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2019年走り初め和田峠<2019年1月2日走行>

和田峠手前から見る富士山  1月2日の水曜日、毎年恒例の走り初めとして和田峠を越えてきました。走り始め和田峠は今回で9年連続9回目で、毎年1月2日の正午前後に和田峠に集合という形式です。
 今回は先月末にリニューアルした小旅行車での初サイクリングのため、念のため、国道20号と陣馬街道の分岐地点である追分交差点近くにあるコインパーキングにクルマを停め、追分〜大垂水峠〜和田峠〜醍醐峠〜追分の周回コースとしました。

 当日朝、クルマに自転車を積み込んで自宅を7時15分に出発。コインパーキングには7時50分に到着して、自転車を降ろして8時過ぎに出発しました。

 日射しはありますが、気温が低い中を甲州街道を進みます。初詣の参拝客で駐車場が既に満車となっている高尾山口駅前を過ぎて、久し振りの大垂水峠への約6km弱の登りにかかります。 ゆっくりとしたペースで登って行きますが、F38×R24Tで大垂水峠に到着、ところどころ凍結している路面に気を付けながら相模湖側に下りました。 湖畔をのんびりペダルを回して進み、吉野のコンビニで食料を調達した後、吉野郵便局の交差点を9時50分に右折して和田峠に向かいます。

 昔から何度となく走っているお気に入りの道を進み、中央本線の沢井沢踏切を渡ってしばらく走ると、県道521号線となっている和田林道に合流します。このあたりから勾配が徐々にきつくなっていき、フロントギヤをインナーに落としてじっくりとペダルを踏んでいき、和田峠まで残り3km弱の和田浄水場前で休憩を取り、水分と糖分を補給します。

 ここから和田峠までは12%以上の勾配が連続し、脚力の無い私にはきつい道程となりますが、頑張ってペダルを踏み、富士山の眺望が望めるポイントで一休み。残念ながら山頂付近に雲がかかっていましたが、雄大な眺めで疲れを癒します。しばし富士山の眺望を堪能して、再びサドルに跨がり、和田峠には11時50分に到着しました。

 間もなくAさん、Sさん、Tさんも相次いで到着し、今回は私を含めて4人の参加となりました。この日は例年にも増してロードバイクで登ってくる自転車乗りも多かったですが、マッドガードだのキャリアだのが装備されている自転車は、もちろん私達だけでした(笑)
 もっとも今時のロードバイクは、リヤスプロケットの最大歯数も29T〜32Tが珍しくなくなってきており、今昔の感がありますね。

 昼食と自転車談義が一段落したところで、いつものように林道開通記念碑の前で集合写真を撮り、12時40分過ぎに、今回のランもお開きとなりました。AさんとTさんは和田林道を、私は醍醐林道経由でそれぞれ八王子側に下り、Sさんはコーヒーを飲んでから相模湖側に下っていかれました。ちなみに、醍醐林道は以前はもっと鬱蒼としていたと思いますが、今回は陽当たりのよいところが多く、とても気持ち良い下りでした。

 その後、追分交差点のコインパーキングには14時18分に到着、自転車を積み込んで自宅には16時前に帰宅しました。気温はやや低かったものの、明るい日射しの下、今年の初走りも楽しい一日でした。
 参加していただいた皆様、ありがとうございました。


走行データ

 ※ツーリングレポートトップページの一覧表から行程表のMS-EXCEL版ファイルがダウンロード可能です。

 1.走行記録 走行記録  2.プロフィールマップ プロフィールマップ  3.コース図 コース全体図


フォトレポート

追分交差点近くのコインパーキングに到着して、自転車を降ろす。
穏やかな晴天の下を8時過ぎに出発、大垂水峠に向かう。
京王線高尾山口駅の駐車場は、既に満車状態。
大垂水峠への登り。それにしても空気が冷たい。
9時10分、大垂水峠に到着。とりあえずフロントギヤはミドルで来られたから、まあまあかな。
凍結箇所を慎重に避けながら下り、相模湖駅前には9時半に到着した。
更に国道20号を進み、吉野のコンビニで食料を調達してから、吉野郵便局前から右折し、和田峠方面に進む。
中央本線沢井沢踏切を渡る。
通行止めとあるが、年末年始は休工中。
県道521号線となっている和田林道に合流し、このあたりから峠路らしい勾配になってくる。
今の脚力では少々しんどい登りをこなしていき、峠手前の最後の集落に到達。
左の写真とほぼ同位置のこの写真は、1975年4月に撮影したもの。当時の和田林道は文字通りの林道で、グラベル路面が長く続いていた。
和田浄水場前で休憩し、水分と糖分を補給。和田峠までは残り3km弱。
この辺りは12%以上の勾配箇所もあり、ヘアピンカーブで一気に標高を上げていく。
法面崩落により2017年10月頃から通行止めとなっていた区間には、その内側に迂回路が開設されていた。
尾根筋に近くなって、視界が開けてきた。
富士山ビューポイントで小休止。
今回は残念ながら富士山頂付近に雲がかかっていたが、それでもここからの眺めは疲れが癒される。
ビューポイントを後にして少し走ると和田峠は近い。
和田峠到着は11時50分。今回集まっていただいたのはAさん、Sさん、Tさんの3人。もちろん全員マッドガード装備の自転車。
Tさんの自転車は吉貝DC610とスギノのチェーンホイールが装備されており、まるで兄弟車のような感じ。
70年代の雰囲気満点。「クレーンがどうの、スーパーウェルディング工法がどうの」と、峠に来ていたロードバイクの人達とは全く違う話題で盛り上がる我々(笑)
参加していただいた皆さん、お疲れ様でした。

茶屋と林道開設記念碑前でお決まりの写真撮影。
解散後は醍醐林道に入る。
以前より日射しがあって明るい雰囲気の林道を登って行く。
醍醐峠に到着。開放感があって気持ち良い峠で、私の好きな峠の一つである。
峠を後に陣馬街道に向かって下り始める。
逆から登ると非常にきつい巻き貝。
ここまで一気に下って来ると、勾配も多少緩くなる。
あとは陣馬街道を走ってスタート地点に戻るだけである。
ということで、久し振りのサイクリングで、しかも先月組み上げたばかりの自転車で走ったが、天気も良く自転車もトラブル無く、楽しい走り初めとなった。参加していただいた皆様、ありがとうございました。



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