追憶のカタログ展Part27:1994吉貝機械金属

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追憶のカタログ展

− Part27:1994吉貝機械金属 −

Part27は1994年 吉貝機械金属です。ブランド名のダイヤコンペのほうが有名ですね。 この時代になると、メインはやはりMTB向け製品となっています。またディスクブレーキやアヘッドパーツも紹介されており、現在に繋がる製品構成となっています。
ここでは日本語カタログを見開き2ページを1つにまとめた形で掲載しました。


表表紙と裏表紙です。裏表紙はジャンル別チャートとなっています。

 

MTB用ブレーキとブレーキレバーです。まだマウンテンバイクの呼び名が統一されていない時代で、このカタログでも 'ATB'(All Terrain Bike:全地形用自転車)と表記されています。Vブレーキは製品化されておらず、すべてカンチブレーキとなっています。私は987と986はツーリング車用にストックしていますが、形状的にはこの辺あたりまでが限度です(笑)

 

ロード用ブレーキとレバーです。BRS500はマビックのレーシングコンポーネントにもOEM供給されていました。またBRS200をベースとしてチタンパーツ等で軽量化した製品が、いまでもケーンクリーク社から販売されています。500サイドプルと750センタープルは吉貝がワインマンと業務提携していた頃から生産されている息の長い製品です。

 

フラットハンドル用その他のブレーキレバーです。このカタログには#144タイプレバーはありませんが、手持ちの90年のカタログにはまだ載っていました。今でも204タイプは販売されていると思います。188はいわゆるオポジットレバーでハンドルバーエンドに固定するタイプのものです。セーフティレバーは懐かしい製品ですが、204専用のようです。

 

ディスクブレーキとアヘッドヘッドパーツです。サスペンションフォークと合わせて、現在ではごく当たり前のパーツですが、当時は「スポーツ車にもとうとうディスクブレーキか」と思った記憶があります。でも考えてみれば、日本ではもっと以前にジュニアスポーツ車で使われていたんですけどね。

 

各種消耗品、小物パーツやツールです。今では各種アウター受けやチドリなどはもほとんど使われなくなったパーツです。探すと意外に無かったりします。

 

今ではサイクルショップ店頭でみかける吉貝の製品はごく一部ですが、このメーカーのブレーキにお世話になったサイクリストも多いですね。

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