ツーリングレポート:秋葉街道〜天竜スーパー林道
2006夏ツーリング:秋葉街道〜天竜スーパー林道
(2006/08/20〜22走行)
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今年の夏ツーリングは、毎年の今井ランで走る杖突峠から分杭峠を経て鹿塩温泉、翌日は地蔵峠〜しらびそ峠〜青崩峠〜水窪、3日目は山住峠から天竜スーパー林道に入り、秋葉神社〜浜松、そして最終日は浜松から小夜の中山〜旧宇津ノ谷隧道〜静岡駅という計画を立てました。 このルートは、基本的には日本最大級の断層帯である中央構造線に沿って国道152号線を南下するものですが、地蔵峠・青崩峠の2カ所の国道不通区間があり、それぞれ迂回する車道が設置されています。茅野から秋葉神社まではいわゆる旧秋葉街道にほぼ一致しています。 旧秋葉街道は古くからの街道であり、戦国時代には武田信玄の遠州攻略の軍用路として、江戸時代には中馬(ちゅうま)街道と呼ばれた交易の道として、そして火伏せ(火防せ)の神としての秋葉神社への信仰の道として名高い街道です。 サイクリストの視点から見れば、南アルプスの西端に沿った長く狭い谷筋を、杖突峠を皮切りに、分杭峠、地蔵峠、しらびそ峠、青崩峠、そして山住峠と、幾つもの峠を越えながら秋葉神社に至るというパノラマルートであり、一度は全線走破したいコースであると言えます。 8月20日(日)、これから連日眺められるであろう眺望を期待しながら、いかにも真夏らしく晴れ上がった茅野を出発し、まずは通い慣れた杖突峠に向けてハンドルを向けたのですが、最終的には2泊3日のやや不消化な、しかしある意味ではとても印象的なランとなったのでした。 |
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