峠越えを中心としたサイクルツーリングの記録、ちょっと懐かしい峠みちやカタログ、70年代〜80年代のヨーロッパのロードレース、プラモデル製作などについてご紹介しています。
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2017今井彬彦メモリアルラン<2017年6月11日走行>
毎年6月の第二日曜日に開催される今井彬彦メモリアルランに今年も参加しました。
このランはニューサイクリング誌の編集長だった故今井彬彦氏を偲び、故人が好きだった信州諏訪の杖突峠に集うという集合サイクリングです。
正午に集合写真を撮る事だけが決まっていて、その前後は完全なフリーランという形式のもので、今回で16年連続16回目となります。私も16回連続の参加です。
6月第二日曜日ということで、まさに梅雨の季節真っただ中ですが、前日まで大荒れだったり、当日周辺で雨が降っていたりしていても、なぜか走っている間は雨に降られることはほとんどなく、
常連メンバーの間ではこれを「今井マジック」と言っています。
今年も事前の週間天気予報では当初は雨マークでしたが、日々予報が好転し、文字通りの好天となりました。
当日朝は自宅を5時半過ぎに出発、中央高速を小淵沢ICで降りて、道の駅「信州蔦木宿」にクルマをデポしました。ここは日帰り温泉施設も併設されているので、一風呂浴びてサッパリとしてから帰宅しようという算段です。
自転車をクルマから降ろして8時に道の駅を出発、まずは国道20号を富士見峠に向かいます。さわやかな青空の下、田植えの済んだ田んぼが続く風景を楽しみながら、ゆっくり進みます。
出発して40分ほどで富士見峠に到着、ここから安国寺までは緩い下り勾配が続き、いつも参加者が集合するコンビニには9時過ぎに到着しました。
コンビニには既に何人かの参加者が到着していました。その後も続々と参加者が集まって来て、10時少し前に7人ほどで出発しました。毎回同様、安国寺交差点からいったん旧道に入り、八ヶ岳の展望を楽しみながら皆さんと適当におしゃべりしながら登って行きます。
安国寺の集落の外れから再び杖突街道に合流すると、ここから峠の茶屋までは約6km少々の登りです。ここでしばし先頭を走るのはK女史で、数年前に初めてご一緒した頃とは比較にならないほど脚力も強くなり、軽快なペースでペダルを回しています。約3kmほど登ったところで軽く休憩としますが、一足先に出発し、いつものように茶屋手前の展望ポイントから眼下の景色を撮影してから、峠の茶屋に到着しました。その後、茶屋には続々と参加者の皆さんが到着、多くは常連さんですが、久し振りの方、初参加の方もいて、今回もなかなか盛況です。
その後、12時過ぎに参加者40人で集合写真を撮影して、今回のメモリアルラン自体はこれでお開きです。私は入笠山に向かうN氏、鏡湖に下るK氏とともに、まずは例のゴルフコース脇の登りをこなして千代田湖へ。その後金沢峠の少し先の分岐から青柳に下る金沢併用林道を下りますが、N氏も入笠山に登るのを変更したので、ここから2人で下って行きました。しばらくダートの下りですが、同業他社に勤めるN氏と、なぜか仕事の話をしながらのダウンヒルでした(笑)
林道を抜けて集落の間を一気に下ると、青柳からは再び国道20号にはいり、富士見峠を登り返します。その後、クルマをデポしている道の駅で茅野まで走るN氏とはお別れです。(N氏は結局小淵沢から輪行したとのこと)
道の駅で一休みしてから15時半にクルマで出発、帰路の中央高速はいつものように渋滞していて、帰宅は19時半でした。それでも、今回も素晴らしい好天に恵まれて、なかなか良い一日を過ごせました。
走行データ
※ツーリングレポートトップページの一覧表から行程表のMS-EXCEL版ファイルがダウンロード可能です。
1.走行記録 2.プロフィールマップ 3.コース図 ※道の駅〜富士見峠間のルートは省略 <ルートラボ:https://yahoo.jp/axv3tu>
フォトレポート
朝早い出発で渋滞も無く、道の駅には7時15分に到着。今回の相棒は700×35Cランドナーである。
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8時ちょうど、道の駅を出発。
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梅雨の季節なのに素晴らしい天気。まずは富士見峠を目指してペダルを回す。
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この手の店はすっかりさびれてしまった。高校生時分のサイクリングではよく利用したものだが。
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8時40分、富士見峠に到着。入笠山方面はもうマイカー規制が始まっているようだ。
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前方の坂室トンネルを抜ける。
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安国寺交差点に到着。このまま直進して、いつものコンビニに向かう。
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既に参加者の皆さんが食料補給がてら休息中。
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10時少し前にコンビニを出発し、安国寺交差点を右折して旧道に入る。
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定点撮影地点。八ヶ岳の山容もクッキリと見えていた。
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安国寺集落の中をのんびり登っていく。
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安国寺トンネル出口との合流地点に到着。峠の茶屋まで約6km、平均勾配6%のアップヒル開始。
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健脚のN氏は今回は「街乗り用」のマスプロ車で参加。
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しばし先頭を引いてくれたK女史は、ここでお役御免。
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いつもの休憩ポイント。
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休憩ポイントから少し登ると、そろそろ展望が開けてきた。
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昨夜のアルコールを汗で発散しつつ、元気(?)に登るA氏。
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僅かに残る旧道。
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見事な眺望を背にするY氏とは、久し振りのメモリアルラン。
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ビューポイントからほんの一登りで、馴染みの茶屋が見えてきた。
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16回目の今年も無事杖突峠に到着。
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早めの昼食を摂った展望レストランからの絶景。
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定点撮影ポイント。霧ヶ峰方面までよく見える。
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やはりお互いに気になる他の参加者の皆さんの自転車。
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その後も参加者の皆さんが続々到着する。また1年経ったんだなあと実感しながらお互いの再会を楽しむひとときが楽しい。
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正午になり恒例の集合写真撮影。今年の参加者は40名となかなかの盛況。自転車は亡きN田氏の愛車である。
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集合写真の撮影が終わるとメモリアルランは解散となるが、まだまだ歓談は続いている。
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それでも三々五々、参加者それぞれのコースで出発。また来年もお会いしましょう。
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私は、N氏、K氏とともに、まずは千代田湖方面に向かう。
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ゴルフ場の相変わらず退屈な登りをなんとかこなして、千代田湖に向かう。
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千代田湖畔沿いの道に到着。
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K氏はここで入笠山から下って来るはずの仲間を待つ。
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静かな湖畔の風景。
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千代田湖から少し走ると金沢峠。左奥の林道はかなり荒れているとのことで、今回もパスしてしまった。
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この分岐から右に登って行くと、芝平峠を経て入笠山に行けるが、今回は左側の金沢併用林道を下る。
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N氏と二人で3km弱のダートをこなし、やや荒れている舗装路を青柳方向に進む。
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金沢併用林道はここが終点。
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今までずっと見過ごしていた林道名標。
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グレー基調のウェアに赤い自転車のN氏と、赤いウェアにグレー基調の自転車の私。
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集落の間を一気に下って行く。
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青柳で国道20号に入り、富士見峠を登り返す。
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クルマをデポしている道の駅でN氏とはお別れ。N氏は輪行で帰る。
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14時50分、道の駅に無事到着。
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−−< 2017今井彬彦メモリアルラン フォトレポート 完 >−−