峠越えを中心としたサイクルツーリングの記録、ちょっと懐かしい峠みちやカタログ、70年代〜80年代のヨーロッパのロードレース、プラモデル製作などについてご紹介しています。

2015年走り初め和田峠＜2015年1月2日走行＞

　1月2日の金曜日、2015年の走り初めとして和田峠を越えてきました。今回は当初、醍醐林道経由で和田峠に向かい、その後は神奈川県側に下ってから栃谷坂沢林道を走ろうと思っていましたが、峠から少し下ったところで通行止めとなったままとのことで、和田峠に着いてから往路の行程を決めることにしました。

　8時過ぎに自宅を出発、いつものように多摩川CRを日野まで走り、日野橋から甲州街道に入って八王子市内の追分交差点から陣馬街道を進みます。夕焼け小焼けの里を過ぎて、路面がうっすらと雪に覆われている箇所が増えてきました。

　醍醐林道起点には11時過ぎに到着し、ここからの上りでは、所々1、2センチ程度雪が積もっていました。相変わらず結構きつい勾配の雪道を走っていると、路面には真新しい2台の自転車のタイヤ跡があります。雪の路面に刻まれたタイヤ跡の幅とトレッドパターンはどう見てもMTBのそれではありません。果たして、しばらくすると前方に今日ご参加いただいたt-bikesさん、441Mさんのお姿を発見。お二人に追いついてからは3人で登り、醍醐峠を越えて、和田峠には12時半に到着しました。

　和田峠には陣馬高原下から登って来られたもう一人の参加者の44110さんが既に到着していて、今回は総勢4人となりました。
　さてここで昼食とするのですが、いつもはこの日も開いていた茶屋が今回は休みです。残念ながら温かいカップ麺はお預けとなりました。441Mさんと44110さんが火器を取り出して、持参したカップ麺を食べているのを横目に見ながら、こちらは冷えたパンをかじっているのでした。

　昼食も終わり、そろそろ体も冷えてきたので、集合写真を撮って下ることにします。44110さんは醍醐林道へ、残りの3人は陣馬高原下方向に下ります。こちら側は雪はほとんど無いものの、ところどころで路面が凍っているところがあり、慎重に下っていきます。かなり下ったところで、後から「パンク〜」の声が。441Mさんのリヤタイヤにはごく細いワイヤーのようなものが刺さっていました。5分ほどでスペアチューブと交換して再び下って行き、夕焼け小焼けの里の駐車場で、ここまでクルマで来られたt-bikesさんが離脱しました。私と441Mさんは更に陣馬街道を進み、西八王子駅手前で、輪行で帰宅する441Mさんとはここでお別れです。ここからはソロで走って16時半頃に無事帰宅しました。

走行データ

　※ツーリングレポートトップページの一覧表から行程表のMS-EXCEL版ファイルがダウンロード可能です。

　1．走行記録 　2．プロフィールマップ 　3．コース図

フォトレポート

自宅を出発して最初の小休止はいつものように多摩川CR終点。正面には富士山が綺麗に見えている。		日野橋から甲州街道〜追分〜陣馬街道と辿っていくと、路肩には年末に降った雪がうっすらと残っていた。
前方の標識には「陣馬高原下バス停〜和田峠通行可、但し和田峠から先通行止」と表示されている。		和田峠への分岐を見送り、醍醐林道方面に直進すると、路面にも雪が残っている。
陽が当たるところの雪はすっかり溶けているが・・・		陽が当たらないところは、このように一面の積雪である。
林道醍醐線の起点に到着。ここからしばらくは結構な勾配が続く。		ギヤを落として登り始めると、真新しい2台の自転車のタイヤ跡が。太さからみて、MTBではないので、今日参加していただいた方かな？

この勾配をやり過ごすと、多少勾配も緩やかになってくる。

前方に休憩している方を発見。やはり今日参加していただいたt-bikesさん、441Mさんだった。		ここからは3人で登って行く。
そしてこの雪道を抜けると・・・		展望が開ける緩斜面に出る。醍醐林道で一番お気に入りのところである。
暖かい日だまりの下をのんびりペダルを回して行く。		12時20分、醍醐峠に到着した。
ホーククラウンとプレーキの間には雪がびっしり。		醍醐峠からいつもの短いダートを下ると和田峠が見える。
和田峠に到着。今日のもう一人の参加者の44110さんが既に到着していた。残念ながら茶屋はお休み。		やはり神奈川県側はまだ通行止めである。
さすがにロードは登ってこず、峠には我々のフルガード装備の旅行車だけ。		12月30日〜1月15日は駐車料金が1,000円と書かれていた。

昼食も済ませて集合写真撮影。

陣馬高原下から登って来て醍醐林道を下る44110さんを見送ってから、陣馬高原下に下る。		ところどころ凍結している道を下り、日だまりに出たものの、空気が実に冷たい。
かなり下ったところで、後から441Mさんの「パンク〜」の声が。		441Mさんのリヤタイヤにはごく細いワイヤーのようなものが刺さっていた