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2015今井彬彦メモリアルラン<2015年6月14日走行>

元ニューサイクリング誌編集長今井彬彦氏生誕百年 毎年6月の第二日曜日に開催される今井彬彦メモリアルランに今年も参加しました。今年は諸事情で1月2日の走り初め和田峠以来、今までサイクリングに出掛けられませんでしたので、今回が本年2回目のサイクリングです。

 このランはニューサイクリング誌の編集長だった故今井彬彦氏を偲び、故人が好きだった信州諏訪の杖突峠に集うという集合サイクリングです。正午に集合写真を撮る事だけが決まっていて、その前後は完全なフリーランという形式のもので、今回で14年連続14回目となります。私も14回目の参加です。

 6月第二日曜日ということで、梅雨の季節真っただ中ですが、前日まで大荒れだったり、当日周辺で雨が降っていたりしていても、なぜか走っている間は雨に降られることはほとんどなく、雨具を着て走ったのは2006年の1回のみ。常連メンバーの間ではこれを「今井マジック」と言っています。

 私の今回の行程は、初めて開催された2002年の反対回りで、安国寺から杖突茶屋に登り、更に少し登ったピークから千代田湖〜金沢峠と辿って、芝平峠との分岐地点から国道20号の青柳に下るというものです。

 私は当日朝自宅を6時過ぎに出発、中央高速を諏訪ICまで走り、諏訪中央公園にクルマをデポし、8時20分に出発します。いつものように安国寺のコンビニに立ち寄って食料を補給しますが、今年は出足の早い方が多く、コンビニには続々と参加者が集まって来ます。結局、集まったメンバー19名で早くも集合写真を撮影したのち、いくつかのグループに分かれて出発しました。

 9時40分、私はU野氏と2人で走り始めましたが、途中で追いついてきた初参加のmako10君と3人で茶屋に到着です。その後茶屋には続々と参加者の皆さんが到着、今井さんの生誕百年という記念イベントとあって関心を持たれた方が多かったようです。参加者には、いつも幹事を引き受けて下さっているN堀氏から生誕百年記念ピンズもプレゼントされました。

 その後、12時半過ぎに参加者50名で集合写真を撮影して解散となり、私は入笠山に上がるというHさんと金沢峠の先の分岐までご一緒させていただき、良く締まったダートを下って青柳から諏訪中央公園に戻りました。

 今回は久し振りのサイクリングとなりましたが、大した距離でもない上、減量効果もあってか、楽しい登り下りを味わい、多くの皆さんと歓談も出来て、帰路の中央高速は渋滞したももの、良い一日となりました。

走行データ

 ※ツーリングレポートトップページの一覧表から行程表のMS-EXCEL版ファイルがダウンロード可能です。

 1.走行記録 走行記録  2.プロフィールマップ プロフィールマップ  3.コース図<ルートラボ:http://yahoo.jp/qj1UUIコース全体図

フォトレポート


渋滞も無く、8時前には諏訪中央公園に到着した。天気もまあまあである。

このお二人も早い到着である。

8時20分に出発、まずは安国寺のコンビニを目指してペダルを回す。

いつも立ち寄る上社であるが、今回は帰りに立ち寄ることにして、そのまま通過する。

8時50分、いつものコンビニに到着。間もなく奈良のIさんやSさんが到着。

今回は皆さん出足が早く、9時過ぎには続々とお集まりである。今井さんの生誕百年というのがあるのかもしれない。

旧車ファンの人達のアルファロメオ・スパイダーとシトロエン・アミ。我々自転車好きにはクルマ好きも意外に多く、何人かでクルマのオーナーさんと結構話が盛り上がってしまった。

古典的スポーツカーの文法通りのダッシュボード。最近のクルマは水温計すら無くなりつつあるが、この5連メータと、シンプルな3本スポークのステアリングホイールがいいですなあ。

十速会会長の呼び掛けで、早くも集合写真を撮影。あのぅ、もうここで解散ですかあ?

ここから杖突茶屋までのルートは何通りもあるが、鏡湖経由の皆さんに先行して、こちらはUさんといつものように安国寺から登ることにして出発した。

定点撮影地点。今回は残念ながら八ヶ岳は霞んでいた。

落ち着いたたたずまいの安国寺集落をのんびり登って行く。

安国寺トンネル出口との合流地点。ここから杖突茶屋までは約6km、平均勾配6%ちょっとの登りとなる。

今回は法面補修のための片側通行区間があった。

新緑がみずみずしく、気持ちの良い登り。

UGOのレーシングジャージが格好良いUさん。

前方の右カーブを抜けると、そろそろ展望が開けてくる。

NTTの電話施設があるこの場所は、眼下の諏訪市街と霧ヶ峰方向の遠望を望めるビューポイント。

途中で追いついてきたUさんと初参加のm君。

ビューポイントでの撮影を済ませて一登りすれば、目の前にお馴染みの茶屋が見えて来る。

10時45分、茶屋に到着。安国寺のコンビニを例年より1時間ほど遅く出発したため、今回はすでに何人か到着されていた。

定点撮影ポイント。雨の心配はまったく無いが、やや雲が多いかな。

その後も参加者の皆さんが続々到着し、そこかしこで歓談が始まる。この日にしかお会いしない人もいれば、年に何回かご一緒する人もいるが、また1年経ったんだなあと実感するひとときである。

個人的に今回注目の1台目。パナのPOSフレームに最新のXTR Di2とULTEGRA Di2を装備している。XTR Di2は、シンクロシフト機構により変速操作時には前後メカが自動的に最適の組み合わせで連動するというすごい仕組みになっている。こういう最新の機構は実際に使ってみて初めて気付く点も多いし、私も使ってみたいが、ちょっと高価過ぎる点がなあ。

個人的に今回注目の2台目。こちらは山音製輪所謹製のフレームにサンエクシードと旧サンツアーでまとめており、左の自転車とは対極的であるが、オーソドックスな佇まいがとてもいい感じ。もっとも、ダウンチューブ裏側にもボトルケージ台座がロー付けされていて3ボトル装備可能なところに、オーナーさんの素性が伺い知れるけれど(笑)

そう言えば、いつもはきっかり正午に登場する鏡湖グループが来ないなあと思っていたら、道中色々あったらしく(笑)、今回は12時半の到着だった。

なにやら折れ曲がったマッドガードがフロントバッグに。これは道中色々あった内の一つらしい。

ということで、どうやら全員無事揃った。さて、そろそろ集合写真の撮影である。

恒例の集合写真撮影。本日の参加者はなんと50名。さすがに生誕百年記念だけありますなあ。

集合写真撮影をもって、メモリアルラン自体は解散。こちらは13時過ぎに、入笠山に上がるというHさんと連れだって千代田湖〜金沢峠方面に向けて出発した。
※Iさん、写真お借りしました。

ここが杖突峠であり町境である。そのまま追加し、ゴルフ場脇のあまり楽しくはない登りへ。

ここは例年きつく感じるのだが、どうやら減量効果で今回はそれほどでもなかった。ここから道は一旦下るが、その先はまた登り返しである。

13時40分過ぎ金沢峠に到着。ここから荒れた林道で下ることも出来るが、更にもう少し先へ進む。

昨年に続いてHさんと走る。会話しながらの道中は不思議と疲れを感じないものである。

Hさんからは入笠山へのお誘いも受けていたが、今回はここから青柳に下ることにしており、更に登って行くHさんとはここでお別れ。

しばらくはダートの下りが続くが、路面はそれほど荒れておらず、ときおり道を横切る排水溝箇所さえ気を付ければ、26Cタイヤでも特に支障は感じない。
芝平峠に続く道との分岐地点。

既に使っている方も多いと思うが、ルートラボにアップロードしたコースをスマホのブラウザに表示してGPS連動させると、現在地点をリアルタイムで更新表示する。分岐が多い林道をソロで走っている時にはとても便利。

沢の流れる水の音とハルゼミの鳴き声を聞きながら、小休止。みずみずしい緑の木々の下、実に心地良いひとときである。

下り始めて3km弱でダートも終了。ここからはあまり手入れはされていないものの、とりあえず舗装の下りとなる。

最近問題になりつつるある自撮りとは違うよね(笑)

路肩が崩れて補修中の箇所もあった。

林道はここで終点。ここからは開けた斜面に沿って、集落の間を下って行く。

前方は八ヶ岳連峰。

途中で目に止まった双体道祖神。

田植えも始まり、いかにもこの時期らしい風景。

14時50分、集落を抜けて国道20号に合流。ここからUターン方向にハンドルを向け、クルマをデポした諏訪湖に向かう。

諏訪大社上社にちょっと立ち寄り。

境内で見掛けた、諏訪ひめが表示されている自販機。最近はやたらこういうキャラクターが多い。

ちなみに、諏訪ひめは諏訪市公認キャラクターだそうだ。

上社を出発してからは淡々とペダルを回して、15時半過ぎに諏訪湖に戻ってきた。

クルマをデポした駐車場で顔を洗ってサッパリとし、一休みした後、帰路に着いた。



−−< 2015今井彬彦メモリアルラン フォトレポート 完 >−−

 

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