表紙は
"PRESTIGE"
の前後ディレイラーです。
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"PRESTIGE"(プレステージ)のリヤディレイラーが2種とシングルレバーです。リヤディレイラー本体は補強のための金属板が一切無いオールデルリン製で、パンタグラフ部分と上下スプリング部のカバーが白色のものです。左右のストローク幅を調整するネジはパンタグラフ内部のローレットのついた円形のもので、指先で回せるので工具は不要でした。またパンタグラフを構成する4本のシャフトの内、対角線の2本はスナップリングで固定されているので、上下を分離する事も可能です。
上の"modéle
P."は直付けモデル、下の"modéle
N."はブラケットでフォークエンドに固定するモデルです。シングルレバーも白いデルリン製のものですが、イラストを見る限り、取り付けバンド部分もデルリン製のようです。
私自身もこのリヤディレイラーをランドナーに使用した事はありましたが、オールデルリン製ということで強度的な不安を感じて、一時期のみの使用にとどまり、その後はコレクションとしていました。
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フロントディレイラーと2種類のシフトレバーです。こちらも白いデルリン製のもので、フロントディレイラーの取り付けバンドもデルリン製でした。フロントディレイラーの型番は"AV223"と"AV323"の2種類で、それぞれダブルリング、トリプルリング用となっています。
シフトレバーはシングル用とダブル用のようですが、上のイラストのシングル用は取り付けバンドはダブル用で、詳しくはよくわかりません。このダブルレバーも使った事がありますが、紫外線(?)の影響なのか、段々黄ばんできた記憶があります。
なお当時としてはさすがに軽量な部類のため、昔のニューサイクリング誌で、軽量車に採用されている例をいくつか見掛けました。
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このページはアウターバンドや各種ワイヤーリードと、それらの取り付け位置の推奨例が紹介されています。振り子式のワイヤーリードはサンプレックス独自の機構ですね。
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こちらはフォークエンド、シートピラー、クイックシャフト、ウイングナットです。ベテランの方にはお馴染みのもので、シートピラーや縦型クイックシャフトは今でも人気があり、ネットオークションなどでも高値がつくようです。
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2種類のダブルチェーンリングとチェーンテンショナーです。"COMPETITION"は3アームクランク
用、"TOURISTE"はTAやSTRONGLIGHTの5ピンクランク
用です。
"COMPETITION"の最小ギヤは45T、"TOURISTE"は28Tです。私はどちらも使った事がありますが、"TOURISTE"は板厚が薄く、時々横ぶれの振れ取りをしたものでした。現在ではさすがに使おうとは思いませんが、それでもデザイン的にはいまでも結構好きです。
一番下のイラストは多分工具なのでしょうが、残念ながら私にはよくわかりません。
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