峠越えを中心としたサイクルツーリングの記録、ちょっと懐かしい峠みちやカタログ、70年代〜80年代のヨーロッパのロードレース、プラモデル製作などについてご紹介しています。
|
2019年 クラシックロードの集い<2019年9月29日走行>
9月29日の日曜日、SLTM(埼玉ランチタイムミーティング)参加者メンバーを中心としたスペシャルイベント「クラシックロードの集い」に参加しました。現在の仕事は平日休みの勤務形態ですが、今回も無事参加することが出来ました。
クラシックロードの集いには、参加者及び参加車に関するレギュレーションが定められています。2016年からいくつかの条件が「・・・・が望ましい」と緩和されていますが、今回は全ての条件を満たしているNakajima号で参加しました。
この自転車は、1970年代後半から1980年代中盤の国産部品を当時のごく標準的な工作を施したフレームに組み込んだものですが、サカエロイヤルESLのチェーンホイール・シートピラー・ステム、サンツアーシュパーブの駆動系、吉貝のサイドプル、極東のペダル、藤田シームレススーパーサドルなど、あえてシマノ以外の製品でまとめています。
参考までに、主催者(世話人)による開催案内は以下のようになっています。
若い頃に乗っていたロードレーサー(=結果としてクラシックロード)をたまには虫干ししなくては、というノリからスタートしたのが「クラシックロードの集い」です。
自転車競技経験の無い高齢参加者の自転車は、若い頃の好みやお財布事情を反映した物が多く、言い換えると実戦マシンからは少し外れた自転車というのが、この集いに参加する自転車の特徴です。と言うことで、自転車のレギュレーションに関しては、意外と寛容です。
このイベントの楽しさを構成する大きな要素は、言うまでもなく「個性的な参加車」ですが、実は「個性的な参加者」も大きな要素だと思います。初めて出会っても、昔の自転車の話になると、すぐ打ち解けることが出来る様な同時代性を持っていることは重要であり、参加者のレギュレーションの設定も重要かと思います。
毎度、気になるコース設定ですが、お約束は出来ませんが、今回も緩めに設定いたしました。(ハズです)。
「ベテランサイクリスト☆」が集まって、「古い自転車★」を操ってマイペースで遊びましょう。
☆参加者のレギュレーション・・・年齢制限はありませんが、結果としては年寄り(クラシック人)かも
- 「古い自転車」の判る人・・・楽しい会話に参加する条件ですね
- 運動不足で登りが苦手な人・・・世話人 他
- 脚力、持久力はあるが、実力は見せつけず控えめな人
- 年寄りをいたわる優しい気持ちの持ち主・・・若い参加者への忠告です。年寄りをあおる様な行為は禁止
- 「サイクルジャージ」着用のこと・・・孫にも衣装
- 物分りが良く、寛容な人・・・多少の「レギュレーション違反」には文句は言わない
★参加車(クラシックロード)のレギュレーション
- 変速はレバーは下パイプ装着のWレバーもしくはバーエンド・コントロールその他(エルゴ&STI不可)
- 7段変速まで(が望ましい)
- ブレーキアウター付き(が望ましい)
- トウクリップ&ストラップ装着(が望ましい)
今回の参加車(クラシックロード)のスペシャル・レギュレーション
- 今回は特に設定していません。他の参加者の皆さんにも楽しんでもらえる自転車が良いですね。
★注意事項
- 「クラシックロードの集い」とはいえ、60km〜70kmをサイクリングすることを目的としています。2〜3q走っただけで壊れるような部品や、走ることが出来なくなるような骨董自転車での参加は修理に時間を要し、スケジュールを阻害し、他の参加者に迷惑を与えることになります。とは言え、パンクや突発的なアクシデントは仕方のないことですので、十分な整備と(出来ることなら)ご自身での試走をされたうえで、ご参加いただけますようお願いいたします。
走行データ
コースは「高坂ニュータウン千年谷公園」を起点として、時計回りに鳩山町〜嵐山町〜滑川町を巡ります。
今回は特にアクシデントも無く、予定通りのコースを予定通りのタイムスケジュールで走る事が出来ました。配られたコースマップには何ヶ所か「が」とマーキングされていたのですが、これは中間スプリント区間(笑)ということで、21名の参加者の平均年齢は還暦以上だというのに、皆さん頑張ってペダルを回し、区間によっては35〜40km/h以上をキープしていました。
私自身も久し振りに、ノンインデックスのWレバーをガチャガチャとシフトし、トークリップ・ストラップ装備のペダルを回し、ベテラン諸氏との会話を楽しみながら、心地良い疲れを感じた一日でした。
1.走行記録
2.プロフィールマップ
3.コース図<ルートラボ:https://yahoo.jp/7NjUW9> ※コースリーダーさん作成
フォトレポート
今回は渋滞も無く、千年谷公園近くの集合場所には8時少し前に到着。
|
今回は Nakajima国産クラシック仕様
で参加。
|
出発前のブリーフィング。今回は21名が集まった。
|
かつて競輪用レーサーとして名をはせたVENUS。さすがSさんだけあって、見事な部品構成。
|
8時45分、今回のランがスタート。
|
まずは鳩山町の丘陵地帯を進む。
|
高低差はほとんど無く、快調なペースでペダルを回す。
|
稲刈りを前にした田園風景。
|
やや古めのレーシングジャージをまとった軍団(笑)
|
クルマも少なく、気持ち良い走りが楽しめる。
|
思い思いのペースで走る皆さん。
|
最初の休憩ポイントの豆腐工房わたなべに到着。
|
さて、出発しますか。
|
小川町方向に向かう。
|
この一帯は過去に何度も走っているが、相変わらずいい雰囲気の里山の風景が続く。
|
下里でトイレタイム。珍しい自転車を前にした自転車談義も楽しい。
|
MASI GRAN CRITERIUM 揃い踏み。
|
さあ、昼食場所に向かいましょう。
|
景色が開ける気持ち下り。
|
11時20分、昼食場所の石窯薪焼きピザの店のこのこに到着。
|
美味しくてリーズナブルなランチを終えた参加者の皆さん。なんと全員還暦越えとのこと(笑) |
昼食を終えてのこのを後にする。
|
後半の36キロに出発。
|
配られたマップに「が」と書かれた頑張る区間を疾走。
|
ホームセンターカインズ近くのトイレで小休止。
|
最後の休憩ポイントというか、自転車鑑賞のためのミニストップ。
|
残りは12キロ弱。
|
田畑の中を右へ左へ
|
さあ、ゴールは間もなく。
|
15時半過ぎ、全員トラブルも無くゴール。
|
愛車を愛車に収納。
|
主催者とコースリーダーから解散前の挨拶。参加された皆さん、お疲れ様でした。
爽やかな秋空の下、楽しい一日でした。 |
−−< 2019年 クラシックロードの集い フォトレポート 完>−−