My PASS-HUNTING 06

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 My PASS-HUNTING    06



 私にとって初めての峠越えらしい峠越えは、東京は陣馬街道の和田峠である。
 初めて越えたのは1973年1月2日。自転車は初代の丸石エンペラーで27×1・3/8のホイールにフロントのギヤレシオは50×44という、今考えると変わった仕様だった。元旦に甲州街道の大垂水峠を越えて相模湖YHに宿泊し、翌日2日に神奈川県側から陣馬街道を登った。今は完全舗装でロードトレーニングコースという感じだけど、当時はもちろんダートで、いかにも峠越えという感じのする道だった。まあ、『東京のサイクリストなら一度は越える』と言われていた定番コースである。
 和田峠から八王子側への下りもダートが長く続き、その後も何度も走ったが、いつ行っても峠にはランドナーが何台もいたものだった。
 和田峠みちでは、峠手前から見下ろすヘアピンカーブの光景が好きだった。2004年3月に久しぶりに訪れた時は、高く茂った植林が邪魔して、このカーブがよく見えなくて残念だったかな。
 

 

 



 −−文と写真 <GAMI>

 


和田峠は標高688m。ここから陣馬山頂上までは階段状の登りが20分ほど続く。晴れていれば山頂からは新宿の高層ビル群もよく見える。ここから八王子方面の下りはカーブもきつく、ハイキングのクルマや人も多いので、気をつけて下って行こう。
 

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