フォトレポート:2011今井彬彦メモリアルラン

TOP > サイクルツーリングレポート > 2011今井彬彦メモリアルラン > 2011今井彬彦メモリアルランフォトレポート

 

諏訪湖〜安国寺〜杖突峠〜松尾峠〜もみじ湖〜南峠〜諏訪湖



諏訪中央公園にて

 出発前日の天気予報は初日が曇り、2日目は曇り時々雨というものであった。色々考えた末、とりあえずクルマで諏訪湖まで行って、2日目にかなり降られた場合は、飯田線で輪行して諏訪に戻るという想定で輪行袋も持って行くことにした。

 日曜日の朝5時過ぎ、クルマに相棒を積んで出発。幸い中央道の渋滞もなく、7時半には諏訪中央公園の駐車場に到着した。しばし休んでいるとAさんもクルマで到着し、その後岡谷にクルマをデポして車中泊していたKさん、クルマで来たUさんが相次いで到着、8時半に4人で出発したのだった。

 

 

 

 今回の相棒は10速会仕様にした700×35Cランドナー。1台くらいWレバー仕様の10速車があってもいいだろうと、最近改装した。


ご一緒するAさん、Kさんの愛車。

8時半過ぎ、駐車場を後にして、杖突峠に向かう。

途中のコンビニで食料補給。

諏訪大社上社本宮に立ち寄り。

奥に見えるのは御柱。

諏訪大社は諏訪湖周辺に4箇所の境内地をもつ神社で、全国にある諏訪神社の総本社である。

安国寺手前のいつも立ち寄るコンビニで、ほかの参加者の皆さんに会う。

安国寺の交差点からいつもの旧道へ。

コンビニで合流した皆さんと一緒にのんびりと登る。


相変わらずの曇り空ではあるが、八ヶ岳がはっきりと見えている。

ここで旧道はおしまい。あとは峠まで一本道である。

皆さんと歓談しながらの登り。

途中の駐車スペースに着いて、先行していた参加者の何人かと更に合流。

※写真お借りしました。

駐車スペースを後にして、再び登り始める。時折、レーサーレプリカのビッグバイクの集団や、スーパーセブン、ポルシェのグループに遭遇。

まもなく右側に諏訪の街並みや霧ヶ峰方面の展望が広がってくる。

ほんのわずかだが、橋のたもとから左に分岐して、旧道が残っている地点。

相変わらずおしゃべりしながらの登り。

峠の茶屋手前の絶好のビューポイント。


ビューポイントを過ぎると、峠の茶屋はすぐである。

杖突峠の茶屋には10時半過ぎに到着した。その後相次いで到着する皆さんと挨拶し、のんびりと歓談しながら、早めに昼食をとった。そして、いつものように12時15分過ぎに集合写真を撮影。


さて、いつも楽しいネタをご提供して下さるIさんだが、今回は

「ストロングライト49Dのクランクは材質が柔らかいがために、すぐ緩んでしまうが、エルスの専用工具があれば、いつでも安心♪」

という事例をご披露してくださった。私も昔49Dを使っていたが、クランクを抜き差しするたびにBBシャフトの奥に入っていった記憶がある。

しかし、この実演にエルスの純正ツールが登場するというのも、考えてみれば、いや考えてみなくてもすごい事ではありますね。工具はよくご一緒するKさんのフロンドバッグから出てきたのだが、この辺が今井ラン参加者のすごいところと、なぜか妙に実感した一時でありました。

Iさんのコメント:皆さんもクランクの緩みには普段から気をつけましょう(・・・説得力無し)」

49Dのメンテが完了したIさんは一安心で、黒河内林道目指して出発していった。

茶屋からの展望。さすがに南アルプス方面は霞んでいた。


さて、私は今日は鹿塩温泉に投宿するはずだったが、峠から電話してみると、なんと3軒とも予約出来ない。どうも日曜日夜にもかかわらず団体が入っているとのこと。
結局日帰りに変更して、朝駐車場からご一緒した皆さんが松尾峠経由で戻るというので、道案内も兼ねて私もご一緒することにしたのだった。

ここが本当のピークで、ここから高遠まで気持ちの良いダウンヒルが続く。

ピークから3kmちょっと下ったところで、林道日影入線に入り、松尾峠に向かう。平均勾配は9%近くある。

松尾峠は高遠町と箕輪町の境となっている。

松尾峠には13時20分過ぎに到着。

※写真お借りしました。

ここで少し休憩。

松尾峠からもみじ湖まで一気に下る。

この道は以前は何年かにわたって通行止めだった。

今回はスマートフォンにソーラー充電器を接続、"Run & Walk"というアプリを起動して、コースのログを取ってみた。auのサイトにアップロードしたログデータをPCから"Google Earth"にダウンロード出来るのがなかなか良い機能である。


もみじ湖から諏訪湖方向に北上する県道442号線は、しばらくは後山地区のいくつかの廃村をつなぐ寂しいルートである。

それでものんびり走っている内に、人の手が入った田畑が見えてくる。

※写真お借りしました。

我々は右側の奥から辿ってきた。左の奥には、林道日向入山線が続いている。

Aさん、「いやあ、いいコースですねえ」


私もこのあたりの風景が好きで、過去4回ほどは走っている。

左に登って行くヘアピンカーブ地点。早めの帰宅を予定しているUさんとはここでお別れ。Uさんはこの後有賀峠を経由して諏訪湖に戻って行く。

残った3人はヘアピンカーブの頂点から直進して、真志野峠方向に進む。道はここからダートの林道蛇ヶ沢線となる。


ダートといっても比較的締まった硬い路面であり、細いタイヤでも特に問題はない。

約2kmほど登りつめると、ここが南峠である。真志野峠はここより西寄りの山道である。それでも南峠も標高は意外に高く、1221mある。

南峠の下りはやや路面が荒れており、我々の細いタイヤではいささか振動がきつい。

時折、諏訪の街並みが見えるところもある。

このあたり、ヘアピンカーブの連続で一気に下る感じである。

ここから、更に急勾配の舗装路で下ることになる。

※写真お借りしました。

眼下には諏訪の街並み。

中央高速の上を橋で横切る。

ちょっとした展望台があり、一休み。

考える事の同じ2人がカメラを構えている。

更に下って、諏訪湖に戻ってきた。岡谷にクルマをデポしているKさんとはここでお別れ。

Aさんと2人、のんびりと湖畔沿いにデポ地へ。

デポ地に到着。Aさんの車載方法を見せていただく。ビールケースはフロントマッドガードをぶつけないためのかさ上げである。

Aさんが帰宅の途へ。またご一緒しましょう。


ということで、宿泊ランの予定が日帰りとなってしまったが、今年も今井マジックのおかげか、雨も降らず一日のんびり峠越えを楽しめた。かつてのニューサイクリング編集長今井彬彦氏の追悼から始まったこのメモリアルランはこれからも続いていくだろうが、ニューサイクリングでサイクリングと自転車の面白さ、奥深さを学んだ身として、今後も参加し続けていきたいと思う。

−−−<  2011今井彬彦メモリアルランフォトレポート 完  >−−−

 

TOP > サイクルツーリングレポート > 2011今井彬彦メモリアルラン > 2011今井彬彦メモリアルランフォトレポート

 

inserted by FC2 system