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トーエイオーナーズミーティング2015<2015年9月20日〜21日走行>

下小鳥川ダム 9月20日(日)・21日(月)の2日間にわたって、第18回TOEIオーナーズミーティング(TOM)が岐阜県高山市郊外のシャレー中西で開催されました。今年も盛況で各地から94名のサイクリストが集合しました。初参加は10名とのことです。今回、私は昨年に続いてカーサイクリングでの参加です。

 宿舎は2012年に続いて2回目となるシャレー中西さんです。ちなみに前回は輪行で、木曽福島を11時半に出発、開田高原を経由して宿舎に到着したのは宴会が佳境に入った19時半でした。

 今回の走行プランは、高山市北西側の2つの道の駅を起点に2日間ともいくつかの峠を越える周回コースとし、初日は5人で、翌日はソロで走りました。2日間とも1ヶ所ずつ通行止めの区間がありましたが、ほぼ予定通りのルートを走ることが出来たのは何よりでした。

 また、宿舎では参加者の皆さんとの歓談と宴会で楽しい一時を過ごすことも出来ましたし、恒例のカルトクイズでは、レアながらも実は使い道に困る素晴らしい(笑)品物をいくつもゲットしましたし、いつものように充実した2日間でした。

 最後になりますが、主催者・スタッフの皆様には深く感謝いたします。事前の準備や当日の運営、各種オリジナルグッズの企画・製作・販売等、本当に大変だとは思いますが、また来年も楽しみにしております。

走行データ

 ※ツーリングレポートトップページの一覧表から行程表のMS-EXCEL版ファイルがダウンロード可能です。

 1.行程表・プロフィールマップ コース・プロフィール
 2.コース全体図・ルートラボ
   1日目 http://yahoo.jp/5feb2h 2日目 http://yahoo.jp/4iuQf1

TOM2015 コース全体図

 1日目:9月20日(日)

トヤ峠通行止め地点 初日は大坂峠〜トヤ峠〜恵比寿峠と回り、余力があればもう一登りして千光寺の五本杉を見学するというプランです。

 起点とする道の駅は「アルプ飛騨古川」で、私の自宅との距離は約300kmあります。宿舎には16時前後には着いていたいので、逆算すると初日の道の駅スタートは8時半頃とする必要があり、深夜1時45分に自宅を出発しました。さすがにこの時間帯はクルマも少なく、2時間少々のドライブで長野道松本ICを降りました。

 朝食調達と小休止を兼ねて、IC近くのコンビニにクルマを停めますが、絶好の登山シーズンでもあり、駐車場はほぼ満車状態です。ここから道の駅まではまだ90km近い距離があり、ひたすら国道158号線を走って行きます。安房トンネル、平湯トンネルを過ぎる頃から夜が明け始め、道の駅「アルプ飛騨古川」には6時過ぎに到着しました。ここで先ほど調達した朝食を摂り、しばし仮眠を取ります。

 7時半を過ぎた頃、最近は今井彬彦メモリアルランなどでご一緒いただく機会が多いAさんが到着。Aさんはこちらのプランの逆回りを考えていたようですが、Kさんとそのお仲間と走る事を告げると、それに加わることになりました。その後Kさんとそのお仲間も到着し、8時25分、道の駅を出発しました。

 最初の大坂峠は、峠の手前5km弱が山肌を縫うようなヘアピンカーブの連続で平均勾配も7%弱ありますが、5人で会話しながらの楽しい登りでした。

 10分ほどの休憩を取ったのち下り始めますが、こちら側は約14kmにわたって、ヘアピンカーブも無く快適なダウンヒルを楽しめる道となります。Aさんは「逆回りにしなくて良かった」と実感していたようです。各自思い思いのペースで下っていきますが、私とAさんは途中の「石仏前」というバス停の標識の前で停車して石仏を写真に収めたりしながらの下りでした。その後、県道477号線に入り、ごくわずかな登り返しを過ぎると、高原川沿いの里山の情景が見事でした。ここでTOM参加者のYさんと遭遇、トヤ峠が通行止めであることを知らされました。

 集落のはずれで右に回り込むとトヤ峠への登りとなりますが、古びた簡易舗装の路面は結構荒れていて、諸般の事情により最近走れていない私はほぼ最後尾を走ることになりました。峠の手前の沢を渡る橋の上で昼食を摂り、更に上ると峠のすぐ手前で通行止めの標識です。標識に従って迂回路を進みますが、よく整備されている快適な道を下り切ると、3つ目の恵比寿峠への登りが始まります。

 新峠のトンネルを見下ろしながらの登りですが、距離も1.5km弱とたいしたことはなく、再び新道に合流して下って行きましたが、今度はNさんとバッタリ。もちろん彼もTOMの参加者の一人です。「では後ほど宿舎で」と別れた後は、千光寺の五本杉は立ち寄らずに直接道の駅に戻ることにしました。私は途中でサイクルコンピュータ一を落としてしまい、見つけるのに時間が掛かった事から、最後の7kmほどは一人でノンビリと走り、道の駅には15時12分の到着でした。

 一休みして自転車をクルマに積み、15時半に道の駅を出発、宿舎には16時過ぎに到着です。初日は中盤からは常に最後尾でしたが、それでも心地良い汗をかくことが出来た一日でした。


 2日目:9月21日(月)

小鳥峠  TOM自体は、いつものように9時の記念撮影で解散です。参加者の皆さんも三々五々宿舎を後にしていきます。

 私は帰りの渋滞を考慮して、当初の予定を変更して松本まで下ってから適当に走った後に帰ろうと思い、一旦は松本方向にハンドルを向けました。しかし、ガソリンスタンドに給油に立ち寄ったところで、やっぱり予定通り走ろうと思い直してUターン、道の駅「飛騨古川いぶし」にクルマをデポ、予定より45分ほど遅くなりましたが、11時半から走り始めました。

 道の駅から1.5kmほど下ると、まずは小鳥峠への登りとなります。畦畑川に沿って登って行きますが、平均勾配が8%ほどあって、意外にしんどい登りが6km以上続きます。結局、道の駅からの8km弱を1時間ちょっと費やして小鳥峠に到着しました。峠は下って来る林道と合流するT字路で、峠の名標もなく、小さな祠があるのみでした。

 峠を下り始めると間もなく、道はソウツイ沢に沿って下って行きますが、この沢の渓谷美はなかなかのもので、沢を流れる水の音と景観を楽しみながら、ペダルを回して行きました。

 9kmほど下ると、前方に下小鳥ダムが見えてきました。途中で、下小鳥ダムから天生峠で越える国道360号線方面通行止の標識がありましたが、私のプランの保峠方向は通行止にはなっていなかったので、そのままダム湖畔の道を進み、ダムサイトには14時少し前に到着しました。

 ところが、ここでまた通行止の看板が設置されており、これから上る保峠の手前で崩落箇所の補修工事による通行止めとなっています。さてどうしようと思案しているときに、工事関係者の乗ったトラックが通りかかったので、この先の状況と通行可否について尋ねてみました。すると現場と連絡を取ってくれて、通行出来るよう取り計らっていただけました。ホッと一安心して、ダム上を対岸に渡って保峠への登りにかかると、2ヶ所の補修区間があり、どちらも快く(ではないのかもしれませんが)通していただけました。峠に着くと、ここにも小さな祠が奉ってありました。

 保峠から5kmほど下ると、今日最後の湯峰峠の登りです。右折して旧道に入り800mほど走ると峠でした。その後は3%弱の登り勾配が続く県道479号線を走って、16時過ぎに道の駅に戻りました。

 道の駅出発は17時、国道158号も平湯温泉手前から前川渡あたりまで結構な渋滞でしたが、中央道に入ると、各SAやPAに入るクルマも長い列となって1車線をふさいでおり、笹子トンネルを過ぎた辺りからはいつもよりはるかにひどい渋滞となっており、帰宅は深夜1時でした。




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