秩父の深い谷間と:険しい山肌の展望が素晴らしいとのことで、以前から行きたいなと思っていたところに、グッドタイミングでFCYCLEのお仲間から御岳山林道・大血川林道オフのお誘いが。
　この週はやたら仕事が忙しくて、前日の金曜日も深夜帰宅だったため参加を断念しようと思っていたのですが、当日朝なんとか間に合いそうな時間に目が覚めました。あわてて支度し、輪行では間に合わないので、クルマで集合地点の秩父鉄道三峰口駅へ急ぎ、皆さんが自転車を組み立て終わった頃になんとか到着して合流。

　寝不足で体も重く、午前中の御岳山林道はその素晴らしい展望に助けられてなんとか走ったものの、道の駅での昼食後には離脱させていただきました。結局午前中の峠ポタで終わってしまいましたが、噂に違わず素晴らしい展望と約14kmのダートは存分に楽しむことが出来ました。

　皆さんとお別れした後は、秩父から旧正丸峠〜山伏峠〜小沢トンネル〜松の木トンネル〜吹上トンネル〜青梅というルートで、久しぶりの峠道ドライブを楽しみながら帰宅しました。

1．走行データ：

　　走行区間毎の距離、出発時刻、到着時刻など
　　※ツーリングレポートトップページの一覧表から走行データのMS-EXCEL版ファイルがダウンロード可能です。

2．レポート：

三峰口駅〜御岳山林道〜御岳山トンネル〜道の駅大滝〜三峰口駅
　

三峰口駅には9時過ぎに到着。

皆さんはすでに準備完了。

9時半前に駅を出発。実にいい天気で暑くなりそうである。

出発して3kmちょっとで、早くも林道御岳山線の起点に到着。

林道御岳山線は登り始めは結構勾配がきつく、すぐに一人旅になってしまった。

皆さんが休憩しているところになんとか追いつくものの、今日は足が重くて、先が思いやられる。

それでも頑張って登って行く内に、意外に標高は稼いでいるようだ。

ピーク手前の御岳山トンネルに到着。半分に切った丸太でファザードが覆われている。

景色を見ながら、しばし休憩。

御岳山トンネルは2006年5月竣工、延長129m。

さて、そろそろ出発。

このあたりは勾配も緩くなり、多少下ってから、再び登りとなる。

そして、この先の右カーブを曲がると・・・・

ここが、この林道の一番のビューポイントである。

秩父の深い谷間とゴツゴツした山肌、遠方に広がる眺望で、噂通りの素晴らしい眺めである。

法面のコンクリートに刻まれた階段の上からの展望。

三峰口方面を望む。

ビューポイントからさらに進むと、進行方向後ろ向きも雄大な眺めである。

このあたりはほぼ下り基調。

この普寛トンネルから先は御岳山2号線だが、現在は1.6km先で行き止まりとの案内があった。

我々はトンネル前から左に下る道を進む。

秩父湖に方面に連なる送電線。

標高500mあたりまで下ると、道はややガレてきたが、今日はクロスタイヤとフラットバーの組み合わせなので、快適なダウンヒルを楽しめる。

林道終点に到着。延長14kmの林道らしい林道だった。

林道終点から国道140号を中津渓谷方向に進むと、まもなく道の駅大滝温泉。今回はここで昼食である。

日帰り湯を併設している事もあり、道の駅としては、意外にしっかりとした定食を食べることが出来た。

トイレ脇に貼ってあったサイクリスト向け案内。空気入れ・六角レンチ・タイヤレバー・チューブが常備されていると書いてあるが、更にすごいことに、3サイズの700Cスペアチューブが用意されており、しかもわざわざ「仏式バルブ・ロング48mm」とまで明記されていた。
（ただし、650サイズは用意していないようである）

昼食も終わってそろそろ出発であるが、なんとなく体調がいまいちで足も重く、ここで離脱させていただくことにした。

大血川林道に向けて出発する皆さん。

皆さんを見送ってから、三峰口駅に戻るために、こちらも出発した。

三峰口駅までは下り基調であり、のんびりとペダルを回して行く。

駅手前で荒川を渡る。

13時45分、三峰口駅に帰着。

三峰口駅は1930年開業、埼玉県最西端の駅である。

一休み後、自転車をクルマに積み込み、14時過ぎに駅を出発。

秩父市内から国道299号線に入り、正丸トンネルを抜けてから旧正丸峠を目指す。前方のサイクリストは高校生くらいだったが、結構しんどそうだった。

旧正丸峠の奥村茶屋で一休み。

奥村茶屋で一休みした後は、この方面からの帰宅コースの定番の、山伏峠〜名栗〜小沢トンネル〜松の木トンネル〜吹上トンネル〜青梅〜奥多摩街道〜甲州街道というルートでプチ山岳ドライブを楽しみながら帰宅した。