フォトレポート:八王子・五日市の林道ポタ

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自宅〜醍醐〜入山峠〜五日市〜林道西の入・ホオバ線〜五日市〜旧小峰峠〜自宅

まずはいつもの通り多摩川サイクリングロードを日野橋付近まで走る。

日野橋から国道20号を八王子市内の追分まで走り、ここから陣馬街道へ。紅葉もだいぶ下界まで下がってきたようだ。

北浅川に架かる、なんとなく雰囲気のある橋。

かってはハイキングシーズンに運行されていたボンネットバスが、夕やけ小やけの里の公園に保存されていた。

和田峠に続く陣馬街道はここから左折だが、こちらは直進して醍醐方向へ。

ほとんどクルマも通らない静かな里の道。

今日はやや雲はあるものの、さわやかな秋の空の下をのんびりと進む。

ここから林道盆堀線に入り、入山峠に向かう。車両通行止めになっているが、五日市側は通行止めとはなっておらず、今回も五日市側から走ってきた乗用車が困惑していた。

念のため、クマ鈴を取り出してから登り始めた。峠までは平均勾配7[%]弱というところ。

起点から約3kmで入山トンネルである。

この一帯は常緑樹が多く、季節感にはやや乏しい。

途中でロードレーサーに抜かれてしまったが、峠手前の一つ目のピークで休憩していた。この自転車は縦型時代のカンパでリヤ10速を駆動させいた。

登るにつれて展望が広がってくる。

前方に左カーブの切り通しが見えてきた。ここが入山峠である。

入山峠も何度となく来ている峠の一つである。初めて来た1975年当時は荒れたダートが続き、八王子側に下る道は無く、この峠が終点だった。

小休止の後、五日市側に下り始める。

緑・赤・黄色の綺麗なコントラスト。

五日市側に下っていくと、まだ数百mダートが残っている箇所がある。

盆堀の集落の中にある整備工場に、なぜか1955年型のポンティアックスターチーフが。おそらくホイールキャップもオリジナルである。興味のある方はこちらのサイトあたりでご覧下さい。

目にもあざやかな真っ赤なもみじも。

この新久保川原橋を渡ると、檜原街道に突き当たる。

檜原街道を武蔵五日市駅前まで走ったところで、少し早いがやまねこ亭でランチタイムをとることにした。

ランチの後はつるつる温泉方面に進み、肝要に向かってペダルを回す。

ここから林道西の入・ホオバ沢線に入り、肝要峠に向かう。

林道西の入・ホオバ沢線の案内板。

起点からピークまでの距離は大したことないが、勾配はそれなりに急である。

この道は意外に山深く、峠越えの雰囲気は結構楽しめる。

勾配がやや緩くなってくると、まもなくピーク地点である。

ここがピークで、左に進めば舗装が続くが、ここから右に下っていく道はダートとなっている。

今回はダートが続く林道台沢線を行くことにした。

ダートと言っても、よく締まった土の路面であり、今日の相棒の20Cのタイヤでもまったく問題なく走ることが出来る。

ここも季節感には乏しいが、道自体はなかなか好ましい雰囲気である。

起点から約2kmで舗装に変わった。

さらに少し下ると分岐地点。ここから急な下り坂の左の道にハンドルを向ける。

水口まで下ると、梅ヶ谷峠から下ってくる都道に合流する。

都道に入って、再び武蔵五日市に向かう。

途中で小休止した「大多摩うまいもの館」。地場で採れた農作物の加工食品が色々と並んでいた。

武蔵五日市に戻り、今度は秋山街道に入る。ちなみに前方を走るロードは信号無視の繰り返しだった(なんだかなあ)

紅葉と言うより落葉で、そろそろ秋も終わりという感じも。

やがて新小峰トンネルが見えてきた。

こちらはトンネルの横から歩行者のみ通行可能な旧小峰隧道への道に入る。

はじめはこのようにそれなりの道幅だが・・・。

このように段々狭くなってくる。

このあたりまでくると、すれ違いの困難な道幅になる。そういえば、昔この道が車道だった頃、側溝に片輪を落としているクルマを何度か見掛けたことがあった。

ここが旧小峰隧道。小峰隧道は大正時代の1912年竣工で、幅4.3m、高さ3.5mしか無く、路線バスが通る時はクルマのすれ違いは不可能な難所だった。路線バスには誘導員も乗っていたらしい。

こちらは反対側。落ち葉が路面を覆っており、いかにも役目を終えた感じである。

小峰峠の標識はまだ残っている。この画像からはバスが通っていた道とは思えない。

とりあえず歩行者の通行は出来るが、廃道化が進んでいるようにも見えてしまう。

八王子側の閉鎖されたゲート。


その後、 秋山街道〜陣馬街道と進み、八王子市内の某T商店に立ち寄った後は、日野橋から多摩川サイクリングロードに入って帰宅した。軽い峠越えランとして充分楽しめた秋の一日だった。

−−−< 八王子・五日市の林道ポタ フォトレポート完 >−−−

 

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