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SLTM 2016年9月度 クラシックロードの集い<2016年9月25日走行>

 9月25日の日曜日、2016年9月度のSLTM(埼玉ランチタイムミーティング)に参加してきました。 SLTMは埼玉在住の自転車仲間諸兄を中心として、原則月1回開催されています。 通常は見沼を中心としたポタリングと大宮公園近くのファミリーレストランでのランチというメニューですが、今回は年2回、春と秋に開催されるスペシャルイベント「クラシックロードの集い」としての開催です。

 私は、いつものように、保有自転車の中でレギュレーションに適合する唯一の自転車であるNakajima製ロードで参加しました。この自転車は、サカエロイヤルESLのチェーンホイール・シートピラー・ステムと、サンツアーシュパーブの駆動系、吉貝のサイドプル、極東のペダル、藤田のシームレススーパーサドルなどでまとめた国産クラシックパーツ仕様となります。






主催者(世話人)による開催案内は以下の通りです。

ロードバイクのブームに流されることなく、・・・ 途中一部省略 ・・・「ベテランサイクリスト☆」が集まって、「古い自転車★」を操ってマイペースで遊びましょう。

☆参加者のレギュレーション・・・年齢制限はありませんが、結果としては年寄りかも

  • 「古い自転車」の判る人・・・楽しい会話に参加する条件ですね
  • 運動不足で登りが苦手な人・・・世話人 他
  • 脚力、持久力はあるが、実力は見せつけず控えめな人
  • 年寄りをいたわる優しい気持ちの持ち主・・・世話人は特に重視しております
  • 「レーシングジャージ」着用のこと
  • 物分りが良く、寛容な人・・・多少の「レギュレーション違反」には文句は言わない

★参加車(クラシックロード)のレギュレーション・・・編者注.昨年までは"(が望ましい)"という記載は無かったはず?

  • 変速はエルゴ&STI不可(Wレバーもしくはバーエンド・コントロールその他)
  • 7段変速まで(が望ましい)
  • ブレーキアウター付き(が望ましい)
  • トウクリップ&ストラップ装着(が望ましい)
  • 編者注.下記は今回新たに追加されたレギュレーション・・・
    「クラシックロードの集い」とはいえ、60km〜70kmをサイクリングすることを目的としています。2〜3q走っただけで壊れるような部品や、走ることが出来ないような古いアンティークバイクでのご参加は困ります。とは言え、パンクや突発的なアクシデントは仕方のないことですので、十分な整備と(出来ることなら)ご自身での試走をされたうえで、ご参加いただけますようお願いいたします。

走行データ

 コースは「高坂ニュータウン千年谷公園」駐車場を起点として、時計回りに鳩山町〜嵐山町〜滑川町を巡る周回コースで、今回は約70kmです。細かな起伏はありますが、全体的には里山の景色の中をのんびりと走れるプランです。

 ※ツーリングレポートトップページの一覧表から行程表のMS-EXCEL版ファイルがダウンロード可能です。

 1.走行記録 走行記録  2.プロフィールマップ プロフィールマップ  3.コース図<ルートラボ:http://yahoo.jp/2TzRKf

コース全体図


フォトレポート


今回はそこそこ距離も走りましたので、コメントも付加しています。

集合場所の千年谷公園には8時過ぎに到着。もうほとんどの参加者が到着していた。
こちらも自転車を降ろして出発準備。
出発前のブリーフィング。今回は約20名の参加である。
出発前の集合写真撮影。
メルクスカラーのコルナゴというだけでもすごいのに、この自転車は当時のモルテニチームの監督の当時の愛車そのものということにビックリ。ウェアもバッチリ。

ということで8時50分に出発した。

いつも何かしらニヤッとするような小物を持ってくるTさん、今日はグランヴェロのリュックサックを背中に。

本日のコースの最初にして最後の峠(笑)を登って来た面々の顔には満足感が漂っている(かな?)

沿道には鈴なりの物言わぬ観客が。

そんな観客の前を静かに通り過ぎるプロトン。

本日のマリアローザの愛車はジャンニ・モッタ。

ファエマチームとモルテニチームのOBですか?

彼岸花が咲き誇る道をフランスチャンピオンが通過して行く。

フランスチャンピオンを追うのは何故か2人のアルカンシェル

この小高い丘の先には本日最初の補給ポイントがある。

補給ポイントのパン工房シロクマに到着し、しばしエネルギー補給。ここは多くのサイクリストが立ち寄る人気店であるが、アウター出し・Wレバー・トークリップのロード『レーサー』がこんなにまとめて集まることは多分滅多に無いでしょうね(苦笑)

エネルギー補給も済んで、元気にペダルを回す皆さん。

JR八高線明覚駅でトイレタイム。この駅は「関東の駅百選」に選定されている。

自転車から降りると直ちに始まる自転車談義。本当に皆さん、愛すべき自転車オバカさんである。

先頭からチネリ・スーパーコルサ、ナガサワ、ワタナベ。

こちらはエディ・メルクス、トーエイ、アルミフレームのプジョー。

駅には八高線のキハ110系が到着。

カンパニョーロのParis-Rubex。

ここまで順調に走って来たプロトンであるが、ついにトラブル発生。カンパニョーロトリプルチェーンホイールのインナーがチェーンステーに接触するというトラブルである。

さすがにクランク抜き締め工具はなく、インナーリングは外せないので、インナーリングとクランクアーム間のスペーサーを抜いて隙間を空けるという方法で対処した。

それにしても、修理を見守るのはわずか3人で、ほかの皆さんはこれ幸いと休憩を取っている・・・ようにも見えるが、皆さんベテランばかりであり、ご本人も含めてこの程度であればトラブルには入らないと安心しているのである。

稲刈りも始まり、そろそろ秋の気配が。

お地蔵産と毘沙門天に見守られて。

しばらくはごく緩い起伏をこなして行く。

もう間もなく本日の昼食ポイントである。

昼食場所の「のこのこ」に到着。

だいぶ色あせたウルトラセブンがお出迎え。

ここのランチはピザ+パスタ+ミニサラダ+ドリンクで800円とお安く美味しい。ゆっくりと味わってお腹も一杯になったところで記念撮影。

さて、きょうの後半の行程がスタート。

木漏れ日の中を気持ち良く進む。

歩行者と自転車を一応は分離しているが、あまり意味は無いような気も。

カッコいい小型重機で一気に稲刈り。

昼食後結構いいペースで20kmほど走ってきて、ここで小休止。

某世話人さまのコルナゴ。8速スプロケット、エアロブレーキレバー、完組ホイール・・・なるほど、だからレギュレーションに『望ましい』とね。

ブレーキレバーの穴明け、ステムや肩への彫刻は、若かりし頃に憧れました。

残りは約15km。頑張りましょう。

ヴォーグに乗った本日唯一の女性参加者は、先ほどから何度となく「あと何キロ〜?」と。

ちょっとお疲れ気味の皆さん。

そして15時50分、約71kmを走って千年谷公園に到着。

いつもコースリーダーを務めて下さるKさんから締めの挨拶。それにしても今日は天気も爽やかで、大したトラブルも無く、全員揃って無事予定通りのコースを走り切れて何よりでした。



−−< SLTM 2016年9月度 クラシックロードの集い フォトレポート 完 >−−

 

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