フォトレポート:天丸トンネル〜八丁トンネル周回

TOP > サイクルツーリングレポート > 天丸トンネル〜八丁トンネル周回 > フォトレポート:天丸トンネル〜八丁トンネル周回

 

道の駅〜野栗〜天丸トンネル〜日窒鉱山〜八丁トンネル〜志賀坂トンネル〜道の駅

関越道を本庄児玉ICで降り、神流側沿いに更に40km弱走ると、道の駅万葉の里に着く。ここは10時営業開始で、到着した時はまだひっそりとしていた。

8時40分、道の駅をスタート。快晴で気温も高くなりそうだ。

雲一つ無い晴天の中、国道462号線を進む。気温は13度を指している。

ここから左折し、野栗沢方向に進む。

集落の間を狭い道が続く。

ここで橋を渡って野栗沢方向に進むが、ここまで食料が調達出来る店がなく、橋のたもとの野栗食品という店でとりあえずビスケットとソーセージを調達した。

食料を調達した野栗食品。この店の女主人の息子さんは昔4年間ほど自転車で世界を放浪していたとのこと。

橋を渡ると道は一気に勾配を増してきた。

野栗沢に沿って、5〜8%ほどの登り勾配が続く。

野栗沢温泉。

ここで、胡桃平方向と奥名郷方向に分かれるが、天丸トンネルに通じる奥名郷方向はなんと通行止めの看板が。まあ行けるところまで行ってみよう。

ここから更に勾配がきつくなり、感覚的には平均12%以上はありそうだ。

ギヤを落として懸命にペダルを踏む。

このあたりヘアピンカーブの連続で勾配をかせぐ。

なんなんでしょう、この角度!

このようにして高さを一気に上げる。いやあ、きついきつい。

ここが天丸トンネル前の最後の集落。遅咲きの桜の手前には鯉のぼり。

ひたすら登る。

それにしてもいい天気で、青空の下の山の緑がすがすがしいが、こちらは汗だくだくである。

この辺でいったん足を休めようとしたら、なんとガード付き旅行車の3人組が休んでいた。別々の大学のサイクリング部のOBの3人組とのこと。こちらが目の前に来るのを見て、「ようやくガード付きの自転車と会えた〜」と。

3人組としばし歓談した後、どうせ追いつかれるだろうと先行させていただいた。道はこの辺りからじょじょに荒れ始めてくるようだ。

展望の開けたところで一休みしていたら、やはり後から先ほどの人達が登ってきた。

太尾トンネルを通過。天丸トンネルまでは、あと1km弱。

斜面に沿ってかなり崩れ落ちていて、大きな岩も道路に転がっている。

そして、ようやく天丸トンネルに到着。ここまで私の貧脚にはかなりハードな登りだった。

予定をだいぶオーバーしてしまったので、先ほどの3人組の皆さんともども、ここで昼食タイムとすることにした。

それでも、手前の山の間からの展望が素晴らしく、ここまで登ってきた甲斐もあろうというものである。

ビスケットとソーセージ、ウイダーの食事を終えて、天丸トンネルを抜ける。

続いて山咲トンネルを抜けると、待望の下り基調の道となった。

下り始めて約4kmのところで舗装が切れて、ここからしばらくは荒れたダートの下りとなる。

トンネルの連続。

いかにも岩肌をくり抜いた感じのトンネル。

前方のトンネルの上の岩肌は、光の加減で人やサルの顔のようにも見える。

ダートが終わるとともに八丁トンネルに通じる舗装道路と合流。ここから左Uターンして、八丁峠への登りにかかる。

登り始めてすぐに雁掛トンネルを抜ける。

雁掛トンネルを抜けると、日窒鉱山(日窒秩父事業場)に差し掛かる。石灰石や珪砂を採掘している工場は今でも稼働しているが、周辺には社宅や講堂、小学校や共同浴場などの廃屋が点在し、廃墟マニアには有名なところである。前方の山は両神山。

秩父鉱山簡易郵便局。こちらは現役の郵便局らしい。

社宅跡。

共同浴場跡。扉や窓は壊れていて痛みが激しいようだ。注意書きには「従業員並びにその家族の浴場に付き、部外者の入浴はご遠慮下さい。」とあった。

奥は浴槽。

商店跡。

進入禁止となっている廃屋。

廃屋群を過ぎて、八丁トンネルに向かう。奥の標識には「上り急勾配」と書かれていた。

両神山登山口。

きついことはきついが、先ほどの天丸トンネルの登りほどではなく、ペダルをくるくる回しながら高度を上げていく。

そろそろピークに近づいてきた。

そして八丁トンネルに到着。

延長886メートルと結構な長さのトンネルである。

まっすぐのトンネルの先に出口も見えている。クルマやバイクの音がしないタイミングで出口を目指した。

小鹿野側出口。

こちら側からの展望は見事である。

写真をパノラマ合成したので不自然なカーブとなっているが、広がり感のある遠望が素晴らしい。

こちら側は登山口となっていることもあって、広い駐車場やトイレも完備されていた。

登山者はここにクルマをデポして登って行くようだ。

小鹿野観光八景の看板。

これから下って行く道がはっきりと山肌に見えている。

伐採されていて、道路の取り付きが実にダイナミックな眺めである。

逆から登るとさすがにめげそうな光景である。

ひたすら下るが、意外に交通量もあって、気を付けて下る必要がある。

志賀坂トンネル脇に到着。ここから西秩父林道を行く予定だったが、時間が押しているので、ここからトンネルを抜けて道の駅に戻ることにした。

今走ってきた金山志賀坂線の看板。雁掛トンネル〜志賀坂トンネル間、延長14.429kmの行程だった。

志賀坂トンネルを抜けて気持ち良いダウンヒルを楽しむ。

途中の茶店で一休み。

国道462号線に合流すれば、道の駅までは約8kmを残すのみである。

道の駅まで残り1.1km。

16時半、無事道の駅に到着した。


−−−< 天丸トンネル〜八丁トンネル周回 フォトレポート完 >−−−

 

TOP > サイクルツーリングレポート > 天丸トンネル〜八丁トンネル周回 > フォトレポート:天丸トンネル〜八丁トンネル周回

 

 

 

inserted by FC2 system