フォトレポート:厳道峠越え

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相模湖〜秋山〜厳道峠〜野原〜天神トンネル〜秋山温泉〜藤野〜相模湖

今回は自宅最寄り駅から輪行して、相模湖駅がスタート地点。しばらくは湖岸南側の道を走っていく。

この看板のあるT字路を左折して、秋山方面に進む。

今日は天気も良いが、やや暑い。

結構な日差しの下を、微妙な上り下り勾配が連続する道を進む。


ここから旧秋山村に入る。秋山村は2005年に上野原町と合併して上野原市となった。右の写真は自転車趣味に復帰後間もない12年前に走った時のもので、統合される前の秋山村の看板だった。

山間に入るとよく見掛ける不当投棄禁止の看板の下にはクマ出没の注意が。

道幅が狭くなると同時に勾配も増してきて、ここしばらくまともに走っていない身には、意外に足にくる(やれやれ)

ようやく林道安寺沢線の起点に到着。看板は昭和63年に書かれたもの。

起点からしばらくは結構きつい登りとなり、現在の貧脚にはいささかつらい。

しばらく登って行くと新しい看板が。所轄が変わる地点だと思われる。

ひとしきり頑張って登ると、開放的な景観が広がってくる。

このあたり標高は低いが、安寺沢川の谷合いを見下ろす眺望はなかなかのもので、この峠道の秋山側の最高のビューポイント。

もうしばらく進んで直線状になると、峠は近い。

スタートして約21kmほどで厳道峠に到着である。

林道安寺沢線の開通記念碑。年月を重ねてきた感じ。

峠には登山道への階段があり、旧峠に行くことが出来る。

正面に下る道が続いており、この辺りが旧厳道峠。

更に登って送電鉄塔の下に出ると、このような素晴らしい景色が全面に広がる。丹沢山塊の山並みと、その奥には富士山。厳道峠を超える自転車やバイクは少なくないようだが、この景色を見ずして下るのははなはだ勿体ない。峠にはこちらより先に大型バイクで来ていた外人さんがいて、片言英語で案内してあげると、彼もこの景色を見に行ったのだが、降りてきて一言、「ワンダフル!、アリガト」

こちらは八王子側の展望。

富士山の眺望を堪能して、道志側の下りにかかる。この先で道は二手に分岐する。右側の急な下りが久保に降りる昔からの道で、今回は野原に下る新しい方の道を行くことにした。

新しい方の道(野原線)は距離が長い分勾配も多少緩い。ところどころ路肩が崩れていたり、湧水が道幅一杯に流れている箇所もあるが、特に問題なく下って行く。

峠から約3.5kmで道志みちに合流。日差しが結構強い中、ここから道志みちを走っていったが、微妙な上り下りが、すっかりなまっている足にはかなりシンドイものとなった。

 

しかも今日に限って、デジカメの充電はし忘れるは、予備バッテリーは忘れるはで、この先は写真も撮れないまま、横を元気なローディー達のカーボンロードバイクにガンガン追い越されながら、ひたすらヘロヘロとペダルを回して行く始末となった。

その後は、なんとか秋山温泉にたどり着いて、施設をなんとか1枚撮影出来たところで、温泉で大休止。


秋山温泉からは、またヘロヘロ走って、藤野〜相模湖と甲州街道を辿って、輪行で帰宅。大した距離でもないのに、なまった身体にはいささかきつい一日だったが、すっきりと晴れた空の下、峠からの富士山の眺めも堪能できた。

−−−< 厳道 フォトレポート完 >−−−

 

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