フォトレポート:2008井川夏オフ初日

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2008井川夏オフ初日:金谷駅〜家山〜田野口〜千頭




今回の相棒は27Cクロススポルティーフ

 土曜日の朝、輪行袋に納まった相棒をかついで、新幹線〜東海道本線と乗り継ぎ、JR金谷駅で下車。駅前に降り立つと、そこにはちょうど組立が終わったウエハラクラブモデルの奈良のN B さんが。こちらも相棒を組み立てていると、メールで連絡し合っていた子囃子さんも到着し、3人で千頭に向かうことにした。
 今日は朝から快晴で夏らしい暑い一日となりそうであるが、千頭まで50kmもないし、大井川や大井川鐵道に沿ってのんびり行きましょうやと正午少し前に出発した。
 だが実際には、高い気温と湿気の中、川に沿った山肌の道は意外に山深い雰囲気の上り下りの連続で、結果的に、距離と標高の割りには走り応えのある行程を辿ることになった。



11時過ぎに金谷駅に到着して、自転車を組み立てる。右はN B さんのクラブモデル。

※N B さん撮影


N B さん、新金谷駅からわざわざ来ていただいた子囃子さんと私の3人で金谷駅を出発する。

まずは大井川鐵道に沿って国道473号線を北上する。

国道が線路よりやや高い位置になったあたりで、後方からSLのドラフト音が聞こえてきた。自転車を停めて待つことしばし、タイ国鉄仕様に再現されたC5644号機が引く客車列車が現れた。C5644号機は第二次大戦中に軍事供出されたC56の中の1台で、戦後はタイ国鉄の700型として使われていたものである。

最後尾にはELのE10型1号機が補機として連結されていた。

川と線路から少し離れた茶畑の中を進む。ちょっとした峠道の雰囲気。

神尾駅手前の龍門の滝。

※N B さん撮影

道は少しずつ標高を上げていく。このあたり日を遮るものがなく、すでに汗まみれである。

大きなカーブで蛇行する大井川

地図上では地蔵峠付近のピーク。

その後も軽い上り下りを繰り返しながら進み、家山市街に入った。ここでようやく食堂を見つけて、昼食タイムとした。

昼定食のかつ御膳。1050円なり。

※N B さん撮影

無事エネルギー補給を済ませて、さらに進む。このあたり、国道というには道も狭くなり、このような趣きのある風景となる。

子囃子さんのリクエストで、地名付近で国道から県道に入り、塩郷の吊り橋「恋金橋」に立ち寄った。

この橋は全長220mの吊り橋で、一度に渡るのは最大10人程度にするよう書いてあった。

結構揺れるので、高所恐怖症の方には厳しいかもしれませんね。

※N B さん撮影

吊り橋を後にしばらく県道を進んでいき、田野口駅に立ち寄る。この駅は開業当初から大きな改築はないとの事で、地方小私鉄の駅本屋の雰囲気をよく留めている。

旧漢字で書かれた駅名。

島式ホームと駅舎に続く斜面、駅舎側の広さからみて、当時は上り下り列車交換可能で、もしかしたら貨物側線も敷設されていた事が容易に想像出来る。

集落と集落を繋いで、細い県道が続く。

まるで標高1000mクラスの峠道の雰囲気だが、実際には高々300mにも満たない。

苔むした法面が実にいい感じ。

集落に入ると、このようにやや広く舗装も綺麗になるが・・・

※子囃子さん撮影

集落を抜けると、道はまた狭くなり、山間を一山越える感じになる。

青部を過ぎてから、ふたたび国道に入り、千頭を目指す。前方の標識にも千頭駅直進とある。

千代橋を渡って大井川を対岸へ。

渡り終えて右折すると、目指す千頭駅はまもなくである。

いやいや、今日は暑かった。N B さんもホッと一息して、駅を眺めている。

千頭駅に到着。お疲れ様でした。

井川線の列車が発車して行った。

小休止して、今日の宿泊先の清水館へ。もう何人も先着していた。

一風呂浴びて、6時半から宴会が始まった。この時点でまだ何人か到着していないが、まずはビール。もっとも、飲まない私はいきなりご飯であるが(笑)


宴会は結局深夜まで続いたが、進むに連れて、皆さん三々五々部屋に帰って行き、最終的には深夜2時近くまで続いたようである。宴会途中にも何人か到着して、予定していた皆さんは無事全員揃った。

さて、明日は楽しみにしていた林道井川雨畑線の山伏峠越えである。

−−−< 2008井川夏オフ2日目 に続く >−−−

 

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