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奈良子林道<2014年8月31日走行>

奈良子林道 8月31日の日曜日、Wさんのお誘いで、山梨県大月市の北側を周回する奈良子林道を走ってきました。

 当日はJR中央本線猿橋駅に8時半の集合でしたが、私は大月駅裏のコインパーキングにクルマを停めたカーサイクリングです。朝の中央道はガラガラで、7時過ぎには到着してしまいました。クルマから自転車を降ろして、早めに猿橋駅に来てみると、見るからにヒルクライム体型の女性が輪行袋を抱えて駅前広場に。やはり今回のランの参加者のOさんでした。自転車はH製作所謹製のランドナーですが、随所に分解組み立ての手間を軽減する工作が施されています。

 間もなく幹事のWさんが到着し、続いて「単なるお見送り」(笑)という日本一速いビルダーとして有名なHさんの固定車を先頭に、自宅から70km自走してきたという人や、ヒルクライム女子の部でいつもトップ争いをしているという女性など、何となしにいや〜な予感が背中を走ります。その後輪行組の皆さんも到着したのですが、結局メンバーはH製作所の某クラブ員を中心とした健脚の面々ばかりです。

 メンバーが揃ったところで、8時45分猿橋駅前を出発、駅近くのコンビニで食料を調達して、奈良子林道起点に至る登りに入ったのですが、予感は的中して、その後私はほとんど一人旅となったのでした。皆さんは楽しくおしゃべりしながら軽やかにペダルを回していますが、そのおしゃべりが段々遠ざかって聞こえなくなり、鳥や虫の鳴き声と沢の水音だけになる中、こちらは終始懸命にペダルを踏んでいるのでした。

 健脚揃いの皆さんにとっては「とても楽しい、のんびりとした林道ポタリング」であったという今回のラン、私には結構ハードなものになりました。それでもさすがに地元在住のWさんのお薦めコースだけあって、久し振りに荒れたダートの登り下りを含む気持ち良い林道ツーリングとなったのでした。

走行データ

 ※ツーリングレポートトップページの一覧表から行程表のMS-EXCEL版ファイルがダウンロード可能です。

 1.走行記録 走行記録  2.プロフィールマップ プロフィールマップ  3.コース全体図 - ルートラボ(作成:Wさん) http://yahoo.jp/DUo1Gb コース全体図

フォトレポート


自宅を出発し、全く渋滞のなかった中央道を大月ICで降りて、大月駅裏のコインパーキングには7時35分に到着した。

クルマから自転車を降ろして早めに猿橋駅に来てみると、今回のランの参加者のOさんが輪行袋を抱えて駅前広場に。自転車はH製作所謹製のランドナーである。

その後、遠く新百合ヶ丘から自走で、あるいは輪行で今日の参加者の皆さんが集まってきた。

なんのことはない、参加者はUGOの皆さんを中心とした健脚揃いの方々ばかり。「こりゃ今日は一人旅になるナー」と覚悟を決める。

8時45分、幹事役のWさんを先頭に出発。
スタートして5km弱走って、奈良子林道方面との分岐地点に到着した。
一休みしてから、本格的な登り勾配に向けて出発する。

案内板でこれから走るコースをチェック。

しばらく進むと、Wさんが話していたネコたちのお出迎え。Wさんはちゃんとエサを持って来ている。

ここが林道奈良子線の起点。平成五年竣工と書かれていた。

モタモタと写真を撮っていたりしたら、皆さんはおしゃべりしながら軽快に登って行くのであった。

約13km程走った沢の合流地点で一休み。とうに着いていた皆さんは楽しそうに歓談中であった。
一休みして再びサドルに跨がる。気を遣ってくれたHさんが、時々後を見ながら私を引っ張ってくれるのだが、確か今日はHさんのリハビリランでは?

これ以後、皆さんが一休みしているところになんとか追いつくと、間もなく出発という走行パターンになっていった。

皆さんにとっては軽いヒルクライムポタのようである。
ということで、こちらは一人旅となるが、それもまた楽しい?
一人黙々とペダルを回す。

はるか下には登って来た道が見えている。

ここから舗装が切れて、しばらくは荒れたダートとなる。切りもいいので、軽いランチタイムとなった。

初めのかなり荒れた部分をやり過ごすと、そこそこ走れる路面となった。もちろんここも一人旅(苦笑)

勾配はそれほどでもなく、35Cの太めのタイヤで路面の感触を楽しみながらの走行。

この道も舗装工事を進めているようだが、はたして完全舗装になるのはいつ頃なのかな。

ものすごいぬかるみを通過したところで小休止。

ほんの10mほどのぬかるみだったが、思いの外深い粘土質の土だったため、ホイールとブレーキはもうドロドロ。
遠くに見える町並みはどこだったかな。
後半は山肌に霧が上がってきて、一時、かなり視界が遮られたこともあった。

14時15分、林道奈良子線の終点に到着。山梨県の公式情報によると、延長22,286mの林道である。

ここからは大峠に通じる林道真木小金沢線を下る。

国道20号に突き当たるまでは、快適なダウンヒルを楽しんだ。

前方に国道20号が見えるところまで下り切り、一休みしながら、この先どこまで走るか相談中の皆さん。新百合ヶ丘まで自走で帰るという凄い方も(^_^;

ともあれ、国道20号を大月に向かう。
15時過ぎ、クルマをデポした大月駅裏のコインパーキングに到着。皆さんとはここでお別れ。ヘタレの私にお付き合いいただいた皆さんは、ここから更に走り去ったのであった。

私自身は久し振りに荒れたダートを堪能したが、他の皆さんには軽い林道ポタだったようである。さすがUGOのメンバーは健脚だなあとあらためて尊敬の念を覚えたランだった。



−−< 奈良湖林道 フォトレポート 完 >−−

 

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