追憶のカタログ展Part6:1977エベレスト

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追憶のカタログ展

− Part6:1977エベレスト −

 エベレストは1900年に創立された土屋製作所が製作・販売していたレーサーのブランド名です。
私が趣味のサイクリングに目覚めた70年代前半、ニューサイクリング誌やサイクルスポーツ誌の広告で見るエベレストのレーサーは、何か別格という感じでした。自転車自体もそうですが、広告そのものの雰囲気が「素人は相手にしていませんよ」というように思えたものです。その後、いつ頃からかは存じ上げませんが、自転車製作をやめて、今は「ツチヤ・トレーディング」というフェラーリやマセラティ等の超高級スポーツカーを扱う自動車ディーラーとなっています。
 本ページでは、1977年のカタログから、エベレストレコード・プロフェッショナル等の受注生産車の部分を中心にピックアップしてみました。

下記の画像は著作権保護対象と思われますが、本ホームページではあくまで趣味の範囲での使用に限定するものとし、特に著作者には届出しておりません。 著作権保持者や関係者の方は、何かございましたら、即刻削除等の処置を致しますのでご連絡下さい。


 

 
カタログ表表紙です。
保管状態が悪く、痛みが激しいですが、黒を基調にした、非常に高級感あふれるものです。
カンパニョーロスーパーレコードをフルアッセンブルした最高級ロードレーサー「レコード」です。雰囲気的には生粋のイタリアンレーサーという感じです。
「すべてを極めた作業。現在望みうる最新の技術と、コストを無視した最後の生産姿勢」で製作するとありました。
 

 

 
こちらは日本の競輪プロのための「プロフェッショナル」トラックレーサーです。エベレストのトラックレーサーは戦前から有名で、昔は「エレスト」、「エ」と呼ばれることも多かったとのことです。 「プロフェッショナル」ロードです。こちらのサンプル車はフィアメのリム以外、基本的に国産パーツでまとめたものです。初代デュラエースが中心ですが、チェーンホイールはスギノのマイティビクトリーとなっています。
 

 

 

各種工作について説明している見開き部分です。
写真と簡潔な文章からは、エベレストブランドとしての自信と誇りのようなものを感じさせます。
 


 

 
カタログ裏表紙です。
フレームのスペックを詳細に記載しています。
右下のブランド名、会社名の記載も、簡潔ながら高級感があるデザインで、「見せる」カタログとしてのデザインに気を配っているように思います。
 
プライスリストもわざわざ別冊にして、このような格調高い表紙まで制作されています。
 

 

 

完成車及びオプショナル工作について、詳細な価格表が作られています。
参考までに、カンパニョーロスーパーレコード仕様の「レコード」ロードレーサーは、\600,000となっています。
 



 


 
文字通り、製品リストです。
サイズが数種類用意された車種もあり、こちらは多少低価格で販売されていました。
 
塗装見本ですが、三つ折りの立派なカラーチップとなっています。全体的にはメタリック系主体です。

 

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