追憶のカタログ展Part43:197? 犬印バッグ
− Part43:197? 犬印バッグ −
Part43は犬印バッグです。犬印バッグは国産サイクリング用バッグの定番中の定番でした。90年代に入って一時生産を止めたようですが、近年は浅草に直営ショップ犬印鞄製作所を構えて、トートバッグやショルダーバッグ、ポーチなどを製造販売されています。種類は少ないですが、受注生産により帆布製フロントバッグと革製サドルバッグも発売しています。ただし現在の製作所は直系ではなく、ブランド名を買ったところのようですね。紹介する見開き4ページのカタログは発行年がはっきりしませんが、おそらく70年代前半くらいと思われます。
なお、本カタログは岡山のF・K様のご協力により掲載致しました。この場を借りて、御礼申し上げます。
注.下記の画像は著作権保護対象と思われますが、本ホームページではあくまで趣味の範囲での使用に限定するものとし、特に著作者には届出しておりません。 著作権保持者や関係者の方は、何かございましたら、即刻削除等の処置を致しますのでご連絡下さい。
表紙です。フロントサイドキャリヤのみ装備したシクロツーリズムとセンタープル直付のシクロスポルティーフがモデルとなっています。
6種類のフロントバッグです。ゴムひも止めのNo12、No13あたりは、いわゆるTAタイプとして、特に愛用者も多かったのでは?
No21はスポルティーフなどに装備する小型フロントバッグです。サドルバッグはやはり英国流クラブモデルに似合う感じです。
底部に薄い輪行バッグが収納出来るフロントバッグや、寝袋兼用輪行袋はアイデア商品ですね。販売店印の欄に押されている店名のハンコは、もちろんあのハセガワさんです。