキャンした画像を送っていただいたMASAYUKI様のご協力により掲載致しました。この場を借りて、MASAYUKI様にはあらためて御礼を述べさせていただきます。

 注.下記の画像は著作権保護対象と思われますが、本ホームページではあくまで趣味の範囲での使用に限定するものとし、特に著作者には届出しておりません。 著作権保持者や関係者の方は、何かございましたら、即刻削除等の処置を致しますのでご連絡下さい。


 

 
カタログ表紙です。
クラフトマンシップをイメージさせる高級感あふれるものです。
 
レイノルズ531、チネリイタリアンカットラグ、チネリ丸フォーク用トラッククラウン。
 

 

 
当時のカンパニョーロレコードフルアッセンブルという仕様です。部品構成的には生粋のイタリアンレーサーという感じです。
 
チネリラグでまとめたヘッド回りのアップ。
 

 

 

2本巻きクロウステー、補強板とブレーキ台座付きシートステーブリッジです。ブレーキ貫通シャフトがナット締めというのが当時の雰囲気ですね。

当時のカンパニョーロレコードフルアッセンブルという仕様です。部品構成的には生粋のイタリアンレーサーという感じです。
 

 

 
クレメンストラーダ66、ユニカmod3、チネリmod64、同1/A。
当時クレメンのこのクラスのタイヤは1万円近かったような気がします。
仕様と選択パーツ構成表です。
 

 

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