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ランドナー補完計画御前崎オフ2023<2023年2月4日〜5日走行>

静岡県最南端の碑 静岡のくりくりさんが幹事となって、毎年この時期に開催されているランドナー補完計画御前崎オフですが、2019年末に端を発したコロナ禍によって、翌年2020年の2月は開催されたものの、2021年・2022年は開催中止となりました。
 2023年も"第8波"が続いていますが、新規感染者のピークも過ぎつつある状況であり、御前崎オフが3年振りに開催されることになりました。
 ただし、3回以上のワクチン接種済みか3日以内のPCR検査証明が参加条件となりました。私はワクチン接種を5回済ませており、無事参加してきました。
 今回が20回目の開催となるこのオフ、私はその2回目以降で今回が15回目の参加です。(今の勤務先は小売業のため土日は忙しいのですが、2月の御前崎と6月のメモリアルランは休みをいただいています。)

 今回は1日のみの参加の方を含め、約50人の参加があったようで、相変わらずの盛況ぶりでした。天気は両日ともそれほど寒くなく、気持ち良いランとなりました。

 走るコースは、初日の牧ノ原台地のお茶畑、小夜の中山の檄坂と峠の茶屋での昼食、菊川と太平洋沿いの自転車道、割烹民宿聖火さんの美味しい料理と楽しい宴会、有志による翌日の御前崎灯台の日の出ポタ、しらす屋ヤマカさんのしらす、相良物産さんの美味しいお茶、うおともさんの豪華ランチ、広々とした大井川リバティーなど、毎年ほぼ同じですが、参加者の皆さんと語らいながらの走行、盛りだくさんの海の幸を味わいながらの宴会など、不思議と飽きることのない集まりです。。

 このオフ会は、用意周到な準備と気配りの幹事くりくりさんならではの素晴らしいものですが、当たり前のように有形無形のサポートをかって出る参加者の皆様の尽力の賜物でもあります。このオフ会が今後とも長く続くことを願ってやみません。

走行データ

 ※ツーリングレポートトップページの一覧表から行程表のMS-EXCEL版ファイルがダウンロード可能です。

 1.行程表 行程表  2.コース全体図 - Uploaded by XOSS to STRAVA 全体マップ

レポート要約 - 1日目:2月4日(土)

小夜の中山一里塚 土曜日の朝、自転車をインプレッサに積み込んで自宅を6時15分に出発。今回はオールカンパ仕様に改装した"GIANT Escape R3"クロスバイクでの参加である。この自転車はおそらく日本で一番売れているクロスバイクで、その素性の良さ(フレームの仕上がりや精度、ジオメトリ、パーツのグレードアップがしやすい規格の採用等)が気に入って、オールカンパ仕様に改装した次第である。

 いつものように東名川崎ICから高速に乗る。朝早いため、全く渋滞も無く、第二東名の島田金谷ICで高速を降りて、集合地点の新金谷駅には8時40分前に到着した。
 クルマを停めて自転車を降ろしながら、すでに到着している参加者の皆さんと挨拶。何人かの方から「どこにバッテリーを仕込んでいるの」などといじられてしまった。

 自転車の準備を終えて、参加者の皆さんの到着を待ち、全員揃ったところでくりくりさんお手製地図と大井川リバティ通行許可証が配られて、ブリーフィングと初参加の皆さんの自己紹介。
 ブリーフィングが終わると、C12形164号機をバックに全員で記念撮影を行い、10時15分に駅前をスタート、今回のランが始まった。

 今日も晴天で気温も高く、風も弱いので、気持ち良くペダルが回せるが、ここ何年かまともに走っていない身には、登り勾配がすこしばかりしんどいのも事実である。広大な茶畑の間を登っていき、「ふじのくに茶の都ミュージアム」(旧お茶の郷博物館)〜展望に優れた牧ノ原公園と辿って、菊川坂に到着。ここから一気に急勾配を下り、工事の関係で登り起点が変更された小夜の中山の劇坂の急登にかかる。今回も最初からF28×R29のローギヤで頑張ってはみたが、緩斜面を遠目に見つつ足を下ろしてしまった。緩斜面からは頑張ってペダルを踏んだが、今回はかなり大変だった。小夜の中山の扇屋さんには正午少し前に到着し、いつもの染飯(そめいい)と扇屋さん心づくしの豚汁・お汁粉の昼食をいただいた。

 昼食後に集合写真を撮影して午後の部がスタート。一気に下った後は、菊川沿いの田園風景の中を進んでいく。毎年全く同じ道程ではあるけれど、「ああ、ようやく走りに来られた」と感じられた。代官屋敷を経由して巨大な風力発電の風車の列の下、太平洋自転車道手前に到着したが、しばらくは迂回路を進んで行く。浜岡砂丘の休憩ポイントで一休みした後は、宿までのフリーランである。海岸沿いにでてからは強い追い風の中、快適にペダルを回して、宿には16時過ぎに無事到着した。

 夕食もいつものように豪華で新鮮な海の幸と金目鯛の煮付けなどを堪能。その後の宴会も皆さんとの歓談、じゃんけん大会、愛車紹介などを楽しんで、床についたのだった。

レポート要約 - 2日目:2月5日(日)

日の出直後の御前埼灯台 2日目の朝は毎回恒例となった朝6時に起きられる一部のメンバーで御前崎灯台から日の出を拝むことから始まった。参加メンバーが揃ったところで、灯台に向かい、しばし日の出を待つ。残念ながら水平線を雲に遮られた日の出だったが、雲の上に太陽が顔を出す光景がいつものように実に綺麗だった。

 宿に戻って朝食をいただくが、野菜を食さない某氏からは、いつものようにサラダが差し入れられ、たっぷり野菜をいただけた。朝食後、身支度を済ませて外に出てみると、天気も良好で今日も絶好のサイクリング日和になりそうだ。

 宿をバックに集合写真を撮影し、9時5分に出発。今回は全員での御前崎灯台登りはカットされ、静岡鉄道駿遠線廃線跡を利用した太平洋岸自転車道に入った。
 小堤山トンネルで小休止してから、今回はさがら塩造り体験工房に立ち寄ってから、しらす屋ヤマカさんとお茶の相良物産さんでのおみやげ爆買いを楽しむ。
 しらす屋ヤマカさんでは、今年も地元のプロのイラストレータでサイクリストの岩本陽子さんの歓迎を受けた。

 爆買いが終わって相良物産さんを後にしばらく走り、8キロ弱で静波海岸の広い駐車場に着く。今回はサーフィンを楽しむ多くの人たちのクルマが駐車している中、毎度お楽しみのうおともさんの豪華ケータリングサービスによるランチタイムである。風も強くなく暖かい日差しを浴びながら、美味しいお弁当を堪能することが出来た。

 昼食後は小山城公園でのトイレ休憩を挟んで、富士見橋を渡れば、大井川リバティである。リバティもそれほど風は吹いておらず、皆さんと歓談しながらゆっくりとしたペースで走り、蓬莱橋には14時50分に到着した。蓬莱橋を背景に最後の集合写真を撮影して、島田駅からの輪行組の皆さんを見送ってから、新金谷駅には15時30分に到着した。

 参加者の皆さんが相次いで帰路に着く中、私も15時半に出発、海老名付近でいつもの休日渋滞はあったが、19時半に無事帰宅した。

 3年振りのオフ会だったが、大きなトラブルも無く、天候にも恵まれて、例年同様楽しい2日間を過ごす事が出来た。この御前崎オフは開催される限りは今後もずっと参加したいと思う素晴らしいオフ会である事をあらためて感じた2日間だった。



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