峠越えを中心としたサイクルツーリングの記録、ちょっと懐かしい峠みちやカタログ、70年代〜80年代のヨーロッパのロードレース、プラモデル製作などについてご紹介しています。
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2014今井彬彦メモリアルラン<2014年6月8日走行>
毎年6月の第2日曜日に開催される今井彬彦メモリアルランに今年も参加しました。
このランはニューサイクリング誌の編集長だった故今井彬彦氏を偲び、故人が好きだった信州諏訪の杖突峠に集うという集合サイクリングです。正午に集合写真を撮る事だけが決まっていて、その前後は完全なフリーランという形式のもので今回で13年連続13回目、私自身も13回連続での参加です。
さて、前日の土曜日は各地で大荒れの天気となりました。これは13回目にしてついに本格的な雨中のランになるかなと気を揉みつつ、雨具もしっかり準備して当日朝を迎えます。クルマに自転車を積み込んで出発した5時半過ぎも雨はしっかり降っており、中央道を走行中もところどころで結構な雨の中の走行となりました。
デポ地点の諏訪中央公園には7時半少し前に到着、自転車を降ろし、まだポツポツ降っている中を7時55分に出発しました。いつもの食料調達場所の安国寺手前のコンビニに到着して、食料を調達後、少し様子を見ますが、心なしか雨はほぼ止みそうな感じです。それどころか、安国寺交差点を右折して、いつものように杖突峠に向かって登り始めて間もなく、なんと雲が切れて太陽が照り始めてくるではありませんか!
10時に杖突茶屋に着いたときには、上空に爽やかな青空が広がってきて、天気予報は何だったんだとスマホで雨雲レーダーを見てみると、諏訪湖から南側一帯が見事に雨雲無し。
ということで、13回目となった今回のラン、いつもにも増して強い今井マジックに守られて、その後も気持ち良いランを楽しんだのでありました。
走行データ
※ツーリングレポートトップページの一覧表から行程表のMS-EXCEL版ファイルがダウンロード可能です。
1.走行記録 2.プロフィールマップ 3.コース全体図 - ルートラボ http://yahoo.jp/rvi4mH
フォトレポート
自宅近くのICから乗ったときは雨が降っていたが、小淵沢を過ぎた辺りで青空の下に八ヶ岳の美しい山並みが。
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7時23分、諏訪中央公園に到着。
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7時55分、諏訪中央公園を出発。時たまポツッとくるものの、雨具が必要無い程度である。
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田植えの済んだ田んぼの向こうには雲に霞む八ヶ岳連峰。
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まだほとんど人気のない諏訪大社上社。
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この標識が見えて来ると、安国寺はもう間もなくである。
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いつも立ち寄るセブンイレブン茅野安国寺店。ここで昼食を調達し、軽く朝食を摂るのもいつものパターン。
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まだ朝早かったので、さすがに誰も来ないということでコンビニを出発したら、Kさんが茅野方向から到着。これからコンビニということだった。
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8時46分、安国寺交差点に到着。まずは旧道に入り杖突峠に向かう。先ほどまでポツポツ降っていた小雨も止んだ。
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毎年八ヶ岳方向を撮影する定点ポイントその1。
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集落の間の旧道を走っていると、雨雲が切れ始めて、ほどなく太陽が顔を出した。
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新道トンネル出口との合流地点に到着。ここから本格的な登りとなる、
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毎年八ヶ岳方向を撮影する定点ポイントその2。
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ここから伊那まで33km、高遠まで25km。
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走り慣れた杖突峠みちをのんびり上っていく。今年もエゾハルゼミの鳴き声が騒がしいが、この鳴き声があってこそのメモリアルランという気もしている。
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ここも毎年必ず写真撮っているなあ。
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集合時間にはまだかなり早いし、日が差してきて結構暑くなってきたので、小休止。行き交うクルマもまだ少ない。
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この峠路は道路の端が結構荒れているので、クルマのエンジン音が聞こえない間は中央寄りを走って行く。
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眺望が開けてくるこの辺りもお気に入り。右奥は霧ヶ峰方面だが、あちらはどんよりとした雨雲に覆われている。
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安国寺から登ると唯一残っている旧道は、50mも無いくらいだけど、とりあえずこちらを走る(笑)
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NTT施設脇のビューポイント。
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ビューポイントでの撮影を済ませると、青空の下にお馴染みの屋根が見えて来た。
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ということで、10時ちょうど杖突峠に到着。
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定点撮影ポイント。すっかり晴れ上がった空の下の諏訪湖と市街の眺め。
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雨という天気予報のためか、バイクもクルマも少なく、静かなものである。
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なんなんでしょう、この青空。今年もまた『今井マジック』が効いているのは間違い無さそう。
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私の次に到着したm-Kさんと、幹事役のN堀さん。
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その後相次いで、本日の参加者の皆さんが到着し始める。なんと奈良の大ベテランIさんがヘルメットを被っている。
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到着した皆さんはいつものように自転車談義。
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昨日までの大荒れの天気がウソのようである。
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はるか手前の笹子から自走してきた健脚のHさん。自転車は前後ディスクブレーキ付きの旅行車である。
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本日の参加者22名が揃ったところで恒例の記念撮影。今回で13回目だが皆勤賞は何人かな?
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記念撮影を済ませるとメモリアルラン自体はこれで解散。これ以降はフリーランであり、私は予定通り松尾峠〜後山集落〜有賀峠コースを走るが、今回は健脚のHさんとaさんの3人で走ることになった。
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ゴルフ場脇のピークを過ぎると、豪快なダウンヒル。
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せっかくのダウンヒルはここまで。ここから右に入り、林道日影入線に入る。
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この舗装林道は起点からピークの松尾峠まで、距離は大したことはないが、ひたすら登り勾配が続く。勾配は平均8.5%というところ。
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健脚のお二人はいいペースで上って行く。
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一踏ん張りして、町境でもあるピークの松尾峠に到着。
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お二人は余裕のご様子。さすが。
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ここからもみじ湖までは一気のダウンヒルである。
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7kmほど下るともみじ湖畔の道となる。分岐地点の橋上で一休み。
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もみじ湖を過ぎると、後山集落までは森の中を進む細い一本道となる。
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ところどころ、このような廃屋を目にしながら、のんびりとペダルを回して行く。
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道の下にたたずむ廃車はNコロのライトバン。
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幸いこのコースを気に入っていただけたようで、とりとめもない会話を楽しみながら走るお二人。
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このあたりまで来ると、生活感を感じられるようになる。
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山里の雰囲気を味わいながら小休止。
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この先で犬に吠えられると後山の集落である。
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後山集落。
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集落を抜けて来ると道は二又に分かれ、有賀峠は右奥にUターンしていくことになる。この分岐は、後ろを振り返った先の風景と遠望がなんとも言えずいい佇まいで、私のお気に入りの場所の一つである。
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分岐を後に有賀峠に向かう。ここは唯一センターラインが引いてある部分。
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微妙な上り下りをこなしながら進む。
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ここは結構スピードが上がる下り。
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瑞々しい緑の木々の中を進む素敵な小径という感じ。
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ということで15時過ぎ、有賀峠に到着。
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峠から諏訪湖方向は一気に下る急な下り道となる。
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ハイペースで下って行くと、あっという間に諏訪の市街が見えて来る。
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輪行で帰るHさんとは、下り切った豊田有賀交差点でお別れ。
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aさんと二人、諏訪湖中央公園のクルマデポ地に向かう。
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諏訪湖畔。
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15時半、駐車場に到着。今井マジックのおかげで、今回のメモリアルランも存分に楽しむことが出来た。
参加された皆様、また来年もお会いいたしましょう。 |
−−< 2014今井彬彦メモリアン フォトレポート 完 >−−