フォトレポート:御前崎オフ2012第2日目

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2日目:聖火〜ヤマカ・相良物産〜相良油田〜静波海岸〜大井川〜蓬莱橋〜新金谷駅

昨年の震災の影響がここにも

 2日目の朝は、会長不在にもかかわらず、6時前には十速会メンバーをはじめ熱心な皆さんが集合して、恒例の御前崎灯台の日の出参拝(笑)をこなすことから始まった。

 その後集合写真を撮影したのち、9時過ぎに2日目のランが始まった。

 今年は気温も高くて走りやすい2日間だったが、昨年に続いて富士山が雲に隠れてしまったのが残念。

 それでもゴール地点の新金谷駅まで楽しいランが続き、参加した皆さんがどなたも満足そうな顔をしていたのが印象的だった。


会長不在であっても、副会長が「起きた人で行って」と無責任な発言をしたとしても、こうして元気な面々が夜明け前に宿の前に集合して、御前崎灯台に向かう。

今年も雲が多く、水平線上の雲の上から太陽が昇ってきた。

それでも、なんとか朝日を拝むことは出来たので、皆さんもまあ良しという雰囲気。

それでもやっぱり綺麗な朝日である。

御前崎灯台は1957年の松竹大船「喜びも悲しみも幾年月」で、主人公夫婦(佐田啓二・高峰秀子)が太平洋戦争の終戦を迎えた灯台。

手前のエスロクも参加者のクルマである。ご自分でコツコツとレストアしているらしい。

朝食は、いつものようにご飯を三杯お代わりして、今日のランに備える。今回は途中で追加の炊き出しもあった。

出発前の記念撮影。 夕べあれだけ飲んで騒いだのに、まあ皆さん元気なこと。

さて、宿をあとに2日目の行程が始まった。

まずは御前崎海岸方向へ。

ヤシの木通り。

トンネルを抜けて緩い勾配を登ってくる皆さん。


きちんと朝食をとった皆さんが軽やかにペダルを回して登ってきた。

いつも立ち寄るコンビニにて小休止。
この後は
静岡鉄道駿遠線廃線跡を利用した太平洋岸自転車道に入る。

太平洋岸自転車道に入った。

地頭方駅跡。静岡鉄道駿遠線は藤枝〜榛原〜相良〜袋井を結んでいた軽便鉄道だが、詳しくはこちらのサイトへ。

毎回静波海岸で豪華なお弁当をデリバリーして下さるうおともさんの横を通過。

このあたりも海抜が低いため、昨年3月の震災後に避難場所を整備したとのことで、この看板が数百メートルおきに立てられていた。

野菜を収穫しているお婆さん。避難訓練もしたと言っていた。

毎度お馴染みの切り干し大根の干場。

小堤山トンネルに到着して小休止。今年もしらす工場を見学することになっており、工場に向かう。

奥に見える建物がしらす屋ヤマカさんの工場兼売店。シラスを干す棚に自転車を干す、もとい、立てかける。

今回も参加者の多くがしらすや桜エビをお土産に買い求めた。また来年もお待ちしていますとのこと。

しらす屋さんの後は、道路一本隔てたところにある、今回の参加者のH氏推薦の相良物産さんに立ち寄った。美味しい静岡茶をいただいたが、ここでもお土産にお茶を買い求める参加者が多く、店員さんは大忙しだった。

ご主人や店員さんに見送られて、相良物産さんを後にする。ここも来年から恒例の立ち寄り場所になりそう。

次は相良油田に向かう。

風も弱く穏やかな天気の中を向かう。

相良油田に到着。

相良油田は太平洋岸唯一の産油地だったが、1955年に廃止されている。


 


油田見学の後は多少の上り下りをこなしながら、静波海岸を目指す。


しばらくは田園風景の中をのんびりと走って行く。
 

何回か荻間川に掛かる橋を渡りながら海岸へ。
 

静波海岸に到着した。

雲が無ければ、この正面に富士山が見えるのだが、今年も残念ながらお預けである。


しばらく海岸沿いに走って行く。いつも気になるのだが、何を採っているのかな。
 


ちょっと雲が多くなってきた中、美味しいお弁当が待っている駐車場を目指す。

という事で、予定通り昼食場所の駐車場に到着。タイミング良くうおともさんさんのケータリングサービスも到着し 、お腹を空かした皆さんが早速並び、弁当を受け取った皆さんが早くも食べ始める。

 

御前崎オフの大きな楽しみの一つが、このお弁当。温かい豚汁も付き、普段のサイクリングでは味わえない豪華な昼食である。

駐車場に車座になって歓談しながらの楽しい食事。今年は風もほとんど無く、砂のふりかけが無いのが何より。

オーナーの食事が終わるのをじっと待っている我が愛車と、今回のランでデビューした11速仕様の2台の新車。赤白塗り分け塗装が美しいアテナ仕様、精悍な黒のフレームにレコードカーボンと完組ホイール仕様で、どちらもオーナーの個性が反映された自転車である。

うおともさんの部長さん。毎年ありがとうございます。

さて、そろそろ出発。


途中、小山城公園のトイレタイムを経て大井川へ向かう。

 

 


富士見橋で大井川を対岸に渡ったところで、十速会会員によるチューブラータイヤ交換講習会を開催。今となっては貴重なNISIの650Cチューブラーリムがちょっと汚れているかも(笑)

大井川マラソンコース「リバティ」を新金谷方向にむかって走る。

本来はもちろん自転車も自由に通れるが、参加人数が多いとのことで、主催者のくりくりさんが、あらかじめ市から走行許可を取り付けていた。この配慮が嬉しい。

我が地元の多摩川に限らず、河川敷の自歩道はどこでも歩行者と自転車の事故が増えているようで、こんな標識が。

我々もランナーや歩行者最優先で走って、蓬莱橋に到着した。

しばし一休みして、余韻に浸る。

GIOSのジュニア用ロードに乗っていた地元の少年、ウルサイおじさん達の質問攻めに閉口した様子(苦笑)

橋のたもとで集合写真。

島田駅からの輪行組とはここでお別れ。皆さん、お疲れ様でした。

初参加の女性のランドナーのバッグの興味深い固定方法。バッグはカメラバッグの流用とのこと。


残ったメンバーは新金谷駅に向かってもう一走りである。


大井川橋を渡れば、新金谷駅はもうすぐそこ。

そして15時半過ぎに、無事新金谷駅に到着した。

さあ、帰り支度である。

トラックに積み込む様子をパチリ。

こちらは運転席以外の座席を取り外して、自転車搭載専用と化した22B。すごいですね。

参加者のご主人の膝を気遣って、帰りのクルマを運転すべく(!)自宅から電車で来られた心優しい奥様。

私も相棒をクルマに積み込んで、帰宅準備完了。皆さんお疲れ様でした。


さて、今回の御前崎オフは、インフルエンザ等によって直前の欠席となってしまった人が何人もいたのは残念だったが、まあまあの天気の中、相変わらず楽しい2日間を過ご させていただいた。主催者のくりくりさん、伴走車でサポートしてくれたぱぴさんはもちろんのこと、ご一緒させていただいた皆様、ありがとうございました。また来年もお会いしましょう!

※なお特派員レポートの続報は、同行記者から届き次第、ここに掲載する予定である。


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