フォトレポート:ながたの湯〜権兵衛峠〜牛首峠〜ながたの湯

 

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ながたの湯〜権兵衛峠〜牛首峠〜ながたの湯


今回の相棒は700×35Cランドナー。サドル下には2つのクマ鈴装備。

 


 さて、旧権兵衛街道は起点から権兵衛峠までは15km強の道のりである。それでもこの峠道は勾配がそれほどでもないので、軽めのギヤをクルクル回しながら、研まあこさんと二人、肩を並べて談笑しながらのんびり登って行く。

 ちなみに長野県民でもある研まおこさんの話によれば、権兵衛トンネルは伊那谷と木曽谷を短時間で通年通行できる道として地元の期待が高かったとのことで、開通した時にはテレビで特別番組が放送されたほどだったそうだ。

 途中何回か、大型動物(笑)のものと思われる糞を見つけたり、谷側の木が大きく揺れたりもしたが、二人連れということもあり、ハンドルに取り付けたクマ鈴をチリンチリン鳴らしながら、「まあ大丈夫だよね」とか「この道をソロで走ったのは、Aさん(←あえて匿名)度胸あるよね」などと話しながら進んで行ったのだった。

 


9時半にながたの湯を出発。

まずは旧権兵衛街道の起点にある「みはらしファーム」に向かう。

 

天気もまあまあ、気持ち良いペダリング。

 

赤そば祭りも開催されている。

みはらしファーム入口。ここから街道入り口まで直登で、意外に足にくる。

 

いよいよ旧権兵衛街道に入った。

研まおこさんもいつかは来ようと思っていたとのことで、肩を並べて談笑しながら登っていく。

 

トンネルが開通後は、やはり手入れはされていないようだ。

前方にクルマが。どうやら山菜か、きのこ採りのようだった。

 

通行止めゲート。道もかなり荒れている。

 

やはり出没するらしい。サドル下にぶら下げていたクマ鈴をハンドルバー下に移して、ここからは指ではじきながらの走行とする。

 

全行程中、このあたりの数百メートルが一番荒れていたが、まあロードでも充分走れる程度。

それでも所々、崩れた痕跡はあった。

 

このあたり、晴れていれば南アルプス方面の遠望が広がる。

 

今回は雲に隠れてしまっていて残念。

 

どうやらピークが近くなってきたようだ。

そして車道の権兵衛峠に到着。

 

前回はここからの眺めもなかなかだったが、今回はやはりお預け。

 

更に少し進むと車道は下り基調に。

 

無線中継所のケーブルカー施設。

木曽側のゲート。

 

ここは8月の夏ツーリングでクルマで偵察済み。

かつては国道361号線だった名残りの標識。

 

ここから山道の峠に向かう。

ざっと300mほど歩いて旧峠に到着。途中で何やら低いうなり声を聞いたが、気にしない(つもり)で、足早にここまで来た。水場で喉をうるおし、軽く食事を摂った。

 

私がこの峠を訪れたのは、1978年8月2004年8月、そして今回の3回。峠の雰囲気は意外に変わっていない。

 

食事を終えて山道をほんの50mほど下ると、再び車道に出る。ここからはひたすら下り基調の道のり。

後方に見えるのが権兵衛トンネルの伊那側のポータル。

 

ほとんどクルマが来ない旧道を奈良井方面に向かって進む。

 

奈良井ダムを横目に一気に下っていく。

 

奈良井駅前の蒸気機関車C12。

 

更に下って、牛首峠への分岐地点に到着した。

急用のため自宅に戻らなければならなくなった研まおこさんとは、ここでお別れ。まだ時間に余裕があるとのことで、自走で戻られることになった。

 

こちらは一休みしてから、牛首峠の登りに掛かる。

 

ところどころ、クルマのすれ違いも不可能な狭い箇所もあるが、路面は良好で落ち着いた登りが続く。

 

このあたり、意外にきつい登り。

 

峠手前のつづら折りの登り。

 

牛首峠に到着。

 

もしかしたらここで落ち合うかもと言っていた自転車仲間は多分来ないだろうと、早々に下りに掛かった。

 

峠を越えると、先ほどまでの登りとは雰囲気が一変して、このように明るく開放的な感じとなる。

 

そろそろ稲刈りも始まっている山村の風景を見ながら、快適なダウンヒルが続く。

 

家族総出で稲刈りを行っていた。

 

小野下町交差点に着いた。ここから右折して、ながたの湯までは残り14km少々。

 

途中20分間ほど、急な大雨でびしょ濡れの走行となったものの、ながたの湯に無事到着した。

 

 

下着を含めて一通りの着替えは持参していたので、温泉でサッパリとして着替えた後は、早めの夕食を摂って体を休めた。

 


ながたの湯を18時過ぎに出発、帰りの中央高速もさほどの渋滞は無く、自宅には21時過ぎに無事到着した。研まおこさんも16時半過ぎに帰宅していたとのこと。
夕立にはまいったが、それでも終日心地良い峠越えが楽しめた一日だった。

 


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