峠越えを中心としたサイクルツーリングの記録、ちょっと懐かしい峠みちやカタログ、70年代〜80年代のヨーロッパのロードレース、プラモデル製作などについてご紹介しています。
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1972年 ブリヂストン自転車<輸出向け英語版>
Part117は1972年に発行されたと思われるブリヂストン自転車の輸出向け英語版カタログです。
1970年代に入り、日本の自転車産業は、人口増と購買力の拡大に伴うミニサイクル・子供車・スポーツ車等の多種多様な自転車の需要増や、バイコロジーブームにわくアメリカへの輸出伸長等によって、生産台数が増加の一途を辿ります。
それまで年間約300万台で推移していた生産台数は1971年500万台、1972年700万台、ピーク時の1973年941万台と増加しています。
もっとも、1973年10月の第4次中東戦争の勃発により、中東の産油国が原油価格を70%引き上げたことがきっかけとなって、第1次オイルショックが起き、日本の高度経済成長時代は終焉を迎えます。それとともに自転車ブームも冷え込んで、日本の自転車産業は大きな変革期に入っていきます。
このカタログは、日本の自転車産業がピークを迎えた時代のもので、いわゆる10スピード車や子供向けのハイライザーを中心としたアメリカ向けと思われるものとなっています。
カタログは、4つの工場の紹介、ブリヂストンの独創技術であるダイカストフレームやオーバルギヤ、オーテル5ワイドフリー、自動変速ハブなどの解説、車種紹介から構成されています。
以下、私のコメントは特に入れておりませんが、表紙、裏表紙を含む全40ページを掲載いたしました。
また、電子ブックも作成してあります。無料の電子ブックサービスを利用したため、本Webサイトとは関係ない広告も表示されてしまいますが、実際の冊子をめくるように見ることが出来ますし、拡大表示も可能ですので、合わせてご覧下さい。URLは以下の通りです。
https://www.adjustbook.com/doc/Index/show/us/6796/bk/15011
カタログのご紹介