フォトレポート:TOM2012 2日目

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2日目:平湯トンネル手前〜平湯峠〜平湯温泉〜安房峠〜新島々〜松本駅


安房峠(1,790m)から穂高連峰を望む

2日目の朝、天気予報では高山一帯は雨マークだったが、雲の流れは速いものの、綺麗に晴れ上がっていた。どうやら終日雨に降られることはなさそうである。

毎年恒例となっている朝ポタも今回はなぜか中止となり、ゆっくり朝食をとって、出発準備を整える。今日のコースは宿から平湯トンネルまでのだらだらとした登りがいやだなと思っていたのだが、松本IC経由で帰京するUサンのご好意で平湯トンネルまでクルマで送っていただけることになり、やれやれと一安心。

9時、いつものように記念撮影があって、今回のTOMも無事お開きとなった。さて、参加者の皆さんが自転車をクルマに積み込んで、三々五々宿舎を後にしている中、私はUさんのクルマで平湯トンネルに向かったのだった。



宿舎のシャレー中西は参加者のクルマで一杯。


出発前に談笑するシクロツーリスト誌のTさんと健脚のIさん達。

参加者全員の記念撮影。100名以上ともなると壮観な光景である。

記念撮影が終わって、Uさんのクルマに自転車を積み込んで平湯トンネル手前まで送っていただく。

Uさんとはここでお別れ。

Uさんのクルマが平湯トンネルに入るのを見届けて、さてこちらも出発。

この道をぐるっと右に回り込むと、旧道の平湯峠に至る。

平湯峠への道は距離は短いものの、のっけから10%などという標識が。

なかなか厳しい登りが続く中、一休みしていると後方からKさんが追いついてきた。Kさんも私と同じように参加者の方のクルマでトンネル手前まで送ってもらったとのこと。

それにしてもこの道はきつい勾配が継続し、貧脚にはつらいつらい。

それでもようやく峠に近づいたことを示す案内が。

そしてKさんと二人、最後の踏ん張りで登り切ると・・・・

景色の雄大な平湯峠に到着した。

平湯峠は標高1,684m。1978年に平湯トンネルが開通するまでは、この道が国道であり、峠前後の隘路は難所であった。

北西方面には飛騨の山並みの遠望。

Kさんは乗鞍スカイラインを走る予定だったが、強風のため走行禁止となってしまったため、私と一緒に安房峠経由で松本駅まで走ることとなり、平湯峠を後にした。

峠を下ると、再び国道158号線に合流。旧道とは違って、行き交うクルマも多い。

国道158号線を平湯温泉に向かう。

想像以上に賑わっている平湯温泉。

ちょっと早いが、ここで昼食を摂った。その間に宿から自走で来られた先輩方が合流。安房峠に向けて、皆さんと共に出発した。

安房峠もそれなりにきつい勾配がずっと続き、なかなかハードな登りが続く。

天気が良くて、木漏れ日の中を登るのはキツイながらも楽しい時間である。

松本まで42kmの標識。

稜線にだいぶ近づいてきて、もう一踏ん張り。

しかし、それにしてもいい天気で、真っ青な空が広がっている。


登り始めて1時間半、前方の右カーブを登り切ると、そこが安房峠であった。

安房峠には茶店の建物があるが、安房トンネル開設の1997年頃までは営業していたらしい。長野側には穂高連峰の見事な眺望。

頂上付近は雲がかかっているが、実に迫力のある眺めだった。

さあ、ここから松本まではひたすら下りである。

下り始めてほんの20分ほどで釜トンネル前に合流、ここから左折。

釜トンネルから奈川渡あたりまでは、暗くて路面も荒れているトンネルの連続であるが、Kさんと二人、結構なペースで次々に抜けていった。

途中、稲核ダム横のそば処徳心に立ち寄り、もりそばで小休止。お腹を満たして、またひたすら下り基調の道を松本駅に向かった。

松本ICの緑の標識が見えて来ると、松本駅はもう間もなくである。


15時50分、松本駅にゴール。今日の走行距離は約68kmだったが、Kさんとともに平湯峠、安房峠を無事越える事が出来て、キツイながらも楽しい一日であった。


その後、自転車を輪行袋に格納し、16時58分のスーパーあずさで帰京した。(Kさんは1本早いあずさ)
2日間の走行距離は162km弱、今の私の脚力ではそれなりにハードな行程だったが、天気にも恵まれて、じっくりと峠越えを楽しんだ2日間であった。

−−−< TOM2012 フォトレポート 完 >−−−

 

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