フォトレポート:2012夏ツーリング-白馬峠周回

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道の駅白馬〜和知場峠〜小川村〜大洞峠〜鬼無里〜峰方峠〜道の駅白馬

当日朝5時、クルマに相棒を積み込んで出発。中央高速の休日朝の渋滞を避ける目論見で出発したのだが、調布ICから乗った途端ノロノロ運転となってしまった。

それでも大月を過ぎた頃から渋滞も解消してきて、岡谷JCTから長野自動車道に入り、豊科ICで高速を降りる。その後大糸線沿いに国道148号線を北上して、道の駅白馬に10時半に到着した。 道の駅白馬はいつ来てもクルマが多いが、なんとか駐車スペースを確保出来た。

一休みしてから自転車を降ろして、11時少し前に道の駅を出発。和知場峠〜大洞峠〜峰方(白沢)峠という周回コースのランが始まった。予想以上に天気が良く、暑さが心配である。

今回の相棒は3×10速仕様の700×35Cランドナー。最近は登りがてきめんに弱いので、一昔前のMTBなみのローギアを装備しているこの自転車の出番となった。

道の駅白馬はいつ来てもクルマが多く、多くの人で賑わっている。

11時少し前、道の駅を後にして、まずは和知場峠に向けて国道148号線を南下。

大糸線の臨時駅であるヤナバスキーじょうまえ駅の先で国道を離れ、県道324号線に入る。

和知場峠に至るこの道は、県道というより舗装された林道という雰囲気。分岐して国道をアンダーパスすると、のっけから登りとなる。

眼下には青木湖。

最後の1kmほどが意外にきつく感じる道をヨタヨタとペダルを回して、和知場峠に到着。峠といってもスキー場のリフトの起点のある単なるピークだった。

峠をあとにして、相変わらずの狭い道を下って行く。

このあたりは意外に山深い感じ。

やがて田んぼも見えて来るが、人の気配もなく、諏訪の後山とよく似た雰囲気である。

峠から約2.8kmほど下ると大町街道に突き当たり、ここから右折して小川村に向かう。

前方は切石トンネル。

切石トンネルを抜け、小川村に向かってほぼ直線状の道を下っていく。

GS脇の分岐を左折し、次は大洞峠に向かう登りとなる。

通行止めの看板。こちらは道なりに行くので関係なし。しかし、『当分の間』というのはどのくらいの期間を想定するであろうか。

大洞峠までは、約8km、平均勾配6%の登りが続く。

ところどころ、このように10%の標識も現れる中をひたすら登って行く。

大町街道がかなり下に見えるようになってきた。

霞んでいてはっきり見えないが、小川村は北アルプスの眺望で知られている。

何もこんなところで、スカイツリーにあやからなくてもよいと思うんですが・・・

ほとんどクルマも通らない静かな峠道を登っていく。


気温も上がってきて、日差しもきつい中を、汗みどろでひたすらペダルを回す。


登り始めて5km弱、アルプス展望広場に到着。晴れていれば後立山連峰の峰々を一望に出来るビューポイントである。肉眼ではうっすらと見えるものの、撮影した写真ではほとんど見えないのが残念。

 

澄み切った初冬の頃に、冠雪の山々を見にきたい景色である。

7倍ズームでも、残念ながらこの程度。

展望広場の観光案内板。


 

展望広場を後に再び登り始める。

大洞峠手前の茶屋で一休み。『ガリガリ君』でノドの乾きを潤す。

14時過ぎ、大洞峠に到着。ここも単なるピク地点で、あまり峠という感じがしない。

峠を後に、鬼無里に向けて一気の下りに入る。

前方の標識を過ぎると国道406号線に突き当たり、左折する。

国道に入ってすぐのところに、道の駅ならぬ旅の駅鬼無里がある。

峰方峠への残り15kmの登りを前に、旅の駅で一休みして、筋肉をほぐした。

旅の駅を出発して、本日最後の峠である峰方峠に向かう。


この登りはそれほどの勾配ではないので、息を切らすこともなく、のんびりとペダルを回しながら登って行った。


このあたり、昔からの峠道の雰囲気があって、気持ち良く登って行ける。


 

 

まもなく峰方峠の入口が見えてきた。

こちら側には『白沢洞門』の文字が。

そしていよいよトンネルを抜ける。

峰方峠に到着。

昔から有名なトンネルを抜けた地点の光景。実を言うと、クルマでは来たことがあるものの、自転車で来たのは初めてなのであった。


 

しばらく休んでいると、ようやく来たアルプスが見えるようになってきた。クルマも何台か停まっていて、皆さん盛んにシャッターを切っていた。

16時を回ったので、峠を下り始めた。途中、路面修復中の箇所があった。

ひたすら下る。

後半はカーブも緩やかで、このあたりは相当なハイスピードでダウンヒルを楽しんだ。

下り切って、再び糸魚川街道に戻り、クルマをデポしている道の駅に向かう。


さて、道の駅に戻った後は、自転車をクルマに積み込み、宿を確保した栂池高原に投宿し、初日のランを終えたのであった。
翌日は朝からあいにくの空模様で、当初は小熊黒沢林道を走るプランも想定していたが、それは中止して、野麦街道〜乗鞍温泉〜白骨温泉とクルマを走らせ、山深い白骨温泉の日帰り湯を楽しんで帰宅した。


栂池高原で見掛けたヨーロッパ風(?)の大きなホテル。

気球体験の様子。意外に低いところまでしか上がらないので、見物したのみ。

山深い白骨温泉に到着。

それでも次から次へと観光客のクルマが来て、結構な賑わいである。

公共の露天風呂入口。私ももちろん入りました。

公共の露天風呂はこの階段を下った渓流の脇にあった。

ということで、今回もサイクリングドライブの2本立てとなったが、それなりに体力を使ったものの、十分楽しんだ2日間を過ごすことが出来た。


−−−<  2012夏ツーリングフォトレポート 完  >−−−

 

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