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Part115:1984年 Bianchi(ビアンキ)

 Part115は1984年のBianchi(ビアンキ)のカタログです。

 1885年にミラノで創業されたビアンキは、現存する自転車メーカーのブランドとして最古のものの一つです。現在でも、ロードのみならず、MTBやシティバイク、Eバイク等の多くの車種を展開しています。

 ブランド自体は現在はスウェーデンの"Cycleurope AB"の傘下にあり、日本では、同じく"Cycleurope AB"の傘下のサイクルヨーロッパジャパンが代理店となっています。

 日本国内でもビアンキは輸入自転車として人気があり、街中でもロードやクロスバイクを中心に多く見掛けますが、古くからの趣味的サイクリストの端くれの私にとっては、ビアンキの代名詞と言えば、やはり昔から多くのビッグレースで勝利を飾ってきたロードレーサーです。

 ビアンキのロードレーサーで活躍した名選手も多く、古くは「カンピオニッシモ」と呼ばれ、ジーノ・バルタリとならんでイタリアの人気を二分したファウスト・コッピや、石渡017チューブで組まれたフレームのビアンキで1973年の世界選手権プロロードを制したフェリチェ・ジモンディ、1998年代後半に絶頂期を迎えたマルコ・パンターニなどが活躍しました。

 さて、今回紹介する1984年版カタログは、ロードレーサーがまだスチールフレーム全盛だった時代のものです。私個人的には、ロードレーサーに限ってはこの頃のシルエットが好みで、細身のスチールチューブとイタリアンカットラグで構成されたホリゾンタルフレーム、放物線状に曲げられたフロントフォークに美しさと精悍さを感じます。

 なお、このカタログは、1984年当時の日本国内におけるビアンキの代理店ピアジョ・ジャパン発行のものです。以下、私のコメントは特に入れておりませんが、表紙、裏表紙を含む全24ページを掲載いたしました。

 また、文字などはかなり小さくなってしまいますので、電子ブックも作成してあります。無料の電子ブックサービスを利用したため、本Webサイトとは関係ない広告も表示されてしまいますが、実際のカタログをめくるように見ることが出来ますし、拡大表示も可能ですので、合わせてご覧下さい。URLは以下の通りです。

https://www.adjustbook.com/doc/Index/show/us/6796/bk/14594


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