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2018今井彬彦メモリアルラン<2018年6月10日走行>

杖突峠 毎年6月の第二日曜日に開催される今井彬彦メモリアルランに今年も参加しました。

 このランはニューサイクリング誌の編集長だった故今井彬彦氏を偲び、故人が好きだった信州諏訪の杖突峠に集うという集合サイクリングです。正午に集合写真を撮る事だけが決まっていて、その前後は完全なフリーランという形式のもので、今回で17年連続17回目となります。私も皆勤賞(笑)の17回連続の参加です。

 6月第二日曜日ということで、今年もすでに梅雨入りとなりましたが、前日まで雨模様だったり、開催当日に周辺で雨が降っていたりしていても、なぜか走っている間は雨に降られることはほとんどなく、常連メンバーの間ではこれを「今井マジック」と言っています。
 今年も事前の週間天気予報では終日雨マークでしたが、自転車で走っている時間帯は薄曇りで時折日が差すという、正に「今井マジック」の一日でした。

 当日朝は自宅を5時20分に出発、がら空きの中央高速を諏訪ICで降りて、7時40分、諏訪中央公園の駐車場にクルマをデポしました。

 自転車をクルマから降ろして8時20分に出発し、まずはいつも参加者が集合する安国寺のコンビニに向かいます。薄曇りで当面は雨が降る気配のない空の下を、電動アシストの相棒で快適に進みます。途中、諏訪大社に立ち寄って今日のランの安全を祈願してから、いつも参加者が集合するコンビニには9時少し前に到着しました。

 コンビニには既に何人かの参加者が到着しており、昼食や飲み物を購入している間にも続々と参加者が集まって来ました。いつもはここから何人かで杖突茶屋を目指しますが、今回は電動アシストによる登りの時間短縮を検証すべく、一足先に一人で出発しました。

 例年同様、安国寺交差点からいったん旧道に入り、安国寺の集落の外れから再び杖突街道に合流、ここから峠の茶屋までは約6km少々の登りです。さすがに電動アシストだけあって、杖突街道の登り勾配程度であれば、息を切らす事も、汗をかくこともなく、ぐいぐいと進んで行きます。結局、安国寺交差点から杖突茶屋まで23分ほどで登ってしまいました。茶屋にはまだ誰も来ておらず、のんびりと参加者の皆さんの到着を待ちます。心配していた雨も全く降る気配は無く、時おり日が差してくるほどでした。しばらく待っていると、参加者の皆さんが続々と到着、その多くは常連さんですが、事前の天気予報の割りには今回もなかなか盛況です。まあ、多くの皆さんはフルガードを装着した旅行車に乗っていますからね(笑)

 その後、12時過ぎに参加者30人で集合写真を撮影して、今回のメモリアルラン自体はこれで無事お開きです。解散後、私は今回はソロで杖突峠〜林道日影入線の松尾峠〜林道日向入線〜後山〜有賀峠という行程をこなして、14時20分に諏訪中央公園に戻りました。この行程は距離は短いものの、上り下りが連続するのですが、今回は全く疲労を感じることもなく、人気の無い山間の新緑と山里の風景を存分に楽しむことが出来ました。

 駐車場で一休みしてから14時45分にクルマで出発、帰路の中央高速は終始雨中の走行となり、大月からはいつものように渋滞していましたが、19時前には帰宅しました。今回も今井マジックによってサイクリング中は全く雨も降らず、なかなか良い一日を過ごせました。電動アシストをサイクリングに使用することについては、色々な考えもあると思いますが、疲労を軽減した上で、時間に余裕を持って景色を楽しむことに専念出来るという点は、あらたな楽しみの一つであると実感しました。


走行データ

 ※ツーリングレポートトップページの一覧表から行程表のMS-EXCEL版ファイルがダウンロード可能です。

 1.走行記録 走行記録  2.プロフィールマップ プロフィールマップ  3.コース図 <ルートラボ:https://yahoo.jp/yVxso1コース図

フォトレポート

5時30分に自宅を出発し、諏訪中央公園の駐車場には7時40分に到着。今回の相棒はPanasonicの700×35C電動アシストクロスバイクである。

8時20分、駐車場を出発。

いつものように諏訪大社に立ち寄り、ランの安全を祈願。

いつものコンビニに到着。既に何人かの参加者が先着していた。ここで昼食と飲み物を補給。

今日は電動アシストで、多分(笑)皆さんとペースが合わないだろうと、一足先に出発して安国寺交差点を右折。

安国寺の集落の中を進む。

定点撮影地点。八ヶ岳の山容も今日は雲に隠れている。

安国寺トンネル出口との合流地点に到着。峠の茶屋までは約6km、平均勾配6%のアップヒルだが、今回は何分で上がれるかな?

このカーブの先から、本格的な登り勾配となる。

時おり陽も差すようになり、ヒメハルゼミの鳴き声も騒がしくなる中を快調なペースで登って行く。

のんびりとペダルを回していても、こんなペースです。

いつもの小休止地点もそのまま通過。こんなに楽でいいのだろうかと、思わず自責の念にかられる・・・・ことは無かった(笑)

道路幅拡張工事が行われていた。
いつものビューポイントは草木が茂ってきて、いまいちの展望。

ビューポイントからほんの一登りで、馴染みの茶屋が見えてきた。

10時4分、杖突茶屋に到着。息切れもせず、汗もかかず、安国寺交差点から23分で登ってきてしまった。

定点撮影ポイント。今回はさすがに霧ヶ峰方面は霞んでいた。
しばらく一人で待っている内に参加者の皆さんも続々到着。なんとなく冷たい視線を感じるのは気のせい・・・・ですよね?

素晴らしい仕上がりのタンデムを囲んでいますが、ハンドルをまっすぐ支えて何をしているのでしょう。
超軽量ランドナー。なんと7kg台らしい。実用性を落としていない各部の軽量化工作がとても参考になる。

集合写真撮影。天気が心配だったにもかかわらず今回も30名ほどが参加された。
平均年齢は毎年上がっているだろうけど、皆さん元気です。

12時15分、茶屋を出発。先に出発していた参加者の何人かを追い越すが、背中から「ずる〜い」の声が(^^;

杖突峠ピークから一気に駆け下りて、林道日影入線に入る。
ピークの松尾峠まで10%近い勾配が続く林道日影入線をぐいぐいと登って行く 。

松尾峠に到着。

松尾峠から1kmほど下り、今度は林道日向入線に入る。それにしても、「日影入」線、「日向入」線という林道名称は誰が決めたんでしょう。

わずかに残っていたダートの登りも、グラベルキング35Cとアシストパワーで楽々。

林道日向入線のピーク。

そろそろ人里が近くなってきた。

後山集落に入る。田植えも終わり、静かなたたずまい。

定点撮影地点。今回は左奥から走ってきた。何度も訪れているが、この一帯の雰囲気は飽きることがない。

集落の中をのんびりと進む。

集落を抜けた分岐地点。有賀峠は右奥にUターンしていく。この分岐の風景もお気に入りの場所の一つである。

有賀峠に向かう道は、このような広くて綺麗な舗装と昔ながらのやや荒れた道が混在する。

瑞々しい緑の木々の中を進む素敵な小径。
13時50分、有賀峠に到着。

有賀峠から一気に下って諏訪湖畔に戻ってきた。
14時20分、諏訪中央公園の駐車場に到着。結局サイクリング中は全く雨は降らず、今回も今井マジックが効いていた。
今回は登り標高差合計が1700m弱あり、パナソニックお得意のエコナビが作動するオートマチックモードでも、バッテリーは70%消費していた。



−−< 2018今井彬彦メモリアルラン フォトレポート 完 >−−

 

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