峠越えを中心としたサイクルツーリングの記録、ちょっと懐かしい峠みちやカタログ、70年代〜80年代のヨーロッパのロードレース、プラモデル製作などについてご紹介しています。
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2016今井彬彦メモリアルラン<2016年6月12日走行>
毎年6月の第二日曜日に開催される今井彬彦メモリアルランに今年も参加しました。
このランはニューサイクリング誌の編集長だった故今井彬彦氏を偲び、故人が好きだった信州諏訪の杖突峠に集うという集合サイクリングです。正午に集合写真を撮る事だけが決まっていて、その前後は完全なフリーランという形式のもので、今回で15年連続15回目となります。私も15回連続の参加です。
6月第二日曜日ということで、梅雨の季節真っただ中ですが、前日まで大荒れだったり、当日周辺で雨が降っていたりしていても、なぜか走っている間は雨に降られることはほとんどなく、雨具を着て走ったのは2006年の1回のみ。常連メンバーの間ではこれを「今井マジック」と言っています。
私が今回予定した行程は、いつものように安国寺から杖突茶屋に登り、更に少し登ったピークから鏡湖方面に下るというものです。
私は当日朝自宅を6時過ぎに出発、中央高速を諏訪ICまで走り、諏訪中央公園にクルマをデポし、8時10分に出発しました。途中諏訪大社上社に立ち寄ってから、安国寺交差点手前のコンビニで食料を補給します。今年もコンビニには続々と参加者が集まって来て、10人ほどのメンバーで10時に出発しました。今回は天気も良く、八ヶ岳の展望を楽しみつつ、皆さんと適当におしゃべりしながら登って行きます。
最近の減量のおかげか、今回は割合軽快な調子で登ることが出来て、茶屋手前の展望ポイントまでは自分のペースでペダルを回します。展望ポイントで写真撮影している内にN氏とY氏が登って来られたので、3人で茶屋に到着しました。その後茶屋には続々と参加者の皆さんが到着、多くは常連さんですが、久し振りの方、初参加の方もいて、いつもながらなかなか盛況です。
その後、12時過ぎに恒例の集合写真を撮影して、メモリアルラン自体はこれでお開きです。私は当初予定していたコースを変更して、N氏、U氏、S氏と4人で、茶屋から少し登ったところの分岐から一気に下る林道(杖突峠旧道?)を走りました。ところどころ荒れているダート路面ですが、今日は26Cという太め(笑)のタイヤのおかげで特に問題無く下っていきました。
県道に出たところで茅野から輪行で帰る3人とはここでお別れです。私は高島城経由で諏訪湖に戻り、15時過ぎに諏訪中央公園を出発、帰路の中央高速はいつものように大渋滞でした。今回は走行距離は短いものの、初めて走った森の中の静かなダートが思いの外いい雰囲気で、なかなか良い一日となりました。
走行データ
※ツーリングレポートトップページの一覧表から行程表のMS-EXCEL版ファイルがダウンロード可能です。
1.走行記録 2.プロフィールマップ 3.コース図<ルートラボ:http://yahoo.jp/2f6ILf>
フォトレポート
渋滞も無く、8時前には諏訪中央公園に到着。今回からクルマもインプレッサとなった。
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今回初参加の方のWATANABE。よく見ると、オーナー自らの手によるスペシャルかつ実用的な工作がいくつもあって、とても勉強になる自転車である。
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8時10分に出発、県道16号を安国寺のコンビニを目指してペダルを回す。
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今年は上社に立ち寄った。
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御柱が飾ってあった。
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ご当地キャラクターすわひめ。
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上社をあとにしてしばし走ると、いつも立ち寄るコンビニが見えてくる。
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ここで食料補給しながら、参加者の皆さんを待つ。
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10名弱でコンビニを10時ジャストに出発。いつものように安国寺交差点を右折して旧道に入る。
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定点撮影地点。今回八ヶ岳もクッキリと見えていた。
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安国寺集落の中をのんびり登っていく。毎年参加される奈良のI氏も元気にペダルを回している。
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安国寺トンネル出口との合流地点に到着。ここから杖突茶屋までは約6km、平均勾配6%の登りである。
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ベテラン揃いの皆さんは、思い思いのペースで走っていく。
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何人かずつ小グループとなって、楽しく歓談しながらペダルを回す。
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私はY氏、N氏と3人で。
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いつもの休憩ポイントを経て、そろそろ展望が開けてきた。今回は青空の下、遠くまでよく見渡せるのが嬉しい。
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わずかに残っている旧道。ほんの20メートル程度ではあるが、わざわざそちらへ。
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前方の右カーブを抜けるとまもなく、個人的にお気に入りのビューポイント。
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NTTの電話施設があるこの場所は、眼下の諏訪市街と霧ヶ峰方向の遠望を望めるビューポイントである。
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ビューポイントで写真撮影中に追いついてこられたY氏とN氏の3人で茶屋へ向かう。
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ほんの一登りで、馴染みの茶屋に到着。元気なY氏はそのままピークまで登って行った。
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茶屋到着は11時ちょい過ぎだった。
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幹事役のN氏の自転車。木リムに合わせた色調でコーディネートされていた。
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定点撮影ポイント。霧ヶ峰方面までよく見える。
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その後も参加者の皆さんが続々到着。参加者名簿への記帳と集合写真代を忘れずにね。
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その後も参加者の皆さんが続々到着。毎年この日にしかお会いしない人もいれば、年に何回かご一緒する人もいるが、また1年経ったんだなあと実感しながらお互いの再会を楽しむひとときである。
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正午になり恒例の集合写真撮影。本日の参加者は34名と結構多いほうかな。
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毎年1回、ここでお会いするお二人。相変わらずお元気で何より。
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集合写真の撮影が終わるとメモリアルランは解散となり、参加者それぞれのコースで出発。
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私は当初予定していたコースを変更して、N氏、U氏、S氏と4人で、茶屋から少し登ったところの分岐から一気に下る林道(杖突峠旧道?)に入った。
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入口からいきなりダートであるが、静かな森の中を行くなかなか素敵な道である。
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ところどころ、路面が草に覆われていて、道だか原っぱだか見分けがつかないところもあった。
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軽量タイヤを履いたU氏は、荒れているところではのんびり押して下り、タイヤを労わる。
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途中、結構荒れているところもあり、皆さん慎重に下っている。
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轍は意外に荒れていて、凹みに気を付けて走らねばならないところもある。
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林業経営農業組合統合記念碑と、将来(?)の御柱の若木。若木は何本か育てられているようだ。
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御柱の前で、おごそかに(笑)集合写真を撮影。
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再び下り始めると舗装路に変わった。
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ここから県道16号に下ることになる。
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金沢林道や富士見からの下りも同様だが、この一帯は集落に入ると結構な急勾配で一気に下るところが多い。
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下り切ると県道16号に合流する。
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県道に出たところで茅野から輪行で帰る3人とはここでお別れである。3人は茅野駅に向かう。
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こちらはここからソロで高島城に向かう。
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高島城に到着。高島城は別名「浮城」とも呼ばれ、400年ほど前の慶長3年、豊臣秀吉の家臣「日根野織部高吉」により築城された。昭和45年5月に天守閣が復興され、今は資料館となっている。(以上、諏訪市ホームページより抜粋)
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城郭の形式は連郭式平城である。かつては諏訪湖に突き出した水城で「諏訪の浮城(すわのうきしろ)」と呼ばれていたが、江戸時代初めに諏訪湖の干拓が行われ、水城の面影は失われた。しかし、浮城の異名を持っていたことから日本三大湖城の一つに数えられている。(以上、ウィキペディアより抜粋)
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高島城を後にし、諏訪湖畔沿いに諏訪中央公園に戻る。
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14時20分、諏訪中央公園に到着。一休みしてから、15時過ぎに帰宅の途に着いた。
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−−< 2016今井彬彦メモリアルラン フォトレポート 完 >−−