1000峠セレモニー乙見山峠オフ:9月22日No.1

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9月22日(日):JR大糸線「南小谷駅」〜大峰峠〜 小谷温泉山田旅館(泊)

−−−< Prologue:悲(喜)劇の始まりを知らないおやじ達の狂騒>−−−

 GAMI(私)は、当日朝8時のスーパーあずさに乗車した。久し振りのグリーン車の心地よい振動に身を任せている内に、列車はいつしか南小谷駅に到着した。 GAMIが 同じ電車に乗っていたTOSHIさんと連れだって駅前に降り立つと、もうほとんどのメンバーが集まっており、自転車話に花を咲かせていた。
 2人は早速自転車の組み立てに掛かるが、ふと見渡すと、そこには大きなザックを背負ったうら若き小柄な女性が所在なさげにたたずんでいた。彼女はくららさんといい、一人で糸魚川に出て日本海を見に行く途中だったが、メンバーの一人に「我々おやじ達と一緒に走らない?」と誘われて、とりあえず駅まで連れて来られたとのことであった。日頃むさいおやじ達だけで走る事が多い我々は、父娘ほど年の離れたくららさんの登場に わけもなく心を躍らせていた。そしておやじ達の誘いに根負けしたくららさんは、健気にもついに我々との同行を決心したのであった。 おやじ達は「オレこそ彼女のアシスト役にふさわしい」と内心思いながらも、表面的には善良なツーリストを装っていた。
 
やがて今回のプロジェクト(旅)は 、静かに幕を開けたのであった。
 だがそれが悲(喜)劇の始まりであることに は、誰一人気付かないままであった・・・・。



静かなたたずまいの南小谷駅に降り立つ
TOSHIさんと私。
(撮影:skuramさん)



終着駅にたたずむスーパーあずさ3号
 



ガード付き自転車が並ぶ駅前で談笑する面々。
 



 小柄ながら、大きなザックで「駅寝」もいとわないと
いう若き女性ツーリストくららさん。



 あいにくの曇り空の下ではあったが、
今回のツーリングが静かにスタートした。



 走り始めてすぐのローソンにて軽い昼食兼自己紹介。
くららさんの参加も、ここで正式決定。



 予定を変更し、前方の立山手前の峠を越えることになった。
さあ誰がくららさんをアシストするのか?



せいのさん。
普段にも増して真剣にペダルを踏む。



cancanさん。
何やら決意のような雰囲気を漂わせている。



我々はいよいよ最初の山岳ステージに入る。
それぞれ静かな闘志を秘めて橋を渡って行く。



先頭はTREKに乗るskuramさん。
だが後ろからグングン差を詰めてくるのは?


−−−<「1'st Stage:悲(喜)劇の始まり
」に続く>−−−


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